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シリーズ最新作! 「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」の一部が明らかに

PS4、3DSのスクリーンショットがついに公開

発売未定

価格:未定

 スクウェア・エニックスは、7月28日に発表したプレイステーション 4/ニンテンドー3DS用ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」のスクリーンショットなど最新情報を公開した。

 7月28日に発表会を開催し電撃的に発表されたシリーズ最新作。会場ではプラットフォームがPS4と3DSとマルチプラットフォームであることにも驚かされたが、PS4の空気感まで表現したグラフィックス、一転3DS版では上画面は3Dで描かれているが、下画面は同じ場面がなつかしいドット絵で表現されており、長い「ドラゴンクエスト」の歴史をなぞるかのようなグラフィックス表現となっているのは興味深い。

 もちろんグラフィックスは違えども、どちらのハードを選んでも同じストーリーを体験できる。プレーヤーキャラクターは、今回ももちろん鳥山明氏によるデザインとなっている。なにか強い決意のようなものを秘めた青年で、その出で立ちは冒険家のようにも見えるが、背中に剣を背負っており、剣士としての心得もありそうだ……。

PS4版のグラフィックス

 今作は2機種のプラットフォームで遊べるが、それぞれのハードの特徴を最大限に活かして制作が進められているという。

 まずはPS4版のグラフィックス。フィールド画面は広大な風景が広がり、遠く山の向こうまで眺めることができる。一方で、暗くじめついた地下の牢屋のようなところでは靄がかっていたりして、その空気感まで感じ取ることができる。リアルだがリアルすぎず、一目で「ドラゴンクエスト」とわかるグラフィックスを実現している。

【フィールド画面】
広大で美しい世界が広がる。フィールドを徘徊するモンスターも、リアルに表現されている

【拠点のグラフィックス】
高い城壁のようなものに囲まれた町。家も不規則に立ち並んでいるが、ここはどこなのだろうか?
上空からの町の景色。中央の通路だけでなく、連なっている木の板の上も歩けそうだ。高さ表現が秀逸で、これらがゲームシステムや謎などとどう絡んでくるのかが楽しみなところ

【バトル画面】
バトルは、「ドラゴンクエスト」シリーズでは欠かせない要素の1つ。PS4ならではの迫力満点の戦闘が繰り広げられる

3DS版のグラフィックス

 3DS版のグラフィックスは、上画面は3Dで表現され下画面は2Dドット絵の表現となっている。これはフィールドだけでなくバトル画面も同様に表現されており、2つの時代の雰囲気を感じられる、これまでにない表現となっている。3Dと2Dはゲーム中に切り替えることが可能で、どちらのモードでも遊ぶことができる。

【フィールド画面】
上下2画面でそれぞれフィールド画面が表示されている。下画面は懐かしのドット絵

【拠点画面】
3DS版の物語は、上下画面が連動しているという。その後、3Dと2Dのどちらで遊ぶか選ぶことができるという

【バトル画面】
戦闘シーンもドット絵の2Dで遊ぶことができる。3Dでは魔物たちに囲まれることもある

【イベント画面】
イベントシーンも序盤は上下画面がリンク。2Dで表現されたコミカルな動きにも注目だろう

(船津稔)