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任天堂、2014年度第3四半期決算短信を公開

「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」が全世界で935万本を売り上げる

1月28日 発表

 任天堂は、2015年3月期の第3四半期(4月1日~12月31日)決算短信を公開した。売上総利益は316億円で、為替相場が前期末より円安だったために510億円の為替差益が発生し、経常利益は923億円、四半期純利益は595億円となった。なお売上高は4,429億円で、そのうち73%にあたる3,232億円が海外での売上げとなっている。

 ニンテンドー3DSについては、昨年10月に日本で発売されたNewニンテンドー3DS/3DS LLが国内では順調に推移したものの、同商品の発売がなかった欧米市場におけるハードウェア全体の販売数量が伸びなかったため、ハードウェア販売数量は708万台となったとしている。

 ソフトでは全世界で「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」が935万本、「大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS」が619万本を売上げたほか、サードパーティータイトルのヒットソフトが国内で複数生まれたこともあり、販売数量は5,304万本となった。

 Wii Uでは、全世界で「マリオカート8」が477万本、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」が339万本を販売し、販売数量はハードウェアが303万台、ソフトウェアが2,059万本となった。なおamiiboについては、決算短信内で言及されていない。

(安田俊亮)