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「艦これ」2014年夏イベント プレイガイド第2回 -MI作戦-

第2艦隊も前線に動員! 12隻の「連合艦隊」でMI島を奪い取れ!

8月8日~29日11時 イベント開催予定

「MI作戦」は3つの海域で構成されている

 ブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」にて、2014年夏のイベント「期間限定海域【AL / MI作戦】」が、8月8日から29日11時までの予定で開催されている。

 前回は序盤戦となる「AL作戦」のプレイガイドとして、第2海域までをお届けした。今回はイベントの本番とも言える、第3海域から第5海域までの「MI作戦」についてお伝えしたい。合わせて、新システム「連合艦隊」についても説明する。

 「MI作戦」のモチーフとなっているのは、太平洋戦争におけるミッドウェー海戦だと思われる。日本海軍はこの戦いで、「赤城」、「加賀」、「蒼龍」、「飛龍」の空母4隻を失い、ミッドウェー島の攻略に失敗するという大敗を喫している。「彼女らの無念を晴らし、今度こそ勝利を!」と意気込む提督も多いことだろう。戦闘の音楽も本作戦専用のもので、悲壮感漂うメロディが戦いを盛り上げてくれる。

 なお今回お伝えする内容は、艦隊司令部レベルが105の筆者がプレイした内容となる。艦隊司令部レベルがもっと低い場合、敵の構成が段階的に弱くなる。前回の「AL作戦」のガイドを含め、「こんなの初心者には無理だ!」と思わずに挑戦してみていただきたい。筆者の場合は、おそらく最も強いパターンの敵構成となっている。

合計12隻の「連合艦隊」を編成せよ!

必要な艦種を含めた上で艦隊を編成し、第2艦隊の旗をドラッグ&ドロップ
確認画面で編成すれば、12隻の「連合艦隊」が完成

 「MI作戦」のシステム周りにおける注意点は2つ。1つは「AL作戦」に引き続き二正面作戦となるため、本作戦に参加した艦娘には“MI作戦参加”のタグが付与され、以後は他の作戦や支援艦隊に出撃できなくなる。

 もう1つは、本作戦における新要素「連合艦隊」だ。従来は6隻編成を1艦隊として出撃させていたが、本作戦には2艦隊分、12隻を1つにまとめて「連合艦隊」としなければならない。“連合艦隊にしてもいい”のではなく、“しなければ出撃できない”ので、最初の編成に少し手間がかかる。

 「連合艦隊」の編成には、いくつかのルールがある。まずは第1艦隊と第2艦隊に、条件を満たした艦娘を入れる必要がある。下記を参考に、最低限必要な艦娘を入れてから、保有戦力に応じて他の艦娘を選ぶ……という流れで編成していただきたい。

編成

【第1艦隊】
・空母:2~4隻(水上機母艦は含まない)
・戦艦:2隻以下(航空戦艦を含む)

【第2艦隊】
・軽巡洋艦:1隻(雷巡は含まない)
・駆逐艦:2隻以上
・重巡洋艦:2隻以下(航空巡洋艦を含む)
・水上機母艦:1隻以下

 第1艦隊には空母2隻が必須、第2艦隊には軽巡1隻と駆逐艦2隻が必須となる。それ以外は、上記の条件にひっかからない範囲で組み入れて構わない。特に明示していない艦種については組み入れ自由なので、第2艦隊に戦艦3隻という編成も可能だ。

 編成が済んだら、編成画面で第2艦隊を表示させ、左上にある各艦隊の旗印から第2艦隊の旗をドラッグして第1艦隊に重ねる。すると連合艦隊を編成するかどうか聞かれるので、編成を選べば完了だ。これで「MI作戦」に出撃できる。この連合艦隊により、「MI作戦」では夜戦以外は2つの艦隊が2列に並んで戦闘するようになる。

戦闘

第3海域のマップ。矢印のようなマークがあるところが航空戦マス
12隻が2列に並んで同じ戦場で戦う。戦闘順はやや複雑だが、厳密に理解しなくても大丈夫だ
陣形は「連合艦隊」専用の4種類

 出撃後のマップも従来とは異なる。まずマップで青と赤の矢印のようなマークで示されたマスは、砲撃戦や雷撃戦が行なわれず、航空戦のみが2回続けて行なわれる。それが終わると夜戦可否の判定に移り、夜戦を選ぶと第2艦隊のみが夜戦を行なう。昼戦では第2艦隊は航空戦の標的になるのみで攻撃はできず、夜戦では第1艦隊は登場しない、というわけだ。

 従来どおりのマークのマスでの戦闘は、通常戦に第2艦隊が加わるような形になる。まず開幕航空戦、続いて開幕雷撃(第2艦隊のみ)が行なわれる。次は第2艦隊の砲撃戦となり、通常の6対6と同じ形で進行する。ただし砲撃戦は敵味方に戦艦が居ても1巡で終わる。その後、第2艦隊の雷撃戦が入る。

 続いて第1艦隊の砲撃戦。第1艦隊は開幕雷撃と砲撃戦後の雷撃戦がなく、砲撃戦のみとなる。こちらは戦艦が居れば2巡する。以上が終わると夜戦判定へと移り、夜戦に入ると第2艦隊のみが夜戦を行なう。

 言葉で説明すると少々ややこしいが、第1艦隊は航空戦中心、第2艦隊は雷撃と夜戦中心になると覚えておくといいだろう。いずれも砲撃戦は行なわれるのだが、筆者の体感では、連合艦隊時は通常の戦闘よりも昼間の砲撃の命中率が低く感じられる。特にボス戦では高い耐久値を削りきる必要があるので、昼間の航空戦でできるだけ敵を減らし、夜戦で的確に落とすという流れになるよう、編成を考えるといいだろう。

 戦闘前の陣形選択も変化している。「連合艦隊」専用に4つの陣形があり、対潜哨戒、前方警戒、輪形陣、戦闘隊形となっている。各陣形の詳細な効果は書かれていないが、筆者の場合、航空戦マスでは輪形陣、通常戦やボス戦では戦闘隊形、対潜水艦では対潜哨戒を選んでいる。なお夜戦マスでは第2艦隊のみが戦うため、通常の5つの陣形から選択する。

護衛退避

 「連合艦隊」についてもう1つ。第2海域の海域撃破ボーナスで入手した軽巡「大淀」をレベル35にして改造すると、「艦隊司令部施設」というアイテムを持ってくる。これを第1艦隊旗艦になる艦娘に装備させておくと、戦闘で大破した艦を駆逐艦に護衛させながら退避させることができる。大破が出た時に艦隊ごと撤退する以外の選択肢が生まれるわけだ。

 護衛退避は、大破艦が出た戦闘が終了した際に選択画面が表示される。ここで護衛退避を選ぶと、第2艦隊の中で、並びで最も上になっている小破未満の駆逐艦が随伴し、大破艦とともに戦線を離脱する。進軍はできるが、次の戦闘は10隻で行なうことになる。さらに次の戦闘で大破艦が出た場合も、小破未満の駆逐艦さえ居れば護衛退避は可能。ただし1回の戦闘で2隻以上の大破艦が出た場合は、1隻しか護衛退避できない。

 護衛退避した艦とされた艦は、いずれも燃料が0になり、疲労度が最も深刻な赤の状態になる。大破した艦は入渠して疲労度を回復できるが、護衛した駆逐艦が無傷だった場合はその手が使えないので注意が必要だ。

【スクリーンショット】
第1艦隊旗艦が「艦隊司令部施設」を持っていると、護衛退避が可能になる
大破した艦娘を安全に退避させつつ、戦闘を継続できる。ただしリスクもあるので、よく考えて使いたい

(石田賀津男)