ネクソン、大人向けMMO「セブンソウルズ」の日本サービスを発表
今夏サービス開始、大人向け(?)のティザートレーラーを公開


今夏サービス開始予定

利用料金:無料(アイテム課金制)



 株式会社ネクソンは、韓国CR-SPACEが開発したMMORPG「セブンソウルズ」を日本でサービスすることを明らかにした。4月27日にティザーサイトをオープンし、同時にクローズドβテスト(CBT)の募集を開始する。募集規模は1万人で、CBT後にオープンβテストを実施し、今夏中のサービスインを見込む。ビジネスモデルは基本プレイ無料のアイテム課金制。

【「セブンソウルズ」のティザーPV】

 「セブンソウルズ」は、日本ではガンホーがサービスを行なった「ドデカオンライン」などを開発した韓国CR-SPACEが開発している大人向けのMMORPG。韓国では2010年春より正式サービスを開始し、CBT公開1週間で最大同接4万人、累計利用者数38万人を達成したという。

 この“大人向け”という表現は、韓国で18歳以上の成人用MMORPGとしてサービスされていることから、他のゲームとの差別化を狙いとして、ネクソン独自で定めたもの。韓国で成人用に指定された理由は、血しぶきが上がるなどの表現の部分や、女性キャラクターの露出の多さなどのアダルトな要素、そして韓国ではかなり厳しく規制されているゲーム内ギャンブルの要素があるため。ネクソンとしては初めて大人向けのMMORPGとしてサービスされる。キャッチコピーも「お子様お断り、オトナのMMORPG」とし、大人向けのプロモーションを展開予定としている。

 実際のゲーム内容は、トレーラーを見て貰えればある程度つかめるように、派手なスキルと打撃感を特徴としたMMORPGで、大規模戦闘を数時間ごとに繰り返すという密度の濃い世界観が魅力となっている。

 そのほかにも経験値をためることでスロットを回せ、ゲームマネーやアイテム、経験値などが当たる「ジャックポットシステム」や、アイテムや素材を組み合わせることで新しいアイテムを作成できる「キューブシステム」といったユニークなシステムを搭載している。


(2011年 4月 20日)

[Reported by 中村聖司]