「FFXI」、11月10日バージョンアップ情報を公開

　スクウェア・エニックスは、MMORPG「ファイナルファンタジーXI」において11月のバージョンアップ情報を公開した。次回アップデートは11月10日を予定。

　11月のアップデートでは、2013年3月にリリースされた現行の拡張データディスク「アドゥリンの魔境」ミッションがついに完結する。また、ジョブやフェイスの調整、新たなノートリアスモンスター（NM）の追加に加え、先日紹介した「ユニティ・コンコード」や「リンクシェル・コンシェルジュ」といったユーザー間の結びつきを強化するコミュニティ機能が追加されるところが大きな特徴となっている。以下、順を追って紹介していこう。

【「アドゥリンの魔境」ミッションが完結】

少女は冥き意思に抗い、永く紡いだ記憶を約束の剣に刻む。
再生した力が導く未来。それは──。

　「ユニティ・コンコード」は、コミュニティの活性化に大きく寄与しそうな新システム。従来のコンクェストより結びつきが強く、リンクシェルより繋がりがライトなコミュニティシステムで、ユニティ専用チャットを使ってメンバーとコミュニケーションを図りながら、ユニティ専用目標や「ユニティ：ウォンテッド」といったコンテンツを一緒に楽しめる。ユニティのリーダーには、著名NPCが名を連ね、ひいきのNPCを支援する楽しみもある。

【ユニティ・コンコード】

ユニティリーダーには有名NPCが就任。ひいきのNPCのランキングトップを目指して頑張る楽しみがある

ユニティ専用目標には、バトルや合成など様々なバリエーションが用意されている

「ユニティ・ウォンテッド」ではノートリアスモンスターと戦うことができる。これらはその報酬の一部

　「リンクシェル・コンシェルジュ」は、「FFXI」におけるギルド機能であるリンクシェルを活性化させるための施策で、リンクパールの授受を容易にし、出会いがなくてもリンクシェルへの加入が可能となるシステムとなる。

　専用のNPC「リンクシェル・コンシェルジュ」が主要都市の該当に設置され、リンクシェルもしくはパールサック所持ユーザーは、彼らに自らが所属するリンクパールを預けることができる。反対に、リンクシェルに加入したいユーザーは、彼らから任意のリンクパールを受け取ることができる。

　リンクシェル・コンシェルジュは、挑戦的、相互協力、熟練、フリースタイル、合成・売買、HNM討伐、初心者集まれといった具合に目的別になっており、ユーザーのプレイスタイルに応じたリンクシェルに加入することができる。リンクパールを預ける側は、使用する言語、人数、主な活動日、時間帯、標準時などを指定することが可能で、リンクシェルのニーズに応じたメンバーを募集することができる。

　調整関連では、「獣使い」と「召喚士」に調整が盛り込まれる。獣使いには呼び出せるペットが新たに追加されるほか、アイテムを消費せずに汁ペットを呼び出せるアビリティ「しょうしゅう」や、ペットコマンド「しじさせろ」ではチャージが貯まっている場合、連続で特殊技が使用可能となる。召喚士は、既存の履行技に連携属性が追加され、召喚獣との間で連携がしやすくなるほか、神獣の加護の効果値が上方修正される。両ジョブとも純粋な上方修正となっている。

【獣使いと召喚士が強化】

それぞれペットや召喚獣の使い勝手が増したことで、ソロプレイがさらに捗りそうだ

　バージョンアップ当日の恒例行事となっている「もぎたてヴァナ・ディール」の放送が今回も実施される。11月10日21時よりYouTube Liveで実施され、松井聡彦プロデューサーが11月バージョンアップ情報を生放送でお届けする。

　また、既報のように、バージョンアップ翌日の11月11日からは無料ログインが可能になる「ウェルカムバックキャンペーン」や、「FFXI」関連コンテンツが安く購入できる「ディスカウントキャンペーン」を実施する。キャンペーンをフル活用して存分に「FFXI」の今を愉しみたいところだ。その他のアップデート項目は以下の通り。

【アドゥリンエリアに新たなNMが登場】

新しいノートリアスモンスター

新たな報酬

【モグガーデンに新たなモンスターの飼育が可能に】

モグガーデンでは、モンスター飼育のランク上限が2に上昇し、飼育可能な新たなモンスターが追加される。新たに飼育可能になるモンスターはコカトリス/エフト/ラプトル

【フェイスの調整】

フェイスの一部のウェポンスキルが上方修正される