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タカラトミーアーツ、多彩な新製品を紹介する新春商談会を開催
イクラ巻き型ロボットや、新型ビール泡立て器、ユニークなガチャも登場
(2014/10/16 16:41)
タカラトミーアーツは10月15日、16日に東京・東日本サンライズホールで商談会を開催し、多数の新製品を展示した。新作商品の中からユニークなものをピックアップしていきたい。
“にぎり寿司と手巻き寿司がロボットに変形して戦う”というユニークなコンセプトの変形玩具シリーズ「お寿司戦隊シャリダー」は、10月にいくつかの新製品を投入する。目玉となるのが「軍艦イクラス」。これまでにぎり寿司の“シャリダー”に比べ手巻き寿司の“テマキッズ”の軍勢は造形的にシンプルで地味だったが、イクラスは大型で変形パターンも凝っており、“ボス”の風格がある。頭と肩に乗っているイクラのつぶつぶもリアルな感じだ。
そしてシャリダーとイクラスの乗り物も登場した。アガリ(お茶)の入った湯飲みが変形する「アガリ号」と、お椀が変形する「オワン号」で、アガリ号はお茶部分のパーツを開閉するつまみが“茶柱”になっていたり、オワン号はテマキッズが3人全員乗れたり、細かいところにこだわりがある。シャリダーは子供がメインターゲットだが、大人でも楽しめる要素を詰め込んでいるという。シャリダー関連のラインナップは第1弾はここまでだが、アイディアとして大きなマグロ型の秘密基地なども上がっており、できれば今後も展開していきたいとのことだ。
タカラトミーアーツは、「おかしな」シリーズなど“楽しんで食事する”というコンセプトの商品を多数出しているが、“ビールの泡”には特にこだわり毎年新製品を出している。3月に発売予定の「ソニックアワーポータブル」はコンパクトデジカメほどの大きさの機械をグラス夜間に押し当て、超音波で泡を出させる商品だ。グラスの底に超音波を当て泡を出させる「ソニックアワー」の機構を応用したもので、より幅広い入れ物に対応した。
「おかしなかき氷 ガリガリ君 激盛りミックス!」はアイスの「ガリガリ君」を容器に入れ、手で回転させることで、大根おろしのように粗挽きにすり下ろせる「おかしなかき氷 ガリガリ君」シリーズの最新作。1度に2つのガリガリ君を入れ、味を混ぜ合わせることが可能になった。
このほかにも「スター・ウォーズ」のストーム・トルーパーがユニークなポーズをとるガチャ商品「ストーム・トルーパーと一緒」や、水槽に入れて泳がせる「ロボフィッシュ」にウミガメ型の「ロボタートル」が加わったり、タカラトミーアーツならではの新製品を見ることができた。今後はアパレル関連の商品も展開し、「ミクロマン」や「オムニボット」といったタカラトミーのIPやガチャシリーズ「パンダの穴」の「フルーツゾンビ」などのTシャツも販売していくとのことだ。