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1989年の映画「バットマン」版の「CRAZY CASE BATMOBILE」が登場

流線型の車体を見事に再現。ハッチの開閉のギミックも

5月発売予定

価格:5,940円(税込)

申込期間:1月30日11時~3月31日23時まで

大人が持ち歩けるフィギュア、が本作のコンセプトだ
後部のライトでは、バットシグナルを映し出せる

 バンダイは通販サイトプレミアムバンダイで1989年の映画「バットマン」に登場したメカニックをモチーフとしたiPhone6向けケース「CRAZY CASE BATMOBILE (クレイジーケース バットモービル)」を5月に発売する。価格5,940円(税込)。本製品はプレミアムバンダイでの受注販売となり、1月30日11時より受注開始している。注文は商品ページから。

 映画「バットマン」はティム・バートンが監督し、宿敵ジョーカーをジャック・ニコルソンが熱演、プリンスが音楽に参加するなど話題を集めた。そして「アメコミヒーローをシリアスに描く」という本作の作風は世界中で評価され、現在まで続く「アメコミヒーロー映画」の方向性を決定させた作品だ。

 映画「バットマン」でのバットモービルは、真っ黒い流線型のデザイン。後部はコウモリの羽のような飾りがある。尾部にはジェットエンジンのノズルのような装置があり、ここから炎を出してゴッサムシティを疾走する。全身を覆うシールドや、収納式のマシンガン、急カーブを曲がるためのフックなど秘密兵器が満載で、当時のバットマンファンに喝采を浴びた。そのデザインは現在でも人気が高い。

 「CRAZY CASE BATMOBILE」は2014年に発売された「Crazy Case BATMOBILE TUMBLER」と同様に、1989年の映画「バットマン」のバットモービルをiPhone6のケースにした商品だ。その姿は劇中のバットモービルそのまま、一見してスマホケースとは思えない“フィギュア”として高い完成度を持っている。それでいながらスマホの機能をきちんと使えるようになっており、前輪部分がスライドし、カメラのレンズをだし撮影できたり、音量の調節も可能だ。

 ユニークなのはコクピットハッチのギミックで、劇中同様スライドさせると中にスイッチがあり、このスイッチを押すと後部のライトが点灯し、その光を壁に当てるとコウモリのマークの「バットシグナル」が浮かび上がる。「Crazy Case BATMOBILE TUMBLER」のギミックを継承しながら、本商品ならではの“味”を出しているのが楽しい。

 底面部分もこだわりがある。iPhoneを押さえている部分にバットマンのベルトを意識したパーツが使われている。中央部分は穴が開いていてホームボタンが押せるようになっている。バットマンらしさを強調する仕掛けだ。

 1989年版「バットマン」のバットモービルはアメコミから抜け出してきたような、レトロフューチャーな雰囲気を持っている。「Crazy Case BATMOBILE TUMBLER」と並べるもよし、映画のファン、アメコミファン、様々な人にオススメのアイテムだ。

【Crazy Case BATMOBILE PV】

【Crazy Case BATMOBILE】
着信でライトが光る。後部ライトも点灯する
前輪部分がスライドし、カメラ機能を使ったり、音量を操作できる。iPhoneを押さえるバンド部分も注目
フィギュアとしての完成度の高さこそ、最大のセールスポイントだ

(勝田哲也)