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Wii U「ゼノブレイドクロス」最新映像を公開。惑星ミラの謎の一端が明らかに!

ゲームの流れを初めとした数多くの情報を公開

4月29日 発売予定

価格:7,700円(税別)

CEROレーティング:C(15歳以上対象)

プレイ人数:1人(通信プレイ時:2~4人)

本体とソフトがパックとなった「Wii U ゼノブレイドクロス セット」が数量限定で発売される
「あらかじめダウンロード」でのダウンロード版の発売も決定
ゲームの中心となるのは「惑星ミラの調査」と「ライフポイント」の探索

 任天堂は2月6日、4月29日の発売を予定しているWii U用RPG「ゼノブレイドクロス(XenobladeX)」の最新映像「世界観・探索編」をYouTubeなど動画サイトで公開した。なお、本体とソフトがパックとなった「Wii U ゼノブレイドクロス セット」が数量限定で発売される。価格は35,000円(税別)。さらに「あらかじめダウンロード」でのダウンロード版の発売も決定した。期間は2月6日23時から4月28日まで。

 公開された映像では、異星人の星間戦争に巻き込まれ地球が消滅してしまう中で巨大な宇宙船「白鯨」での脱出、フロンティアを目指し宇宙を彷徨った果てに新天地「惑星ミラ」へと辿り着くといった物語のバックグランドが語られる所からスタート。

 ゲームの基本的な流れは、惑星の調査と惑星内に散らばった乗組員達を乗せたライフポッドの探索を中心に物語は進んでいく。プレーヤーは惑星ミラの中心的組織「Blade」の一員となり、未開の惑星「ミラ」の探索を進める。各地に存在するフロンティアネットスポットにデータプローブを設置することで、「原生動物の討伐」や「トレジャー」など、その地域で行なうべきことが表示され、これをクリアしていくことで新たな情報を得ることができ、探索を進めていくことができる。

 まずはデータプローブを設置することから始まるが、資材の採掘の強化やその地域での戦闘能力の強化などデータプローブには様々な能力があり、どの能力を強化するかでもゲームの進めやすさが変わってきそうだ。こういった戦略的な要素も考えながら探索を進めていくことがゲームの基本となる。

 さらには街中の人たちからやBladeの本部のメンバーなどから「クエスト」を受け、クリアすることで様々な物語を楽しむことができる。住民からのクエストをくりすることで住民間の想いなどが明らかになっていき、「キズナ」と呼ばれる繋がりが可視化され、「NLA」に住む人々の全体像が見えていく。

 この他、「ミラ」の大地はとにかく広大で、隅々まで探索するのは大変そうだ。では、オープンフィールドで描かれた大地をすべて、歩いたり走ったりで探索するのかといえば、たくさんのサポートが用意されているようだ。各地にはポイントポイントをワープ移動できる「スキップトラベル」、また目的地まで光るボールが自動的に飛んでいきこれについて行くだけで迷うことがないというアイテム「ナビゲーションボール」、高高度までカメラを打ち上げて周りの風景を映し出し地形を知ることができる「ホッパーカメラ」など充実したサポートシステムが用意されている。

 そしてあらゆる面で探索の助けとなるのが、ロボットのようなパワードスーツのような「ドール」と呼ばれる存在だ。今回は詳しくは語られなかったが、乗り込んで「ドール」での移動を始め、「ドール」を車のような形態に変形させ高速で移動することができる。さらには飛行形態にすれば、徒歩では行けないところにも行けるようになり、探索範囲が劇的に広くなるなど重要な存在だ。ところが最初から使えるようではなく、「ライセンス」を取得することで初めて使用できるようになるという。

 映像ではこの他にも、「惑星ミラ」に住む原生動物を始め、異星人の存在など羅棚要素にも触れられているので、チェック頂きたい。

【「XenobladeX」最新映像解禁 世界観・探索編】

物語の起点となる「ニューロサンゼルス(NLA)」。不時着した宇宙船「白鯨」の居住区域だ
今回の映像の紹介を行なった、登場キャラクターの1人“エルマ”
Bladeとは、「神の言葉を越えた人工的な運命の解放者」の頭文字を取ったもの。惑星ミラでの中心的な存在となる組織

「NLA」で様々なものが作られる「工業エリア」
様々なショッピングが楽しめる「商業エリア」
多くの人が住む「住宅エリア」

組織「Blade」の本部をはじめ、武器の販売や「ドール」の修理等まで担当するエリア
宇宙船から切り離され各地に分散する、多くの地球人を乗せたライフポイント。これを探索していかなければならない
とにかくフィールドは広い。ゲームではマップ上では細かく仕切られており、これをセグメントと呼ぶ。セグメントごとに調査を進めていくイメージだ

セグメントの中心となるフロンティアネットスポット
フロンティアネットスポットにデータプローブを設置するところから調査はスタートする
データプローブを設置するとこのようにそこでなすべきことが表示される
データプローブは様々な能力を持っている。データプローブになにをさせるかが重要なようだ。例えば強力な敵がいる地域では戦闘能力を強化したり、資材が良く取れるところでは資材発掘を優先するなど、戦略が必要なようだ
Bladeのメンバーからクエストを受注することもある
クエストをくりすることで、住民間の「キズナ」が深まる
惑星ミラの広大なフィールド卑屈化の大陸に分かれている。ここは「原初の荒野」。物語のスタート地点
美しい「夜光の森」
荒れ地となっている「忘却の渓谷」
幻想的な湿地帯「白樹の大陸」
火山地帯「黒鋼の大陸」。映像にはかなり巨大な人工的な建造物もあったのだが?
フィールドには、ランドマークや絶景ポイント、秘境など様々なポイントが用意されている
広大なフィールドで迷わないようにするサポートシステムはかなり盛り込まれているようだ

物語の重要な要素のひとつと言える存在「ドール」。乗り物形態になったり、飛行形態になることも可能。特に飛行形態になり、徒歩では行けないところを探索するのは重要なことだろう
小さなものから超巨大なものまで、数多くの原生生物が登場する
原生生物の中にはオーバードと呼ばれる、戦闘能力のずば抜けて高いのものが混じっているという。そういった原生生物には、強そうな名前がついているということで、見かけたら要注意だろう

惑星ミラには原生生物だけでなく、先住民を始め、数多くの異星人もおり注目深い

友好的なマ・ノン人を始め、好戦的なバイアス人など、宇宙のあちこちから集まってきている

ニンテンドー3DS用「ゼノブレイド」も4月2日に発売される。早期購入者特典は、サウンドトラックCD

(船津稔)