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「FFXIV: 新生エオルゼア」ログイン制限を吉田直樹氏が謝罪

同時接続21万人を突破。週末に抜本的な対策と、補填措置として無料期間の延長も

8月27日発売

価格:
3,300円(PS3通常版)
10,290円(PS3コレクターズエディション)
オープンプライス(Windows PC版)
利用料金:1,344円(エントリー、30日)

1,554円(スタンダード、30日)
4,347円(スタンダード、90日)

 グローバル規模でのアクセス集中により、正式サービス開始直後からサーバーダウンを防ぐための断続的なログイン制限を実施している「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」について、プロデューサー/ディレクターの吉田直樹氏がフォーラムを通じてコメントを発表し、販売予測とサーバー許容量予測を見誤り、ユーザーがプレイしにくい状況が続いていることについて謝罪した。

 吉田氏のコメントによれば、日本時間のピークタイムの同時接続者数は21万8,000人にも達し、純国産のMMORPGとしては姉妹作の「ファイナルファンタジーXI」をしのぎ、史上最大規模となる。日本と北米、ヨーロッパではそれぞれピーク時間が約8時間ずつずれているが、それぞれのピークタイムで計測すると、同時接続者数は30〜35万人にも達するという。

 吉田氏としては、リローンチと言うことで、もう少し緩やかな立ち上がりを予測し、それに基づく軸業計画を立てていたということだが、予想を上回るユーザーが参加してしまったことで、サーバーの許容量を超えないようにログイン制限を実施せざるを得なくなったという。

 日本向けワールドのピークタイムは21時から24時あたりで、このあたりはログイン制限が発生しやすいという。このログイン制限は、週末から週明けに掛けて実施されるワールドの追加や、負荷分散処理によって解消する見込みであり、今週一杯までログイン制限が継続することについて理解と協力を求めている。

 なお、ログイン制限と同時に実施されているキャラクター作成制限については、新規キャラクターを作成すると、必然的に3都市とその周辺にキャラクターが集中してしまうことから、特定のゾーンにアクセスが集中することでモンスターの枯渇や、ゾーンサーバーへの高負荷などを防ぐために実施しているという。

 このため、各ワールドの各エリアの人口密度やクラスレベルを24時間モニターしながら、細かく制限と制限解除を繰り返している状況だという。こちらは既存キャラクターの成長を待つ必要があるため、一気に解放されることはなく、徐々に緩和されていく方向になるようだ。

 なお、現在予定されているサーバー増強については、実はアーリーアクセス期間中の8月25日から準備がスタートし、現在はほぼ準備を終え、プログラムのインストールや内部試験が行なわれている段階だという。このワールド追加により、サーバーに収容可能なプレーヤー数が大幅に増えるため、ログインが容易になるとしている。

 さらに、ワールド追加と同時に、コンテンツファインダーのマッチング対象を25ワールドずつから、さらにいくつかのグループ単位にわけることで、処理能力を向上させるとしている。これらの処理は週末から週明けには完了する見込みとしており、対応の実施日時が確定し次第、公式サイトを通じてアナウンスするとしている。

 ユーザーからリクエストが多いという、ゲームをプレイせずに離席しているキャラクターを、自動ログアウトする機能については、検討はしているものの、現在はワールド追加と負荷分散対策に全リソースを集中させているところとしている。もっとも、この放置キャラクターの問題は、1度ログアウトすると、ログイン制限でログインできなくなるという事情から生まれたユーザー側の“苦肉の策”であり、抜本的な対策を行なうことで、この問題そのものが解消される可能性が高い。

 最後に吉田氏は、今回の各種対応が完了した後、「数日間の無料期間延長など、サポート面の対応も検討させて頂きます」とコメントしており、何らかの補填措置が行なわれる予定となっている。

(中村聖司)