タミヤ、ミニ四駆をテーマにしたムービー「Keep on Running」を公開

　タミヤは公式ページ、及びYouTubeのタミヤチャンネルでミニ四駆をテーマにした公式ムービー「Keep on Running」を公開した。

　このムービーではSF映画などで使用されるモーションコントロールカメラを使用し、コースを走る歴代のミニ四駆が次々と登場するというファンにはもちろん、ミニ四駆を知らない人にも見応えのあるものとなっている。

　登場するミニ四駆は第1弾の「ホットショットJr」から最新マシンの「アビリスタ」まで約200台。「マグナムセイバー」や、「マックスブレイカーブラックSP(スーパーXX)」などシリーズ全車が登場する(限定生産はのぞく)。ファンは自分の愛車を探してみるのも良いだろう。

　今回のミニ四駆第1弾として取り上げられている「ホットショットJr」は“レーサーミニ四駆”として1986年に生まれた。当時は高価だったラジコンカーの縮小版として、低年齢層をターゲットに発売されたが、ミニ四駆専用のコース、専用のアップグレードパーツが発売されることでどんどん奥深いホビーとなっていき、雑誌展開やアニメによって裾野が広がり、大きなブームを生み出した。

　パーツと組み合わせが如実に走りに影響するその駆け引きは子供はもちろん大人達も魅了し、全く新しいホビーとして確立していき、その後ブームはたびたび訪れた。2014年6月から始まったミニ四駆全国大会「ミニ四駆ジャパンカップ2014」は昨年を上回る参加人数を獲得しながら、熱い戦いが繰り広げられている。現在もその人気は衰えるどころかますます盛り上がっている。ムービーはかつてのブームを思い出させ、様々な進化を遂げていくミニ四駆の歴史を感じさせるものとなっている。