「SDガンダム カプセルファイター オンライン」10月5日実装機体先行体験レポート
主役は俺だ! デスティニーガンダム登場、レジェンドガンダムも参戦


10月5日 実装


 CJインターネットジャパン株式会社は、Windows用オンラインアクション「SDガンダム カプセルファイター オンライン(以下、「SDGO」)」において、10月5日に「デスティニーガンダム」、「レジェンドガンダム」を実装する。今回も機体を体験してきたので、ムービーとともに紹介したい。

 「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」において“ザフト軍最強MS”を目指して作られた「デスティニーガンダム」がついに登場する。豊富な武器をRキーで切り替えて使う強力な機体だ。そして「レジェンドガンダム」は敵を包囲しオールレンジ攻撃が可能な「ドラグーン・システム」を装備、どちらもS機体にふさわしい高性能機だ。

 今回はこの2機体に加え、9月21日に実装された「ボルトガンダム」、「ブラストインパルスガンダム」も併せて紹介したい。重厚なモビルファイター「ボルトガンダム」と、中距離中・遠距離の戦いを得意とする「ブラストインパルスガンダム」はどちらも強く、戦い方をより工夫していきたくなる機体だ。


■ デスティニーガンダム

・万能型(チョキ機体)
・Sランク

 「デスティニーガンダム」は、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」において“ザフト軍最強MS”を目指して当時の技術を結集し、シン・アスカ専用機体として調整されたMSだ。機体である。「アロンダイト ビームソード」と、「高エネルギー長射程ビーム砲」という、「インパルスガンダム」のソードシルエット、ブラストシルエットの主武装を発展させた武器を基本装備として持ち、背部のウイングユニットで高速機動を実現している。ウイングユニットは出力増大に伴い「光の翼」が発生し、同時代のMS全てを凌駕する機動性を発揮する。

 光の翼や掌に装備された「パルマフィオキーナ 掌部ビーム砲」等で強烈な存在感を示すものの、キラの「ストライクフリーダムガンダム」やアスランの「インフィニットジャスティスガンダム」に今一歩及ばなかった。しかし様々な武装を持ち、光の翼を広げた姿は格好よく人気の高い機体である。

 「SDGO」の「デスティニーガンダム」はRキーで中距離と近距離を使い分けられる、使い勝手のいいSランクのチョキ機体だ。中距離モードの場合は武器1が「フラッシュエッジ2 ビームブーメラン」。2発当たり、ダメージも大きい。武器2が「高エネルギービーム・ライフル」。連射力もある使い勝手のいい武器だ。武器3が「高エネルギー長射程ビーム砲」で、太く当てやすいビーム。必殺技はビームを一定時間発射するタイプだ。

 近距離モードは光の翼を広げ残像を出して移動する。武器1の「アロンダイト ビームソード」は範囲が広く、強力な格闘武器だ。武器2の「パルマフィオキーナ 掌部ビーム砲」は連打で攻撃力が増し、敵のブースターゲージがダウンする。また、スキル1にHP50%以下の時ユニットの動きが速くなり、ブースターがアップ、サーチ範囲が拡大し、全ての攻撃力がアップするという「SEED覚醒EX」がある。「デスティニーガンダム」はHPは低めなので要注意だが、強力な武装がそれらを補ってくれる機体だ。


装備のバランスがいい「デスティニーガンダム」。右は近距離モードで光の翼を展開、残像が出る
パワフルな近距離モード。中央の「パルマフィオキーナ 掌部ビーム砲」は当たると爽快だ。一方でブースターゲージの消費が激しく感じた

【デスティニーガンダム】

自在にモードを切り換え戦場を高速で動き回る


■ レジェンドガンダム

・遠距離型(パー機体)
・Sランク

 「レジェンドガンダム」は「機動戦士ガンダムSEED」で最後の敵として印象深い「プロヴィデンスガンダム」の後継機にあたる。「デスティニーガンダム」と同時期に開発され、レイ・ザ・バレルが搭乗する。機体から分離しオールレンジ攻撃を行なうドラグーン・システムが特徴的だ。

 「SDGO」での「レジェンドガンダム」はRキーでドラグーン・システムを使う遠距離モードと、ビームサーベルを使う近接戦モードに切り替えられるが、ちょっとした“制約”がある。遠距離モード時に武器3のドラグーン・システムを使用した場合、ドラグーンが減った状態だとモードの切り換えができなくなってしまう。ドラグーンをまず使い切ってゲージが回復したら切り換えといった形で、常に残弾を頭に入れておく必要があるだろう。

 遠距離モードでは武器1が「高エネルギービーム・ライフル(高出力)」になっていて、1撃でゲージがなくなってしまうが強力なビームが撃てる。武器2は連射できる「高エネルギービーム・ライフル」だ。近距離モードでは武器1が「ビーム・サーベル」で、武器2がドラグーンを前に倒しての強力なビーム攻撃を行なう。ドラグーンの縛りはあるものの、習熟することで、遠距離と近距離を使いこなした戦い方ができそうだ。


遠距離モードでは2種類のビーム・ライフルを使い分ける。ドラグーン・システムは使い所に注意だ
遠距離モードで武器3を2発以上使ってしまうと、近距離モードにチェンジできない。武器の振りは早く、近寄られた場合にも十分対処できるので、ゲージに注意したい

【レジェンドガンダム】

モード切替に癖があるものの、こちらも遠近に幅のある戦い方ができる


■ ボルトガンダム

・近接格闘型(グー機体)
・Aランク

 「ボルトガンダム」は「機動武闘伝Gガンダム」に登場する機体で、パワーファイターのアルゴ・ガルスキーが搭乗するネオロシア代表MF(モビルファイター)だ。肩に装備されている鉄球「グラビトン・ハンマー」をビームチェーンで振り回し、敵を粉砕する。パイロットと同じ強烈なパワーが最大の武器だ。

 「ボルトガンダム」も他のMFと同じようにグー機体だ。武器1の「格闘」に関しては若干だが出が遅く、速い機体との格闘戦の場合、打ち負けてしまうと感じた。しかしその威力は凄まじく、敵の体力をごっそり削る。当てるための工夫をすることで活躍できそうだ。武器3のグラビトン・ハンマーは範囲が広く当てやすい。攻撃の要として使っていきたい。

 武器2のバルカン砲は格闘機体にはありがたい射撃武器。「ボルトガンダム」はスキルに2「鉄壁守備」があり、HP30%以下の時ユニットの防御力が大幅に上がるがダッシュ速度が下がってしまう。いかに敵に肉迫し、そのチャンスを活かすかがテーマとなりそうだ。


パワフルな「ボルトガンダム」。バルカンも駆け引きに有効だ
強力なグラビトン・ハンマー。敵を捉えるためにも積極的に当てていきたい

【ボルトガンダム】

敵にどう近づくかがテーマとなる「ボルトガンダム」。自分のリーチ、タイミングもマスターしておきたい


■ ブラストインパルスガンダム

・遠距離型(パー機体)
・ARランク

 「ブラストインパルスガンダム」は、「インパルスガンダム」に火力強化用のシルエット「ブラストシルエット」を装備した形態だ。「インパルスガンダム」は様々な状況に合わせ換装式バックパック「シルエット」を装着することで対応できる。ブラストシルエットは「ケルベロス高エネルギー長射程ビーム砲」や、「デリュージー超高初速レール砲」などいくつもの遠距離攻撃用の武器を持っている。

 「SDGO」ではパーのAR機体だ。武器3が追尾能力のある「GMF39 4連装ミサイルランチャー」で、武器2の「デリュージー超高初速レール砲」で牽制しつつミサイルで敵の体力を削る。遠距離機体だが、どちらかと言えば中距離での戦いに適した機体という印象だ。

 武器1の「デファイアントビームジャベリン」はリーチがあり、突っ込んでくる敵に有効だ。主武装の「ケルベロス高エネルギー長射程ビーム砲」は必殺技に使う。一定時間ビームを出し連続してダメージを与える技で、積極的に使っていきたいところだ。


近距離戦もこなす「ブラストインパルスガンダム」。武器2の爆風の範囲は狭い
武器3のミサイルは近距離戦は苦手。中~近距離でどう立ち回るかが課題となりそうだ

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・毎日放送
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.
※画面・仕様は開発中のものです

(2011年 9月 30日)

[Reported by 勝田哲也]