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「WORLD SOCCER Winning Eleven 2015」で世界のプレーヤーと戦う!

その代表監督は、元サッカー日本代表監督・岡田武史氏!!

12月10日 発表

岡田監督が選出した11名と海外のトッププレーヤーが戦う!
記者会見に挑んだ岡田監督は「厳しい質問を受けた記憶ばかり残るが、今日はリラックスしている」とユーモアを交えながら記者会見に挑んだ

 KONAMIとソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、現在発売中のプレイステーション 4用サッカーゲーム「WORLD SOCCER Winning Eleven 2015」のキャンペーンとして、「日本代表Supported by PS4」を実施する。

 このキャンペーンは「ウイイレ日本代表」を結成し海外のプレーヤーとエキシビジョンマッチを行なうというもので、そのチームの監督には元サッカー日本代表監督と務めた岡田武史氏が就任することが決定した。

 キャンペーン「WORLD SOCCER Winning Eleven 2015 日本代表Supported by PS4」では、PS4「WORLD SOCCER Winning Eleven 2015」のオンライン大会で日本代表を決定する。まずは12月13日から21日までオンラインコンペティションモードで全16回大会を開催。上位2名が勝ち抜けとなる。勝ち残った32名は12月27日と28日に「WORLD SOCCER Winning Eleven 2015」のフレンドチーマッチロビーでトーナメント戦を行ない、上位4名と岡田監督による選考でけい15名を「ウイイレ岡田ジャパン」として選出。2015年1月17日に海外のトッププレーヤーと、日本代表選手11名が1チームとなり、11人のマルチプレイで対戦する。

 10日には、岡田監督を招いての記者会見が行なわれた。ブルーのネクタイを締めて気合い十分の岡田監督は「2度とやらないといった日本代表監督ですが、やるからには強いチームを目指す」と力強くコメント。岡田監督はゲームをプレイしないが、「こんな私でもゲームのタイトルを知っている。代表の選手も『ウイイレ』をプレイしていた」と選手にも人気があることを披露し、「日本のサッカーを盛り上げられれば。世界と戦えるということで新たな闘志をもって挑みたい」と決意を語った。

 サッカーの方針としては、リアルの日本人サッカー同様、パスを繋ぎ組織として動けるサッカーを目指すという。ただ上手い人を集めれば良いというわけではなく、「力のあるメンバーはもちろん、個性のあるメンバーを選んでいきたい。面白いメンバーを活かしていけるようなチームを目指す」とした。

 発表会の後半では、ACミランとインテルの対戦を「Winning Eleven 2015」上で再現。ACミランの監督として「4・2・1・3」で本田選手は右に配置。攻撃コンセプトはポゼッション。攻撃エリアは「カウンターを喰らうんだよなぁ」と言いながらも中央。守備コンセプトはポジティブでサイドから追い込みを書けていく。

 ここで試合開始。ゲーム画面を見て岡田監督は「個性が出ていてスゴイ。実際に見たゴールが再現されている。遠目に走っているのを見ているだけでどの選手かわかる。ちょっと酔っ払っていたら(現実と)見分けが付かない。ホント、そっくりだよなぁプレイスタイルが」と大絶賛。

 しかし試合が進みインテルにゴールを攻められると「あぶない、あぶない! よっしゃ!!」と監督の一面が見られるように。ACミランが先取点を獲得したが、「攻撃はイメージ通りだが、相手の守備が下手すぎる。ボールに食いついていかなきゃ」と相手選手にもダメ出し。時間の都合で前半のみだったが、試合のデータを見ながら「支配率57%は悪くない。シュート相手が4本で、こちらは2本? 物足りないなぁ」と反省点もコメント。

 選考基準について岡田監督は「力のある人を選びますが、面白い個性のある人を選びたいので、そういったアピールも欲しい」と語りながらも、「日の丸を着ける誇り、海外の選手とやる強いメンタルを持っている人を選びたい」と気持ちの強さが重要であると持論を展開。多くの人にチャレンジしてもらいたいとアピールし、記者会見を締めくくった。

監督としてチームの戦略を支持する岡田監督
用意されていた席から立ち上がって画面を食い入るように見ながら試合を見守る岡田監督
前半、ACミランが先制するも「1点のリードを守り切ろうとしてもできないので、もう1点取れ」とアグレッシブな攻撃を支持した
今回の試合データに、1点取るも「シュートが物足りない」と、岡田監督はダメ出し
今回はPS4での大会となる

(船津稔)