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「戦国BASARA4 皇」最新バージョンを体験してみた!
「ニコニコ超会議2015」にも特別バージョンを出展
(2015/4/24 00:00)
- 7月23日 発売予定
- 価格:
- 6,990円(PS4通常版・税別)
- 5,990円(PS3通常版・税別)
- 11,990円(PS4衣装21式道楽箱・税別)
- 10,990円(PS3衣装21式道楽箱・税別)
- プレイ人数:1~2人
- CEROレーティング:B(12歳以上対象)
カプコンは、7月23日に発売予定のプレイステーション 4/3用スタイリッシュ英雄(HERO)アクション「戦国BASARA4 皇」イベント限定の特別バージョンを、4月25日~26日に幕張メッセにて行なわれる「ニコニコ超会議」に出展する。今回はイベント限定特別バージョン、その体験内容に近い内容での最新バージョンによるファーストインプレッションをお届けする。
「戦国BASARA4 皇」イベント限定の特別バージョンは「超スペシャル爆弾兵チャレンジ」と呼ばれるもの。新武将、人気武将を差し置いて、愛ゆえに選ばれた名もなき無敵の「爆弾兵」を操作して天貨メダルを稼ぎまくるというもの。詳細は「ニコニコ超会議2015」カプコン特設サイトを参照して欲しいが、初公開の実況プレイや最新情報を扱ったWeb生放送も実施される。会場に来られない人や当日見られない人はタイムシフト予約をして観て欲しい。
店頭体験会でプレイできるのは、イベント特別バージョンのものとは別に「戦国BASARA4 皇」の体験版が一足早くプレイできるというもの。5月3日~5日まで徳島県で行なわれる複合エンターテインメントイベント「マチ★アソビ vol.14」を皮切りに、5月より各地で順次開催予定。詳細は「戦国BASARA4 皇」公式サイトにて後日発表される。
「戦国BASARA4 皇」最新バージョンプレイレポート
体験した最新バージョンは、新ステージの「川中島の戦い 乱入」と「国家安康の戦い」の2ステージ(いずれも自由合戦モード)が選択可能。選べるキャラクターは、「足利義輝(戦友:千利休)」、「千利休(戦友:足利義輝)」、「京極マリア(戦友:足利義輝)」の3通り。
見所としては「合戦ルーレット」があげられる。プレイ中、ルーレットのアイコンがついた敵「ルーレット兵」を倒すと、画面中央上に合戦ルーレットが出現し、止まった出目(マス)によってさまざまな効果が現出。今回はその一部として「変化」、「千金」、「天貨(メダル兵出現)」の3つをご紹介する。
「変化」は、一定時間だけキャラクターが他の何かに変化してしまうというもの。変化には「直江兼続」、「爆弾兵」、「暁丸」の3パターンが存在。「直江兼続」は、操作キャラクターが「直江兼続」に変化。敵を一撃で倒せるが、自身も1発くらうと即元に戻ってしまうという尖った超性能。回避が完璧なら文字どおり“最強”となりえるのだが……。
「爆弾兵」は、ネーミングそのまま爆弾兵になる変化。ボタンによって爆弾の投げ方や種類が変化するなど、まさに暴れ放題。「暁丸」は船型の兵器となり、敵兵を蹂躙しまくれる爽快感バツグンの変化。敵の暁丸よりやや小ぶりだが、そこがカワイイ(?)ともっぱらの噂だ。
「千金」は天貨メダル1,000枚を獲得。「天貨(メダル兵出現)」は、メダルを背負った敵兵が大量に出現。天貨メダルは景品交換で「追加衣装」や「固有技」など全167種類の豪華景品と交換できる大切なアイテム。いくらあってもOKということで、タイムアウトで消えるまでに可能な限り倒しておきたいところだ。
千利休
茶人として名高い千利休が、新武将として参戦。“BASARA”流の味付けは、なんと“二重人格の茶人サイキッカー”というぶっ飛んだもの。一見すると外観はやや地味目だが、攻撃するたびに人格の「ワビ助」と「サビ助」が目まぐるしく入れ替わり、プレーヤーの目を楽しませてくれる。
二重人格というキーワードから「もしやトリッキーで操作しにくい?」と先入観を抱かれるかもしれないが、実際の操作感は素直でとても使いやすい。二重人格は“演出”要素で、戦いを好まないワビ助、好戦的なサビ助とそれぞれ技として表現されており、操作においてプレーヤーが特別に意識することはない。
全体にリーチは心もとないが、ワビ助が得意とする敵操作や間接攻撃を上手くつかっていくと縦横無尽に戦える。奥義は、敵にダメージを与えつつ体力回復ができる「野点(のだて)」を筆頭に、ユーモラス、パワフル、爽快と実用性あふれるものが勢ぞろい。ワビ助とサビ助が凄まじい勢いで交互に技を繰り出すバサラ技は、まさに本作における千利休像を体現。濃いキャラクターが揃った本作において、独自の存在感を発揮していきそうだ。
足利義輝
あらゆる武具と武芸を極めた剣帝・足利義輝。前作のインタビューでディレクターの山本氏が「プレイアブルにすることを考えずに作ったボスキャラ」とコメントしており「どうやって調整したんだろう?」と訝しがりつつキャラクターを選択。
実際使ってみたところ、刀、槍、弓、それぞれ自在に変化する「笏(しゃく)」がことのほか気持ちいい。前述の千利休の人格同様、繰り出す技に応じて武器が変化。威力はもちろん、見た目の多彩さは全キャラクターでも随一といった感じで、動かしているだけで爽快のひとこと。CPU専用だった頃のような一方的な強さはないが、接近戦から遠距離までまんべんなくこなすなど“らしい”調整が施されている。
“らしい”といえば、最大の特徴がルーレットで変化する足利義輝独自のバトルスタイルにも注目。赤はスピードアップ、黒は攻撃力アップ、レアな金を引けば時間が止まったかのようになり、まさにいいこと尽くめ。もちろんハズレ目もあるが、体感としてはそこまで滅多に引かないといった印象で、隙あらば積極的に狙っていきたいところだ。
京極マリア
浅井長政の姉で、敵軍の武将すら目を奪われる美女。自分自身がこの世で最も価値があると考え、他人を眺めては己に相応しいか否かを見定めたような物言いをする。キャッチコピーは“史上最ドSの極悪美女”。
正直いって、見た目や設定で好き嫌いがハッキリわかれそうだが……筆者のファーストインプレッションはすこぶる良好。マイペースを絶対に崩さないといわんばかりの「しゃなり、しゃなり」とした歩き方や、ふわっとしたダッシュ、さらには妖しさが凝縮された布による攻撃の数々が面白い。
鞭のようにしならせたり、敵に巻きつけたり、さらには縄跳びやフラフープなど文字どおりのやりたい放題。個人的に「これはひどい! けど面白い!」とハマったのは敵兵を拘束してコマの要領でクルクル回す攻撃。画面内に複数出せるので、混戦時にはもってこい。また、奥義はタイミング次第でボス相手にも有効。諸事情により本記事中で技名は公開できないが、体験版などでぜひぜひご確認いただきたい。
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