コーエー、PS2/WIN「信長の野望 Online」

拡張パック第4弾「新星の章」の新情報を公開


3月24日 サービス開始予定

価格:8,190円(Windows版パッケージ)
   2,940円(アップグレードチケット)



 株式会社コーエーは、プレイステーション 2/Windows用MMORPG「信長の野望 Online」において、3月24日サービス開始予定の拡張パック「新星の章」の新情報を公開した。

 「信長の野望 Online ~新星の章~」は、2008年3月に実装された「争覇の章」に続く、拡張パック第4弾。「新星の章」では、チャプター制を採用し、定期的に大規模なアップデートによって大規模なコンテンツの追加が行なわれる。

 サービス開始と同時に、最初のチャプターとして「第一陣『天下への夜明け』」を実装。「天下人システム」をメインに、「信長の野望 Online」のプレイ要素の根本部分を進化させる、さまざまな新システムと新要素の導入が予定されている。

 今回は新情報第1弾として、「天下人システム」の概要と、「独眼竜の野望」の序章と第1章が展開される舞台となる新ダンジョン「鬼門比叡山(きもんひえいざん)」と「松島(まつしま)」を紹介する。


領土には本城、属国本城、中核、外郭の4種類があり、それぞれ天下人ポイントや城砦の防衛力が異なる
掲示板の「天下人番付」にてランキングとポイントが確認できる

■ 天下人システム概要

 従来の一国を3個から6個の領土に分割し、総数100以上の領土を奪い合うシステムに変更され、1回の合戦の勝敗で領土を所有する国が決定するようになる。これにより、短期間に勢力図の塗り替えが発生し、勢力の勢いが強く反映されるようになる。

 また、領土争奪などの結果をもとに「天下人ランキング」が決定され、天下統一を目指して各勢力が争いを繰り広げる。そして天下人争いのクライマックスとして、上位2勢力の間で「天下分け目の大合戦」が行なわれ、勝利すると「天下統一」となる。



■ 「独眼竜の野望」~新ダンジョンで語られる奇想天外な物語~

独眼竜・伊達政宗

 豊臣秀吉や徳川家康といった天下人に屈しながらも、その陰から天下を狙い、時代に抗い続けた武将・伊達政宗。「独眼竜の野望」では、伊達政宗の天下統一への野望が描かれる。プレーヤーは不思議な神「大黒天」に導かれ、新たなダンジョンを攻略しながら、政宗の天下統一への野望をともに追っていくことになる。

・新ダンジョン「一門ダンジョン」

 “多人数で攻略する”楽しさと“やりたいときに攻略できる”気軽さをコンセプトにした新しいスタイルのダンジョン。7人徒党はもちろん、さらに大人数の複数徒党での攻略まで、幅広い攻略要素が用意されている。

 また、ダンジョン内にはさまざまな謎解きギミックや、特殊な条件下でボスを攻略するクエストなど、繰り返しプレイ可能なやり込み要素も存在する。

・序章:鬼門比叡山ストーリー

 琵琶法師(びわほうし)に見込まれたあなたは、比叡山の高僧である慈眼大師(じげんだいし)のもとを訪れ、試練を受けることになる。

慈眼大師は天台宗の大僧正で、徳川家康の師となり政策決定の助言を与えていたといわれている比叡山の入口には琵琶法師の1人「芳一法師」が待っている。彼からは師匠である慈眼大師が「時を喰らう神」に立ち向かってくれる若者を探していることを聞く比叡山は慈眼大師の法力によって霊や物の怪が跋扈する修羅の場と化している。制限時間内に複数の敵徒党を撃破するなどの試練も待ち受けている

・第一章:松島ストーリー

 比叡山のシレンを見事乗り越えたあなたは、慈眼大師から受け取った紹介状を携えて、松島を訪れる。松島の玄関口となる瑞巌寺(ずいがんじ)では、虎哉宗乙(こさいそういつ)が待っており、あなたに新たな試練を言い渡す。

虎哉宗乙は、臨済宗の僧で、政宗の父・輝宗に政宗の学問の師として招かれた人物瑞巌寺から海岸へとまっすぐ続く参道から、岸壁にそびえる奇岩、朱塗りの橋などの名所をたどり、五大堂を目指す
松島の第1の試練の相手「青竜山不落坊(せいりゅうざんふらくぼう)」。周囲にいる「不落の側人」への対応が攻略のカギとなる松島の攻略を進めていくと、「独眼竜の野望」の物語のカギを握る神「大黒天」が登場。政宗と大黒天の関係や、比叡山で語られた「時を喰らう神」の目的は……?

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(2010年 2月 19日)

[Reported by 滝沢修]