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今年もアオシマは「艦これ」を大プッシュ! コスプレコンパニオンも登場

タカラトミーアーツの「ミクロマンアーツ」の新作艦娘フィギュアも出展

5月15日~18日 開催(一般開催日:17日~18日)



会場:ツインメッセ静岡



入場料:無料

 昨年のホビーショーで目立ったのが「艦隊これくしょん -艦これ-」関連の商品だった。その中でも大きく力を入れていたのがアオシマである。アオシマは、自社のみならず、ハセガワやタミヤの「ウォーターラインシリーズ」を“艦娘”が描かれたパッケージ、でカール、エッチングパーツを付属させ販売するという戦略で人気を集めた。

 今回の、「第53回 静岡ホビーショー」でアオシマは、ウォーターラインシリーズに加えフィギュアも展開し、さらに力を入れたアピールを行なっていた。ブースにはコスプレのコンパニオンも登場しており盛り上がっていた。本稿ではアオシマの「艦これ」グッズの情報と、さらにタカラトミーアーツの「ミクロマンアーツ」の新作艦娘フィギュアを紹介していきたい。

【アオシマのコンパニオン】
加賀と雪風のコンパニオン。艤装もこだわっているところがアオシマらしいところ

ウォーターラインがコレクションアイテムとして大人気! フィギュアにも注力

ずらりと並んだパッケージは壮観だ。コレクションしたくなる気持ちもよくわかる
新作の「ミニフィギュア(仮称)」。秋発売予定

 今回アオシマの「艦これ」コーナーで“壮観”だったのが、ウォーターラインのパッケージをずらりと並べたところ。艦娘たちが描かれた特別パッケージが一堂に会しているのは独特の迫力がある。

 このパッケージはユーザーから特に好評で、コレクションアイテムとしても人気を集めているという。確かに、並べることでさらに集める楽しさがふくらむと感じた。この特別パッケージのウォーターラインの新作は、「軽空母 瑞鳳」が5月に発売予定で、価格は4,000円(税別)。「航空母艦 翔鶴」が6月に発売予定で、価格は6,000円(税別)。

 プラモデルメーカーとしてのイメージが強いアオシマだが、近年はフィギュアにも力を入れており、昨年発表した「雪風」が今年は彩色された状態で出展されていた。さらに新作としてフィギュアの「伊19」も出展。どちらもフィギュアはもちろん、アオシマらしい艤装へのこだわりに注目して欲しいとのことだ。

 このほか、ラバーストラップも好評で、新作としてデフォルメフィギュアの登場も予定している。「ミニフィギュア(仮称)」と名称も未定であるが、秋発売を目指して開発中。艦娘たちは各社が様々なアレンジでフィギュアを出している。作品ごとのアレンジの楽しさも、コレクションを一層面白くしてくれると感じた。

【アオシマ 艦これコーナー】
パッケージのアップと、「軽空母 瑞鳳」。瑞鳳は5月に発売予定で、価格は4,000円(税別)
「航空母艦 翔鶴」は6月に発売予定で、価格は6,000円(税別)
フィギュア「雪風」。6月に発売予定で、価格は8,500円(税別)
フィギュア「伊19」。9月に発売予定で、価格は8,500円(税別)
秋発売予定の「ミニフィギュア(仮称)」
第四弾まで登場している「ラバーストラップ」。ブラインドボックス形式で、1個500円(税別)。第5弾が8月に発売予定

タカラトミーアーツ、ミクロマンアーツ新作に「金剛」、「比叡」登場!

 「艦これ」や「ラブライブ!」、「GO GO 575」といった作品のキャラクターを、全長10cmという「ミクロマン」の手法で製作するタカラトミーアーツの「ミクロマンアーツ」。会場では、艦娘の「金剛」、「比叡」の新作を出展していた。

 開発者のこだわりはキャラクター表現はもちろん、“艤装”にも及んでいる。金剛や比叡の“戦艦”タイプの艦娘は砲塔のついた大きな艤装を背負っているのが特徴なのだが、ミクロマンアーツではこの艤装に可動ギミックを搭載する。このため、他の艦娘フィギュアとはひと味違ったディスプレイが可能となる。ポーズに合わせて、“変形”ともいえる艤装の配置にもこだわりたくなるところだ。

 実は会場ではさらにもう1体、ミクロマンアーツの新作が出展されているがこちらは会場のみのシークレットで、ぜひ公開日に確認して欲しい。ちなみに今回タカラトミーアーツは、トミーテックのブース内に出展している。来場する際は、トミーテックの中のタカラトミーコーナーを目指して欲しい。

【ミクロマンアーツ 艦これ】
上段が「金剛」、下段が「比叡」。艤装の表現に注目して欲しい。ミクロマンアーツは発売に向けて試作品をどんどんブラッシュアップしていく。今後のイベントでも注目していきたい

(勝田哲也)