マイクロソフト、「XNA Game Studio 3.1 日本語版」提供開始
WIN/Xbox 360向けゲーム統合開発環境の最新版
7月9日 公開
マイクロソフト株式会社は、ゲーム統合開発環境の最新版「XNA Game Studio 3.1 日本語版」の提供を、7月9日より開始した。ダウンロードは無料。
「XNA Game Studio 3.1 日本語版」は、同社が無償で提供しているゲーム開発ソフトウェア「XNA Game Studio」の最新バージョンの日本語版。このソフトを導入すると、「.NET framework」をベースにしたゲーム開発フレームワーク「XNA Framework」を活用して、WindowsおよびXbox 360向けのゲームを制作することができる。
「XNA Game Studio 3.1 日本語版」では、前バージョンから、いくつかの機能が新たに追加、改善されている。主な変更点は次の通り。
【「XNA Game Studio 3.1 日本語版」の変更点】
ゲーム内でのアバター表示に対応 |
・アバター
プレーヤー自身やフレンドなど、プレーヤーのアバターをゲーム内で描画し、アニメーションさせることができる。
・Xbox LIVE パーティー
プレーヤー同士が同じゲームの同じマルチプレーヤーセッションで遊んでいなくても、お互いがコミュニケーション可能になる新機能。この昨日では最大8人でボイスチャット可能で、ゲームセッションに参加しても、プレーヤー同士の接続状態が維持される。
・ビデオ再生
ロゴやスプラッシュスクリーン、カットシーンなど、ゲーム内でムービーを再生するための機能を追加。
・コンテンツパイプラインの機能強化
リフレクションを活用することで、カスタムタイプのコンテンツを自動的にシリアライズもしくは逆シリアライズできるようになる。
・XACT3
トラックごとのフィルターを有効にする機能や、xWMA圧縮フォーマットへの対応などの機能が含まれた「XACT3」に対応。
「XNA Game Studio 3.1 日本語版」は、すべての「Visual Studio 2008」の製品群に対応している |
(2009年 7月 9日)