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セガネットワークス、冬にかけての新作タイトルを一挙に発表

本格派RPGから女性向けコーディネートゲームまで

9月25日 発表

第1部で挨拶した里見治紀代表取締役社長CEO

 セガネットワークスは都内で発表会を来ない、この秋から冬にかけてサービス開始を予定している新作タイトルを一挙に発表した。本格派のRPGから女性向けのタイトルまで幅広いタイトルが揃っている。

「オルタンシア・サーガ −蒼の騎士団−」

説明を行なったセガのオンライン研究開発部・向山俊行氏とf4samuraiの田口堅士開発プロデューサー

 「オルタンシア・サーガ −蒼の騎士団−」は多人数対戦型の正統派RPGで、Android/iOS用タイトルで今冬サービス開始を予定。基本プレイ無料のアイテム課金制。

 発表会に登壇した企画を担当したセガのオンライン研究開発部・向山俊行氏は「スマートフォン向けタイトルのユーザー層にはカジュアル層が存在し、その主流派がシングルプレイが中心。そこに多人数対戦システムを入れて1人でも楽しめるようなハイブリッドなコンテンツを目指した」と企画意図を説明。

 ゲームプレイについて「カジュアル層にRPGの王道の奥深いストーリーを楽しんでもらい、育てたキャラクターを誇示する場として多人数対戦で活躍してもらいたい」と、シングルと多人数プレイの場の使い分けを示した。向山氏によれば、2国間対立を軸としたストーリーは王道であるがゆえにシリアスだと言うが、キャラクターは逆に重苦しくならないよう誰からも愛されるキャラとなるように設定したという。

 ゲームのシステムについては、制作を担当するf4samuraiの田口堅士開発プロデューサーが説明。ゲームは章立てで進行し、年表システムを採用。「オルタンシア伝」という本筋を進めていくことで外伝やキャラクターの物語である「騎士列伝」がオープンになる。こうして物語を埋めていくことで、謎が解明されていき壮大なストーリーが進行していく。

 戦闘シーンについては斜め見下ろし型を採用し、職業により攻撃可能範囲が設定されており、キャラクターの配置などを考える戦略性もある。戦闘によってスキルボールを溜めていき、スキルを発動することで一気に敵を蹴散らしていく。簡単・爽快・奥深い戦闘シーンを目指しているという。

 40人同時対戦の多人数対戦について向山氏は、大軍勢同士のぶつかり合いの演出にこだわって制作を進めているという。向山氏は「大軍勢を蹴散らしていく爽快感をお伝えしたい」と語った。

 現在、細かい部分を調整中だといい、田口氏は「冬を越さないうちにお届けしたい」と現在開発のラストスパートに向け突っ走っているようだ。

ゲームのシステム部分を説明したスライド。手軽ではあるが、本格的なゲームに仕上がっているようだ

クエスト選択画面
年表システム。本編を進めて行くと外伝などがアンロックされる。それらをクリアしていくことで物語の全体像が明らかになっていく

バトルシーン
多人数対戦システム。大軍勢同士のぶつかり合いをダイナミックに描きたいとしている

「大乱闘! ドラゴンパレード」

開発プロデューサーの斎藤誠記氏とアクセルゲームスタジオで開発ディレクターを担当する佐藤竜史氏

 「大乱闘! ドラゴンパレード」は、大乱闘ラインバトルゲーム。Android/iOS用タイトルで、もうまもなく事前登録を開始(今秋)し、今冬サービス開始を予定している。基本プレイ無料のアイテム課金制。

 登壇した開発プロデューサーの斎藤誠記氏とアクセルゲームスタジオで開発ディレクターを担当する佐藤竜史氏は「わかりやすく、奥深く、より長く遊んでもらう」と、このゲームのコンセプトを説明。同作はラインバトルだが横持ちでは無く縦持ちとなっている。これは指1本でプレイ可能な点にこだわっているからで、横画面に比べ縦画面の方が画面の情報量が減るが、これをスワイプやタップによる拡大縮小機能で1画面の情報量を減らさずに爽快なバトルを実現するインターフェイスとなっているという。

 モンスターの召喚や必殺技「ソウルブレイク」といった“大技”も指1本で実現可能なところも特徴の1つ。モンスターたちを召喚し、戦略と必殺技を駆使して敵モンスターを討伐し、敵軍のタワーを破壊するのが目的。

 モンスターは炎・水・森・光・闇の属性を持っており、この属性に加え、攻撃が得意なキャラクターや守りが得意だったり、遠距離からの攻撃が可能なタイプなど、様々な特徴を持っている。相手に合せてデッキを組み替えて敵に挑むことになる。また、育成の奥深さや、敵をどの順番で倒すかによって有利になるといった戦略性もあり、長く遊べる要素も充実しているという。

 ほかのユーザーと対戦したりユーザーランクを上げることでポイントも取得し、自分の拠点となる村にポイントを割り振って拡張していくのが目的となる。ゲート(自軍タワー)のHPレベルを上げたり装備アクセサリーを作ったり機能をパワーアップしていく。

 さらには1obitの「REC SDK」を搭載することで、ゲームをプレイしながらインカメラで自分の顔を撮影し、その映像をインサートしたものをゲーム実況のようにYouTubeやTwitter、facebookでシェアすることができる。

「大乱闘! ドラゴンパレード」のポイント
「REC SDK」を利用して実況を録画し配信することができる

ゲームの流れとしては敵とのバトルを行ない、そのポイントで村を育てていくこととなる。手軽で爽快というのがポイントだ

【スクリーンショット】

【登場キャラクター】

「スカッズ〜最凶の絆〜」

プレゼンテーションを行なった開発ディレクターの古市憲生氏

 不良同士の戦いを描いたガチ魂(ダマ)バトルゲームが、「スカッズ〜最凶の絆〜」。Android/iOS用で、9月25日から事前登録が開始され、今秋配信開始となる。基本プレイ無料のアイテム課金制。

 「スカッド」とは、不良達のことを指し、不良学生、ギャング、暴走族などあらゆる不良集団が存在する。これらのワルのたまり場となっている街で、主人公の我地 魂(がち たましい)は争いに身を投じていく。マンガ風のストーリーで構成され、演出もコミック風となっている。登場する不良は200人以上で、魅力的なキャラクターとライバル達が登場する。

 バトルについては詳しくは発表されなかったが、片手で指1本で手軽に喧嘩することができるのだという。パチンコっぽい画面構成だが、運だけでは無く爽快な不良バトルが楽しめる。またパチンコだけにフィーバータイムやコンボなど、同様の演出も盛り込まれている。

 秋田書店の「別冊ヤングチャンピオン」とのコラボも決定しており、秋田書店で連載中の作家陣の描き下ろしキャラクターが多数登場するよう現在制作が進められているという。事前登録の特典は、「錻力のアーチスト」の細川雅巳氏によりデザインされた特別なキャラクター「SR 錦城天音」だ。

【ストーリー】

 不良学生、バイカー、ギャング……。街では血気盛んな若者たちが各々に群れをなし、覇権をめぐって喧嘩に明け暮れていた。――その集団は"スカッド"と呼ばれた。

 生まれ育った街に戻ってきた主人公は、かつての宿敵である幼馴染「西条」と決着をつけるべく、不良の巣窟「星蘭高校」に転校する。しかし、最強の名を欲しいままにしていた西条は彼自身が束ね上げたスカッド「青嵐会」を残し、いずこかへと行方をくらましていた。

 西条の足取りを追って街へ出る主人公であったが、否応なしにスカッド同士の争いに巻き込まれていく……。西条はどこへ行ったのか?覇権を握るスカッドは? 戦いに飢えた男たちによる"拳"と"絆"のドラマが今、始まる!!

不良達の戦いを描く
主人公・我地 魂
細川雅巳氏がデザインした事前登録の特典「錻力のアーチスト」

「チェインクロニクル 〜絆の新大陸〜」ver 2.1アップデート

プレゼンテーションを行なった秋山隆利チーフプロデューサー

 現在サービス中の「チェインクロニクル 〜絆の新大陸〜」の「ver 2.1」バージョンアップについても発表された。9月29日の実施を予定しており、現在調整中だという。今回導入されるのは、「タイムアタックルーレットシステム」と「絆アビリティシステム」、ユーザーからの要望が大きかった「武器持ち替えシステム」。

 「タイムアタックルーレットシステム」は、副都のクエスト「カジノの噂」をクリアするとカジノへ行けるようになる。カジノでは専用の「カジノコイン」を使ってクエストに挑戦。クリアすることで報酬を得ることができるが、すべてルーレットによりランダムで決定する。中にはSSR、SRのキャラクターも予定されているという。逆に運が悪ければ強化素材なんてこともある。ルーレットは金・銀・銅とあり、タイムアタックでより早くクリアすることで豪華なルーレットを回すことができる。

 「絆アビリティシステム」は、パーティキャラクターを仲間の絆でより強くすること我できるシステム。出撃キャラクターにサポート役のキャラクターを設定することで、出撃キャラクターの能力アップや、特殊なアビリティを発動させることができる。サポート役のキャラクターは戦闘には参加しないが、出撃キャラクターを絆の力で強くしてくれる。

 「武器持ち替えシステム」は、1キャラクター3個まで所持することができ、キャラクター設定画面から使用武器を指定できる。クエストに応じて適した武器を持っていくことができる。

発表会で公開されたスライド

【タイムアタックルーレットシステム】

【絆アビリティシステム】

【武器持ち替えシステム】

サカつくシュート!

 「サカつくシュート!」については、12月10日に1周年を迎えることから、この秋に大幅なアップデートが行なわれることが発表された。内容については具体的には発表されなかったが、キーワードとしては「監督」と「留学」が上げられた。

 「監督」については、監督の手腕によりクラブのさらなる強化が可能になるという。監督の能力をフルに活かすことで試合を有利に進めることができる。

 「留学」については、「サカつく」シリーズおなじみのシステムとなる。留学させることで今まで以上に選手を強化可能となる。留学先のクラブに応じて様々な効果が用意される予定。

プレゼンテーションを行なった中山泰良開発プロデューサー。キーワードとしては「監督」と「留学」が上げられた

「オシャレコーデ GIRLS HOLIC」

プレゼンテーションを行なった中川侑美開発ディレクター

 「オシャレコーデ GIRLS HOLIC」は、ファッションコーディネートが楽しめるアプリ。Android/iOS用で来週頭の配信開始を予定している。基本プレイ無料のアイテム課金制。

 開発を担当した中川侑美開発ディレクターは「市場の半分は女性なのに、男性向けのゲームしか無い。無いなら自分の欲しいものを作ろうと思い開発に至った」と経緯を説明。自分の店でお客さんのコーディネートを行ないポイントを集めていく。コーディネートしたファッションをスナップ写真に撮ったりおしゃれグランプリでトップを目指すなど様々なことが可能になっている。

 またECサイトや有名ブランドとコラボしており、ゲーム内に登場した服がカワイイと思ったら実際に購入することも可能となっている。

ファッションに関して様々なことが楽しめる。中川ディレクターは「このアプリを通じてもっとおしゃれを楽しんで」とコメント

【スクリーンショット】

第1部「Noah Pass事業戦略発表会」

プレゼンテーションを行なった岩城農上席執行役員 事業開発部長

 第1部に行なわれた「Noah Pass事業戦略発表会」では、同社のマーケティング支援ツール「Noah Pass」に関する新規事業が行なわれた。これは「Noah Pass」はスマートデバイス向けゲームアプリ内に相互に広告を表示することで無償の顧客相互紹介を主な機能としたマーケティング支援ツール。

 今回発表されたのはより幅を広げたもので、アマゾン ジャパンとの協業により、たとえばアプリ内課金アイテムを購入金額に応じて「Amazonコイン」をプレゼントするなどのキャンペーンを行なう。

 このほかにもゲーム特化型クラウドファンディングサービス「クラウドドライブ」の展開、リターゲティング広告の開始、ゲーム内のユーザーの行動データを元にデータを解析するリサーチソリューションの提供などとなっている。

【「Noah Pass」に関するスライド】

【アマゾン ジャパンとの協業】

【ゲーム特化型クラウドファンディングサービス「クラウドドライブ」】
ゲームの開発時だけでなく、ゲームのリリース前後に広めるためのファンドも提供していきたいとしている

【リターゲティング広告】
ユーザーはゲームスタートの30日後に続けている人は10%から30%。一方で1度離れた人が帰ってくると30%が継続するというこのことから、業界最大規模の広告在庫を持つFacebook、nex8といったアドネットワークを活用し、高い効果を期待される「リターゲティング広告」のメニューを2014年の冬から開始する

【リサーチソリューションの提供】
リサーチソリューションの提供では、まずは白書「スマホゲームユーザー解体新書2014」を10月初旬に販売する。その後、「Noah Pass」参加社にタイトル内のユーザー分布を可視化できるソリューションを提供する

(船津稔)