タイトー、中国市場にAndroid用ソーシャルゲーム「特工大戦」を展開

グリーとTencentの業務提携によるサービス展開第1弾


11月30日 提供開始



 株式会社タイトーは、グリー株式会社と中国Tencentとの業務提携に基づく中国市場でのサービス展開として、「Tencent Wireless Open Platform for Community」にてAndroid用ソーシャルゲーム「特工大戦」の提供を開始した。

 グリーとTencentは1月に業務提携し、両社のプラットフォームの仕様共通化や、開発パートナーに対するローカライズなどのビジネス支援を行なっている。「Tencent Wireless Open Platform for Community」は、SNS「GREE」をプラットフォームとして、デベロッパーがアプリケーションを提供できる仕組みで、「GREE」と「Tencent」の双方でのソーシャルアプリケーションの展開を容易にする。

 「特工大戦」は日本では「SPY WARS」という名前でフィーチャーフォン向けにサービスされているソーシャルゲームで、「Tencent Wireless Open Platform for Community」を利用して中国向けに提供される最初のソーシャルゲームとなる。情報機関のエージェントとなったプレーヤーが、次々と降りかかる危機から世界を救うために、仲間とともに任務を遂行する。他国のエージェントが隠し持つ機密情報を奪うバトルや、スパイ小説さながらのストーリー展開なども見所。


【スクリーンショット】
日本ではフィーチャーフォン向けに提供されているタイトルだが、中国ではAndroid向けのサービスが開始された

(2011年 11月 30日)

[Reported by 石田賀津男]