株式会社コーエーテクモゲームスは、現在運営中のプレイステーション 3/Windows用オンライン海洋冒険RPG「大航海時代 Online ～Tierra Americana～」において、7月12日に大規模アップデート「Chapter 2『Vinland』」を実施する。新都市ローマが追加されるほか、オリジナル奥義の導入や戦闘バランスの見直しなどが行なわれ、ゲームが大きく変化しそうだ。

　ローマは、パリ、フィレンツェに続いて登場した内陸都市の第3弾となる。ナポリから馬車を利用して移動することとなり、初級航海者でも訪れることができるという。中心には巨大な円形闘技場「コロッセウム」があり、陸上戦の腕を競うことができる。

　陸上戦の見直しに関しては入門者でも挑戦しやすいように、利便性の向上に重きを置いて行なわれる。まず、陸上戦のコマンド入力から実行までの反応速度が向上。また、石化や麻痺、毒などの状況変化攻撃を受けても、“耐えて効果を受けない”といったケースが発生するケースが登場する。この時、解毒剤といった陸戦状態回復の効果があるアイテムのみ使用できるようになる。アイテムスロットに登録しておくとさらに便利だろう。

　3つ目は、使用しないアイテムを外すことで戦闘中に使いたいテクニックをすぐに使えるようになる。このほかにも、スキルの修得条件が緩和され陸上戦で必要となるスキルを修得できる地域が増えるほか、敵NPCからテクニックを修得できる機会が増える。まｔ、陸上戦の全体的な調整の一環として戦闘テクニックの強化やバランス調整が実施される

【内陸都市にローマ登場】

【陸上戦を改革】

　コロッセウムでは、まずはNPC受付に話をして挑戦するミッションを選択。ミッションには個人戦と団体戦（艦隊戦）があり、NPCを相手に腕試しを競い合うこととなる。戦闘準備を行ないミッションを開始し、NPCと戦闘を行なう。このとき、参加メンバーの数やレベルによって敵NPCの数やレベルも変化していく。戦闘中にボーナスアクションを狙っていくことでスコアの増加にも繋がる。

　制限時間内に特殊勝利条件を満たせば勝利となる。ミッションを達成すればスコアが表示され、プレーヤーの陸上戦の腕を評価してくれる。また、達成報酬としてアイテム「ローマコイン」が入手できる。このローマコインを貯めてNPCの“交換係”のところに持って行くと、色々な褒賞と交換してもらうことができる。中には貴重なアイテムも用意されているという。

　プレーヤーは、修得したテクニックを自由に組み合わせ、オリジナルの奥義を作ることができるようになる。オリジナルの奥義は1つしか登録することはできないが、前述の「ローマコイン」さえあれば何度でも納得のいくまで作り直すことができる。自分の戦闘スタイルに合わせたオリジナル奥義を作ることが重要となる。

　オリジナル奥義の制作は、まずは基本となるテクニックを設定し、そこに追加テクニックを最大4つまで加えていく。追加テクニックの組み合わせによっては特殊な効果が付くこともある。

　組み合わせが決まるとオリジナルの名前をつけることとなる。名前は表示されたものから選ぶか、完全にランダムにつけることもできる。

【オリジナル奥義の作成】