株式会社スクウェア・エニックスは、4月28日発売予定のニンテンドーDS用ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」（DQM-J2）の新情報を公開した。

　今回は、Wi-Fi通信を利用した対戦モード「世界モンスター選手権」とワイヤレス通信での対戦モード「トーナメント戦」の情報を紹介。さらに、「DQM-J2」の冒険の舞台となる広大な世界の様子をお伝えしていく。

■ 日本全国のプレーヤーとランキングを競う「世界モンスター選手権」

　「世界モンスター選手権」は、日本全国のプレーヤーと一定期間実施される大会での獲得ポイントを競うモード。参戦するモンスターの強さによって分けられる5つの階級でバトルが毎日実施される。

　このモードでは、大会参戦時に登録するチームのデータからランダムに選ばれた5チームと「ランキングバトル」を実施。バトルに勝利すると獲得できる「勝ち点」の合計値によって各階級ごとのランキングが決定する。

　「ランキングバトル」には、「ホーム戦」と「アウェー戦」が存在。ホーム戦では、同じ日に登録したほかのプレーヤーの中からランダムに選ばれる5チームと自分のDSで戦う。一方アウェー戦では、登録した自分のデータが対戦用のデータとして配信され、ほかのプレーヤーのDSでバトルが行なわれる。

　すべてのプレーヤーの「ホーム戦」と「アウェー戦」での「勝ち点」は、その日のうちに集計され、翌日にはランキングに反映される。見事チャンピオンとなったチームは、チーム名が選手権の記録として残される。また、ランキングに応じて賞品がもらえることもある。

　そして、翌日には次の大会が開始。すべてのプレーヤーが「勝ち点」ゼロの状態から、再スタートとなる。

出場させるモンスターの強さによって、5つの階級に分けられる	対戦相手のデータをダウンロードすれば、5チームとの対戦が終わるまで通信の必要はない。対戦は、モンスターの総合的な強さが勝敗を決するAIバトルで行なわれる

「ホーム戦」では、ランダムに選ばれたほかのプレーヤーのデータが自分のDSに配信される

「ホーム戦」と「アウェー戦」で獲得した合計の勝ち点がその日のうちに集計され、翌日のランキングに反映される

大会での一定期間の勝ち点の合計によってランキングが決まる。チャンピオンになると、チーム名が記録として残る		ランキングは、各地方ごとに確認することもできる

■ 最大8人まで参加可能な通信対戦「トーナメント戦」

参加人数が4人以下の場合は、自動的に4人でのトーナメントに変更

　「トーナメント戦」では、ワイヤレス通信を利用した通信対戦を行なう。1人のプレーヤーが親機を担当し参加者を募集。これに対して、子機のプレーヤーが最大7人まで参加できる。

　対戦のルールは、1vs1のワイヤレス通信対戦と同様に、親機が自由に設定できる。また、参加人数が8人に達しない場合でも、コンピューターのチームが参加してトーナメントが開催されるようになっている。

1人が親機となって参加者を募集	参加者が5人以上8人未満の場合は、コンピューターのチームが空いている枠を埋めて8人によるトーナメント戦が行なわれる

		目標は、トーナメントでチャンピオンになることだが、もしトーナメントの途中で負けてしまった場合でも、順位決定戦に参加できる。全員の順位が確定した時点で、トーナメント終了となる

【スクリーンショット】

■ 時間の経過や天候によって出現モンスターが変化する冒険の舞台

　「DQM-J2」では、緑生い茂る密林や雪の舞い散る寒々しい山々、さらに風の吹きぬける草原など、気候や地形の異なるエリアが存在している。もちろん、各エリアに生息するモンスターも環境に合わせて多様化している。

　また、ゲームの舞台となる世界では時間が経過する。昼には獣系モンスターが生息していた草原に、夜になるとゾンビ系モンスターが出現するようになるなど、時間の経過とともに辺りを徘徊するモンスターも変化する。

　さらに、天候も変化。天候によって出現するモンスターや移動可能なエリアに変化が起きることもあるというが……。真相は自分の目で確かめて欲しい。

密林	雪山

海岸	断崖	草原

【草原（昼）】
昼には獣系のモンスターが徘徊する。地平線の先には青い空と山々が広がる

【草原（夜）】
月明かりの綺麗な夜に草原を訪れてみると、昼にはいなかったモンスターを発見

【草原（雨）】
本作の世界では、時間だけでなく天候も変化する。雨が降ると潤いを求めてやってきた新たなモンスターと遭遇するかもしれない

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