スパイク、PS3/Xbox 360「DEAD ISLAND」の最新情報を公開
南国の楽園で巻き起こる“ゾンビアウトブレイク”アクション


10月20日発売予定

価格:8,190円

CEROレーティング:未定


 株式会社スパイクは、10月20日に発売を予定しているプレイステーション 3/Xbox 360用アクション「DEAD ISLAND(デッドアイランド)」の最新情報を公開した。価格は8,190円で、CEROレーティングは審査予定。

海岸線に木造のヴィラが立ち並ぶ美しい南国リゾートの風景。小高い山の上にある近代的な建物が主人公らが滞在する5つ星ホテル「ロイヤルパームスリゾート・オブ・バノイ」

 「DEAD ISLAND」は、“バノイ島”と呼ばれる架空の南国の楽園を舞台にしたフリーローミングスタイルのアクションゲーム。開発はUbisoftの西部劇アクション「Call of Juarez」シリーズの開発元として知られるポーランドのゲームデベロッパーTechland。発表そのものは2007年とかなり古く、4年の月日を経たことで“飛行機事故により南国の無人島に不時着した主人公一家”という米人気テレビドラマ「LOST」そっくりの初期プロットからストーリーも大きく変化している。

 主人公一家は、パプアニューギニア沖の赤道の南、オーストラリアの真北に位置するバノイ島にバカンスで訪れ、5つ星のリゾートホテル「ロイヤルパームスリゾート・オブ・バノイ」に滞在し、家族水入らずで休暇を楽しむことになる。バノイ島は、近年まで島の大半が未開の地で、文明から隔離された世界だったという。潤沢に生い茂る森林や山々、汚れのない純白の砂浜……。地勢的にインドネシアのバリ島を彷彿とさせるまさに南国の楽園となっている。

 ところが、バノイ島で原因不明の人々がゾンビ化するアウトブレイクが発生したことで状況が一変する。主人公は生き残るためにゾンビ達と戦い、島からの脱出を目指していく。ゾンビは島全体に棲息し、プレーヤーを待ちかまえる。主人公ら勇敢な生存者達を軸に、クラシックなゾンビ映画にインスパイアされた重厚な物語が展開されるという。

 物語は、主人公を中心としたメインストーリーのほかに、他の生存者にまつわるストーリーもクエストという形で用意。島は複数のエリアで構成され、メインストーリーを進めていくことで、ゾンビアウトブレイクの真相を発見する事ができるようだ。

 「DEAD ISLAND」のバトルシステムは、バットやバールといった近接武器を中心とした1人称の格闘バトルがメインとなる。フィールドで発見できる武器は、パドル、鉈、バール、ハンドガン、ライフルなどで、プレーヤーは、至る所に落ちているアイテムを武器として使用し、大量のゾンビを相手に戦い抜いていくことになる。

 またフィールドには武器として使用できるアイテムのほかに、素材も拾うことがあり、特定の武器と素材を組み合わせることでより強力な武器へとカスタマイズすることができる。島では重火器は貴重品となるため、日用品を改良して新たな武器を作り上げることが重要となる。

 なお、本作にはRPGとしてキャラクターの成長要素も存在する。主人公のあらゆるアクションが成長に関わってくるという。また、最大4人によるオンライン協力プレイも搭載する。詳細については後日公開するとしている。


【スクリーンショット】
南国の楽園が一転してゾンビに満ちた地獄の世界へ

【バトルシーン】
バトルシーンでは主人公以外に、女性を含む他の生存者の姿も確認できる。最大4人による協力プレイが可能と言うことで、Valveの「Left 4 Dead」シリーズのような阿鼻叫喚の対ゾンビバトルが楽しめそうだ

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(2011年 7月 19日)

[Reported by 中村聖司]