ガマニア、MMOSRPG「ラングリッサー シュヴァルツ」の最新情報を公開
最新トレーラーと共に3勢力の詳細やキャラクター、都市情報などが明らかに!


2011年第4四半期サービス予定

利用料金:未定


 株式会社ガマニアデジタルエンターテインメントは、現在開発中のWindows用オンラインゲーム「ラングリッサー シュヴァルツ」の最新情報を公開した。「ラングリッサー シュヴァルツ」のサービススケジュールは2011年第4四半期のスタートを予定し、ビジネスモデルは未定となっている。

 今回公開されたのは、プレーヤーが選べる3つの勢力「光」、「帝国」、「闇」の都市や詳細な設定について。東京ゲームショウ2010では、発表と同時にプレイアブル出展されたが、その後は開発状況が伝わって来ず気になっていた人も多いのではないだろうか?

 「ラングリッサー シュヴァルツ」は名作シミュレーションRPG「ラングリッサー」の世界観を使ったタクティカルアクションRPG。ユニットを連れて戦闘するという「ラングリッサー」の伝統を引き継ぎつつ、アクション性を取りいれた戦闘が特徴だ。またオフラインのシリーズでは敵として登場していた勢力に所属できるのもシリーズのファンには興味深い部分だろう。

 東京ゲームショウの段階では「2011年」とだけ発表されていた正式サービス開始の時期も、ようやく「2011年第4四半期」とより詳細に発表された。また、Facebook内のファンページもオープンし、Facebookのアカウントがあれば、開発情報や運営情報、ゲームの最新情報などをリアルタイムにキャッチすることができる。

【「ラングリッサー シュヴァルツ」最新トレーラー】



 「ラングリッサー シュヴァルツ」の世界には3つの勢力があり、プレーヤーはそのいずれかに傭兵として所属して、各勢力の失われた神秘の力を探索しつつ、敵対勢力と戦争を繰り広げて世界制覇を目指すことになる。ストーリーの核となるメインクエストは勢力ごとに異なり、プレーヤーはそれぞれの勢力が持つ価値観や勢力ごとの正義を体験することができる。以下に3つの勢力の概要と代表となるNPCキャラクターを紹介しよう。

【ストーリー】

 「ラングリッサー シュヴァルツ」の物語は諸神の時代にさかのぼる。

 神の世界が「光」と「闇」の2つの軍勢に分裂すると、闇の軍勢の混沌神「カオス」は「魔剣・アルハザード」を生み出し、人間界に降臨して全世界を破壊し血の海にしようとした。

 この混沌神の恐ろしい計画を押しとどめるために、光の女神「ルシリス」は自らが生み出した「聖剣・ラングリッサー」で混沌神を倒し、混沌神の霊と共に人々を悲惨な目に合わせた魔剣を沈黙の虚空に封印したのだった。

 しかし神の戦いが終わったのち、闇の軍勢が魔剣の封印を解き、その恐ろしい力を利用して世界を一掃しようとした。大陸を壊滅させ、闇の軍勢が完全に支配する絶望の地獄をそこに創り出そうとしたのである。

 光の勇士達は、女神の使い「ジェシカ」のもと、闇の軍勢を阻止する戦いを続けた。

 「光」と「闇」の戦いが再びその幕を上げた時、その軍事力を増大させていた「ドレイク帝国」もその機に乗じてその歩みを加速させていた。「帝国」の統治者は人の生み出す力が世界を制し、戦争を終わらせることができると固く信じていた。そのため新秩序建設の名のもとに、重装部隊を率い、四方に戦いを挑んでいく……。






光の女神を慕い、光明と平和を守り続ける

【光の軍勢】

 光の騎士団は決して自ら戦争を仕掛けることはなく、世界各地に散在し、信仰深く、光の女神に従い、命を掛けて女神の使者「ジェシカ」と光の末裔を守っている。

 ある救援活動中に光の騎士団は、闇の軍勢の目的が世界の一掃であり、ひそかに魔剣の復活を企てていることを知り驚愕した。封印が解かれ再び世界が暗闇に包まれ、また血の海になることを阻止するため、女神の従者達は結集し、唯一「聖剣・ラングリッサー」が使える光の末裔と共に、闇の軍勢に立ちはだかるべく力の限りを尽くした。


光の都市 聖地プラリス
光の軍勢
光の軍勢代表 魔法使い「ジェシカ」
「光の女神・ルシリス」の人間界における代言者的地位にある。


軍事力による秩序ある新世界の建設


【帝国軍】

 急速に勃興したドレイク帝国、彼らは信仰に頼らず、人類自身の力を固く信じ、自らで秩序ある世界の建設できると考えている。

 帝国史上最年少の皇帝である「ティカール・D・テスラー」が「大科学者ゾイ」の補佐を受けて即位した。大陸の紛争に対し、苦しむ民を前に帝国としての使命を果たす決意に一糸の乱れもなかった。

 繰り返される光と闇との戦闘を経て、彼らは軍事力によってのみ世界を統一でき、永久の平和をもたらすことができると考えていた。そのため、無理やり周囲に戦いを仕掛け、躍起になって領土を拡大しようとし、たとえその非を責められ罪を背負おうとも、依然として自分達の正義を貫き、自らの手で戦争の決着をつけようとした。


帝国都市 ドレイク帝国
帝国軍
帝国軍メインキャラクター 皇帝「ティカール・D・テスラー」
幼いながら、堅実な考え方をもち、帝国の使命を果たすべく、軍隊の指揮をとる。


劇的な改造、破壊のみが再生に必要なプロセス


【闇の軍勢】

 闇の軍勢は、世界中の汚れや腐敗の全てを目にしたため、その根源を破壊することのみが、世界を美しく再生させるための手段であると固く信じている。

 闇族は、「魔剣・アルハザード」の封印解除方法を研究し始め、同時に暗黒王子「ボーゼル」を覚醒させた。この行動が世界を守ろうとする光の騎士団の怒りに触れ、闇の勢力に深刻な痛手を負わせることとなった。

 しかし闇の人々は、どんな手段をも選ばず、強大な闇の力を得ようとしていた。「闇の勢力が絶対的な力を持つとき、世界は必ずや生まれ変われるだろう」と固く信じていたからである。


闇の都市 地底都市アビス
闇の軍勢
闇の勢力を代表する 暗黒王子「ボーゼル」
「魔剣に認められた人物」とされ、混沌神・カオスの忠実なしもべであり、闇の勢力の頂点に立つ人である。人はかれを「暗黒王子」と呼ぶ


(c)NCS/extreme
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(2011年 4月 8日)

[Reported by 石井聡]