ファイブスター、オンラインアクションMORPG「クロスブレイブ」を正式発表
中国発の3D横スクロールアクション、今春正式サービス開始

今春正式サービス開始予定

利用料金:無料(アイテム課金制)



 中国大手ゲームメーカーのナインユーの日本法人である株式会社ファイブスターオンライン・エンターテイメントは、ファンタジーMMORPG「モンスターヴェルト・オンライン」に続く自社タイトル第2弾として、コンビネーションRPG「クロスブレイブ」を正式発表した。本日1月15日よりティザーサイトをオープンし、先行会員登録を開始している。サービススケジュールは、クローズドβテスト、オープンβテスト、正式サービス共に今春開始を予定している。ビジネスモデルは、基本プレイ無料のアイテム課金制を予定。

【「クロスブレイブ」プロモーションムービー】


■ 中国発のハイクオリティ3D横スクロールアクションゲーム

「クロスブレイブ」のゲーム画面。これは中国語版で日本でのサービスではテキストはすべて日本語化される
ボスと戦う武術家。キャラクターのモーションにも中国産らしさが表われている

 「クロスブレイブ」は、中国ナインユーが開発している横スクロールタイプのオンラインアクションゲーム。横スクロールアクションながら、全編3Dグラフィックスで描かれており、豊かなキャラクターアクションと、群がり来る大小のモンスター、そして華やかなバトルを演出してくれる派手なエフェクトと、非常にリッチなゲームシーンを実現している。推奨環境もCPUはCore2 Duo E6400(2.13GHz)以上、メインメモリは4GB以上、ビデオカードはGeForce 7800以上(いずれもWindows Vista/7)としており、それなりのマシンスペックが要求されるゲームになっている。

 「クロスブレイブ」の舞台は、中世の騎士文化を貴重としたファンタジー世界。傭兵達の集う要塞城や商業土地、裕福な貴族の集う街、密林の中に築かれた精霊の城、妖精達の集落、かつて栄華を誇ったいにしえの都など、幻想的なエッセンスも取り込みながら、中世ヨーロッパを濃厚に感じさせる世界観となっている。

 プレーヤーは、邪黒龍ファフニールの復活により、魔物で満たされてしまった世界を救う「勇士」として冒険に旅立つことになる。キャラクタークラスは、剣闘士、武術家、魔導師の3系統で構成されており、クラスごとに異なる攻撃手段とスキルツリーが用意されているほか、剣闘士なら、魔剣士と聖騎士といったようにそれぞれ上位職が用意されている。

 基本的なゲーム展開は、他の横スクロールタイプのオンラインアクションゲームと同じように、不特定多数が集う街でクエストを受け、最大4人のパーティーを編成して、様々なダンジョンにチャレンジしていくことになる。街ではクエストを受ける以外にも、武器や防具を購入したり、他のユーザーとのアイテムの取引なども可能となっている。

 「クロスブレイブ」では、上記の基本要素に加えて、簡単にパーティーを編成できる「集合石システム」、パーティーのクラスの組み合わせによって様々な能力上昇効果が付与される「Party Buff System(仮)」、ダメージを受けることによってブレイブゲージが上昇し、ゲージが上限に達すると豪快な大乱打を繰り出せる「ブレイブシステム」、最大16名で戦え、同程度の相手と対戦できるマッチング機能も備えた「対戦システム」など、様々なオリジナル要素を備えている。

 日本で運営を担当するファイブスターでは、今春開始予定のβテストに先立ち、βテスト参加の先行登録を開始している。先行登録者は必ずβテストに参加できるというわけではなく、先行登録者から抽選で1,000名に、正式サービス時に全ユーザーに対して提供されるソーシャルサービス「クロスブレイブSNS」の提供を行なう。

 このSNSサービスの機能の詳細については明らかにされていないが、現時点ではクローズドβテストに確実に参加できるほか、SNSの利用頻度に応じてランクアップされ、ランクに応じてゲーム内アイテムやリアルアイテムがプレゼントされる企画の実施などが予定されている。興味のある方は、応募してみてはいかがだろうか。


【キャラクタークラス】

最初に選択するキャラクタークラス。左から順に、剣闘士、武術家、魔導師
【スクリーンショット】

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(2010年 1月 15日)

[Reported by 中村聖司]