ワーカービー、Android「R-TYPE」が「SMACON」に対応

Bluetoothを使用するゲーム専用ワイヤレスコントローラー


・「R-TYPE」
価格:630円(無料のLITE版もあり)

・「SMACON」
4月20日 発売予定
価格:12,800円



「SMACON」に対応した「R-TYPE」。これによって、本来のアーケード版により近い感覚で遊べるようになった

 株式会社ワーカービーは4月19日、Android用横スクロールシューティング「R-TYPE」において、スマートフォン向けゲーム専用コントローラー「SMACON(スマコン)」に対応したと発表した。「R-TYPE」のユーザーは、操作方法を「アーケードモード」にすることで「SMACON」での操作が可能になる。

 「SMACON」は、株式会社シンテックが開発したAndroid用ゲーム専用ワイヤレスコントローラー。4月20日より全国で発売され、価格は12,800円となる。対応OSは、Android OS 2.3以上。iOSについては将来的に対応したいとしている。

 「SMACON」は、コントローラーの本体となる部分と、端末を挟み込むクリップ部分で構成されている。その特徴は、端末とBluetooth通信を使ってゲームを遊べる点と、コントローラー部分とクリップ部分が着脱可能になっている点にある。

 クリップをコントローラーの上部に装着した状態では携帯ゲーム機のように扱え、クリップ部分を外してテーブルなどに置けば端末が即席の縦置きモニターへと早変わりする。クリップは角度を自由に変えられるので、様々な機種の大きさに対応できる。

 また通信距離は約10mまで動作確認されているので、大きいモニターにHDMI出力などすれば、端末をコンソール機のようにも使用できる。

 実際に「R-TYPE」で遊んでみた感触としても、操作にラグもなく非常にスムーズで、何より操作のために画面を隠さなくていい点がポイントだ。昨今のゲーム機用の洗練されたコントローラーに比べれば簡素だが、その分重さも約89g(本体のみ。クリップ除く)と軽いので、操作感に不満を覚えることもないし、持ち運びの面では丁度いい。

 スマートフォンが多く普及するようになり、端末の性能も徐々に上がっている中で、状況に合わせてプレイスタイルを変えられる「SMACON」は、“いつでもどこでも”ゲームがしたいという人にとって興味深いアイテムになるのではないだろうか。


【スクリーンショット】
電車の中で、飛行機の中で、喫茶店で、リビングでと、様々な場面での利用例が思い浮かぶ「SMACON」。モバイル端末で本格的にゲームをやる時代がやってきたことを感じた。対応するゲームも続々増えているという

【「SMACON」を使ったプレイムービー(3場面)】
「STANDARD」
「REMOTE CONTROL」
「TV MONITOR」

(C)IREM SOFTWARE ENGINEERING INC.
(C)2011 ported on Android by DotEmu SAS and distributed in Japan by Worker Bee Inc.

(2012年 4月 19日)

[Reported by 安田俊亮]