セガ、DS「ぷよぷよ!!」と「ニコニコ本社(TEA ROOM 2525)」がコラボ!
細山田氏「ユーザーが集まれる場所にしたかった」
2Fで販売されるコラボメニュー |
3Fで販売される「ぷよぷよ」グッズ |
本日、7月14日に発売となった株式会社セガのニンテンドーDS用ソフト「ぷよぷよ!!」と、「ニコニコ本社(TEA ROOM 2525)」のコラボレーション企画として、7月14日~8月31日の期間、「ニコニコ本社」の2階「TEA ROOM 2525」では「ぷよぷよ!!」コラボメニュー、3階「ニコニコショップ」ではぷよぷよオリジナルグッズの先行発売が行なわれる。
コラボメニューは「ぷよぷよゼリーソーダ」が600円、「ぷよぷよらくがきパンケーキ」が600円。オリジナルグッズは「ぷよぷよキャンディ」が各500円(全5種)、「ぷよぷよ!!Tシャツ」が各2,000円(全2種、Mサイズ・Lサイズ)となっている。
期間中に「TEA ROOM 2525」に来店した方には、「緑ぷよ」、「赤ぷよ」、「黄ぷよ」、「青ぷよ」、「紫ぷよ」の全5種類のコースターの中から1つがプレゼントされ、同じ色のコースターを4つ集めると、その場で「おじゃまぷよコースター」がプレゼントされる。
7月13日、このコラボメニューのマスコミ向けの試食会が行なわれた。同作のプロデューサー、細山田水紀氏も来店し、コラボメニューの説明などを行なった。
細山田氏によれば、「ぷよぷよ」はアーケード版の大会などでユーザー間のコミュニティが生まれたが、ここ数年は家庭用タイトルとなったこともあり、ユーザー同士のコミュニケーションを取れる場所がほしいと考え、「ニコニコ本社」とのコラボレーションを考えたという。親子でも訪れやすいよう期間も夏休みを設定したそうだ。
「ぷよぷよ!!」のユーザー層は若年層から年配層まで幅広いため、メニューも価格を抑えつつ監修を行なって決定したとのこと。また、ユーザーからグッズに関しても要望が多かったため、20周年記念のこの年をきっかけに作ってみようということで動いたという。当然デザインチームの細かい監修が入り、オリジナルキャンディは手作り、Tシャツも2タイプ作るなど、こだわって作られているという。
さて、コラボメニューの試食にあたって、細山田氏が実際に「ぷよぷよらくがきパンケーキ」に「赤ぷよ」を書いてみせてくれた。このメニューは3つのパンケーキとアイス、そしてマーブルチョコレートがトッピングされたもので、パンケーキの上にチョコとジャムで絵を描くことができる。
細山田氏いわく、「チョコレートで線を描く前に、あらかじめナイフなどで軽く溝をつけ、眼のところはパンケーキを掘っておくとやりやすい」とのこと。なぜ溝を掘るかというと、周りをジャムでコーティングした場合、チョコとジャムがくっつくと、時間がたつとにじんでしまうから。イラストのイメージに忠実にしようとすると輪郭線を太くしたくなるが、ジャムもチョコもできるかぎり少なめに使うようにするときれいに仕上がるという。
記者も実際に絵を描いてみた。最初は細山田氏のアドバイスどおり溝を掘ろうかとも考えたのだが、そうすると時間がかかってしまい、アイスが溶けてしまう。チョコレートをできる限り少なめにして輪郭を描いて、ジャムをコーティングしていくことにした。狙い通りチョコレートを薄くつけていくと、パンケーキに吸われていき、それほど盛った感じにはならなかった。実際にしあげてみるとなかなか楽しいのだが、絵心がやはり必要かなと感じられた。
もう1つのコラボメニュー「ぷよぷよゼリーソーダ」も試飲してみた。色とりどりのグミ?のようなものと、酸味のあるゼリーがソーダと組み合わせられている。ゼリーとグミのようなものを吸い込んでも問題ないように、かなり太めのストローが用意されている。甘すぎないように配慮されたとのことで、すっきりした飲み味と冷たさが夏にぴったりのメニューとなっている。
3階の「ニコニコショップ」の入口付近には、「ぷよぷよ」コーナーが設けられている。ここだけ、というグッズは用意されていないものの、先行販売される2つのグッズ、そしてバスエッセンスなどグッズと、「ぷよぷよ!!」通常版、限定版「アニバーサリーボックス」が販売されていた。
また、2階と3階で「ぷよぷよ!!たいけんばん」のダウンロードサービスも行なわれる。ニンテンドーDSシリーズを持っていけば、その場で体験版がプレイできるので、訪れる人は忘れないようにしよう。
細山田氏が実際に絵を描いて見せてくれた | |
こちらはスタッフが作ってくれた見本 | 一口で1枚平らげてしまった細山田氏(笑) |
プレゼントされるコースター。裏側に公式サイトなどのURLが | 自分でも絵を描いてみました。がっかりな出来栄えに…… |
「ぷよぷよゼリーソーダ」はすっきりとした後味 | 店内は「ぷよぷよ」関連の展示が行なわれる |
(C)SEGA
(2011年 7月 14日)