株式会社スクウェア・エニックスは、現在開発中のWii/Wii U用RPG「ドラゴンクエストX　目覚めし五つの種族　オンライン」（ドラゴンクエストX）の新情報を公開した。

　公開された新情報は、エルフの故郷「エルトナ大陸」の見どころ、ならびに注目キャラクターとなっている。

【「ドラゴンクエストX」の商品概要】

■ 自然豊かなエルフの故郷「エルトナ大陸」

　自然と共生する種族であるエルフの故郷。全体的に森や平原が多く、建造物は東洋風の様式で統一されている。この大陸には、「ツスクル地方」、「アズラン地方」、「イナミノ街道」、「カミハルムイ領南」、「落陽の草原」、「スイの塔」といったエリアが存在する。

【ツスクル地方】	【アズラン地方】	【イナミノ街道】
ツスクルという村の周囲に広がる平野。農作物を育てる畑があり、村人たちの生活の場にもなっているようだ	森林のようなエリア。大陸の中央部に位置し行き交う人々が多いためか、灯篭や石畳など人の手が加えられたものが所々に見られる	大陸の東西をつないでいる長い街道。湿原が近くしばしば霧が出ることがあるため、街道一帯に生えている植物も特徴的だ

【カミハルムイ領南】	【落陽の草原】	【スイの塔】
王都カミハルムイの南に位置する。川には鮮やかな木製の橋が架かっており、木々からは美しい花びらが舞い散っている	大陸の西側にある草原で、紅葉した葉や草が生い茂る趣のある風景を楽しめる。そんな風景とは裏腹に、草原の奥には「奈落の橋」と呼ばれる橋が存在するらしい	湿原にそびえる巨大な塔。内部は迷路になっており、モンスターも生息している。頂上までたどり着くと……

■ エルトナ大陸の注目キャラクター

　エルトナ大陸で展開される物語には、印象的なキャラクターが数多く登場する。今回はそのうち、大好きな人形をいつも抱えている「フウラ」、風の町アズランの領主「領主タケトラ」、ツスクルの村を治める巫女「巫女ヒメア」、大陸のとある場所に住む怪獣「怪獣プスゴン」、風の化身「カムシカ」の5キャラを紹介する。

【フウラ】
ツスクルの村にある学舎に通う少女。天真爛漫で普段は明るく振る舞っているが、劣等感が人一倍強く、たまに自分を責めることもある。一方、故郷のアズランでは、特別な素質を持つ者として期待されていたようだ

【領主タケトラ】
フウラの父。近年、アズランでトラブルが増えていることに頭を悩ませている。娘のフウラには、愛情ゆえに厳しく接するが、互いに想いをわかりあえないままでいる

【巫女ヒメア】
普段は屋敷の奥にこもっているため、その姿を見られる者はほとんどいない。風の力を操ることができ、その能力を使って人々を正しい道へ導く

【怪獣プスゴン】
大陸のとある場所に住む巨大な怪獣。わがままな性格で、カワイイものに目がなく、欲しい物は力ずくで手に入れようとする。乙女のような趣味だが、性別はオス

【カムシカ】
エルトナ大陸に生息し、“風の化身”と呼ばれるシカ。言葉は話せないが、なぜかフウラの側にいてフウラを見守っている