NEXON/Valve、「カウンターストライクオンライン2」の共同開発を発表

最新バージョンのSource Engineを採用、新モードも収録予定


4月5日発表



 株式会社ネクソンの韓国法人NEXON Koreaは、米Valve Corporationと提携し、オンラインFPS「カウンターストライクオンライン2」を開発する事を発表した。展開予定地域は韓国、中国、台湾に加えて、日本も含まれ、サービス開始時期は未定。ビジネスモデルはアイテム課金制を予定。

「カウンターストライクオンライン」のゲーム画面。このメタルアリーナやゾンビモードなど、「CSO」はオンラインゲームとしてアップデートを繰り返すことにより、「CS」とは異なる独自の進化を遂げているところが大きな特徴となっている

 「カウンターストライクオンライン2」は、日本を含め、アジア地域で高い人気を誇るオンラインFPS「カウンターストライクオンライン(Counter-Strike Online:CSO)」の続編に当たるタイトル。現在、Valveでは米Hidden Path Entertainmentと共同で、「Counter-Strike(CS)」シリーズの12年ぶりの新作となる「Counter-Strike: Global Offensive」の開発を行なっているが、「CSO」にも新作が登場することになる。

 「カウンターストライクオンライン2」では、ValveのゲームエンジンSource Engineの最新バージョンを採用し、よりリアリティを追求したグラフィックスと、攻撃時の操作感やリアクションなど、いわゆる“打撃感”と呼ばれる表現をさらに追求していく。続編には、既存のオリジナルモードのほかにも、多様な新しいコンテンツも追加していくとしている。

 今回の提携で、ネクソンは、日本、韓国、中国、台湾、そして東南アジア地域の包括的なパブリッシング権を獲得しており、オンラインFPSの人気が高いアジア地域をメインターゲットに前作以上のヒットを目指していく。


【Counter-Strike: Global Offensive】
こちらはValveが2012年のリリースに向けて開発を進めている「Counter-Strike: Global Offensive」。現行世代の美しいグラフィックスと、新しいマップ、ゲームモードで、12年ぶりに「CS」が蘇る。「CSO2」ではこれと同等かこれを上回るグラフィックスが期待されるところ

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(2012年 4月 5日)

[Reported by 中村聖司]