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米Razer、Android/PCゲーム用コンソール「Razer Forge TV」を発売決定

コントローラー、キーボード&マウス、PCゲーム用ストリーミングソフトをリリース予定

2015年第1四半期~ 発売予定

価格:39.99ドル~

「Razer Forge TV」
「Razer Serval」
「Razer Turret」

 米Razerは、Android TV搭載のマイクロコンソール「Razer Forge TV」とその周辺機器を現在開催中のCES 2015にて発表した。発売はRazerzone.comにおいて、2015年第1四半期を予定。価格は「Razer Forge TV」が99.99ドル。各製品の日本での発売日、価格は未定。

 「Razer Forge TV」は、クアッドコアプロセッサやAdreno 420 GPU、16GBの内蔵ストレージを搭載したゲームコンソール。PCゲームだけでなく、iOSやAndroidなどのスマートフォンからの接続が可能で、スマートフォンで遠隔コントロールアプリを利用すれば簡単にForge TVを操作できるほか、ボイスサーチ機能にも対応している。またGoogle Castを活用すれば、AndroidやiOS端末からウェブ・動画・画像などをTVモニターに送ることができる。

 また周辺機器としては、Bluetoothコントローラー「Razer Serval」とゲーミングマウス&キーボード「Razer Turret」が発表された。「Razer Serval」は、Razer Forge TV用にデザインされており、Razer Forge TVに最大4台まで接続可能。スマートフォンをゲームクリップに挟んで、モニターのない場所でもゲームを楽しめる。北米での発売は2015年第1四半期を予定。価格は79.99ドル。Razer Forge TVとのセットで149.99ドル。

 「Razer Turret」は、 デスクトップPCでのゲームプレイと操作性をひざ上でも実現するためのゲーミングマウス&キーボード。北米での発売は2015年第2四半期を予定。価格は129.99ドル。

 なおPCゲーム用アプリ「Razer Cortex: Stream」も発表された。「Razer Cortex: Stream」はワンクリックでAndroid TV用コンソールへPCゲームをストリーミング接続できるアプリで、ラグを抑えながらフルHD級の解像度をWi-Fi・Ethernetのデュアル接続でストリーミングが可能となっている。他社製PCのコンポーネントとの互換性にも優れ、DirectX 9以降であればどのゲームでも利用できる。北米での発売は2015年第2四半期を予定。価格は39.99ドルで、Razer Forge TV、Razer Serval、Razer Turretには無料で付属する。

(安田俊亮)