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【E3 2014】ゲームロフトブースで「カーズ」、「スパイダーマン」の新作ゲームを体験
日本配信が期待されるキャラクターゲーム2本を紹介
(2014/6/15 00:00)
ゲームロフトは、E3 2014において新作モバイルタイトルのプレイアブル出展を行なった。新作としてはこの夏リリース予定のタイトルが出展されていたが、その中でも今回は特に興味深かった2本を紹介したい。
紹介する2本はいずれもディズニー/ピクサーの「カーズ」、マーベルの「スパイダーマン」を扱ったキャラクターものとなっており、日本でも配信が期待されるタイトルとなっている。
ビルディング要素を併せ持ったカジュアルレースゲーム「Cars: Fast as Lightning」
ディズニー/ピクサーの映画「カーズ」をテーマとした「Cars: Fast as Lightning」は、レース場のビルディング要素も兼ね備えたカジュアルなレースゲームとなっている。
プレーヤーは主人公のライトニング・マックィーンやその仲間たちを操作し、レースゲームに勝利することで新たな仲間やレース場に組み込むスタント設備を獲得していく。レースゲームは非常にシンプルで、アクセルボタンを押すだけで車がスタートし、運転は自動。プレーヤーはポイントとなる場所でタップ操作、指定された方向へのドラッグ操作などを行なって仕掛けをクリアしていく。
レース場は最初まっさらで、タイミングを合わせたタップ操作のみでクリアできるが、ジャンプ台をはじめとしたスタント設備を増やしてレース場を賑やかにしていくほど、インタラクションする箇所と種類が増え、自然とレースの難易度が上がっていく仕組みとなっている。
ゲームとしてはシンプルだが、レースをする度に増えていく仲間や、“自分でカスタマイズしたレース場で繰り返しレースを行なう”という楽しさに新しさを感じることができた。ゲーム内ではライトニング・マックィーンらキャラクターのかわいらしさも十分表現できているので、「カーズ」ファンにもオススメだ。基本無料で、今年の夏配信予定。
アメコミビジュアルの大スケールランナーゲーム「Spider-Man Unlimited」
「Spider-Man Unlimited」は、スパイダーマンをテーマとした3Dモデルのランナーゲーム。レーンは縦に3列あり各所を移動しつつジャンプ、スライディング、時にはウェブスイングをして障害物と敵を乗り越えていく。
グラフィックスは往年のアメリカンコミックス風。マンハッタンを駆け抜けていくスパイダーマンらしい疾走感が楽しく、犯罪組織「シニスター・シックス」との戦いがストーリー仕立てで描かれる。ステージごとにクリア条件が決まっており、これを満たすごとにストーリーが進行していく。
内容はオーソドックスなランナーゲームだが、障害物を避けるだけでなく、敵を倒したりウェブスイングで思い切り高い場所に行けたりと、ランナーゲームとしてはスケールの大きい移動感覚が実にスパイダーマンらしい。また街だけでなく、建物内や壁登りなど、ほかのシチュエーションもあるみたいなので、そのメリハリも楽しみだ。
なお本作では次元を超えてキャラクターが集まってくるという設定になっており、スパイダーマンだけでも23バージョン以上が登場するという。敵側もグリーン・ゴブリンをはじめとした様々なバージョンの敵軍勢が登場し、豪華なのかカオスなのかわからないハチャメチャなストーリーが展開されるようだ。基本無料で、今年の夏配信予定。