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【ChinaJoy 2013】エクストリーム、「デビルハンターズ オンライン」を獲得

スマホ全盛の時代にあえて逆を張る! 中国産「アラド」風横スクロールアクション

7月25日~29日開催(現地時間)

会場:上海新国際博覧中心(Shanghai New International Expo Centre)

 エクストリームは現地時間の7月26日、ChinaJoy会場にて3社合同で記者会見を開き、中国Frozen Peakが開発しているWindows用オンラインアクション「デビルハンターズ オンライン(仮)」の日本での独占運営権を獲得したことを明らかにした。日本でのサービススケジュールは今秋サービス開始を予定し、ビジネスモデルは基本プレイ無料のアイテム課金制を予定。

【「デビルハンターズ オンライン」ディザームービー】

「デビルハンターズ オンライン(仮)」ロゴ
調印式の様子
取材に応じていただいたエクストリーム代表取締役社長の佐藤昌平氏

 記者会見当日は、両社と海外向けライセンスを所持している中国COGの3社の間で、ライセンス契約調印式が行なわれ、エクストリーム代表取締役社長の佐藤昌平氏らが出席した。記者会見は、複数社合同で行なわれたため、ゲームの紹介や代表の挨拶などは行なわれず、実にあっさりしたものだったが、ChinaJoyにおける日本メーカーの存在感が減退する中で、一際大きな存在感を見せつけた。

 Frozen Peakは、上海の西隣に位置する杭州に本拠を置くゲームデベロッパーで、「デビルハンターズ オンライン(仮)」は、G-STAR 2011で正式発表したタイトルとなる。COGは、社名がChina Online Gameの略という非常に社名を覚えやすい会社で、中国タイトルの海外展開を専業にしている珍しいメーカーとなる。1年に50近くの中国タイトルの海外展開をお手伝いしており、エクストリームもその1社となる。

 エクストリームは、ブラウザゲーム「桃色大戦ぱいろん」シリーズやメサイヤブランドのタイトルの展開で知られるオンラインゲームパブリッシャー。「桃色大戦パイロン」を2008年に始めているため、それほど新しい会社ではないが、フルスペックのクライアント型オンラインゲームを展開するのは今回が初めてとなる。

 今回エクストリームが獲得した「デビルハンターズ オンライン(仮)」は、数年前に日本でも大ブレイクした「アラド戦記」のような、横スクロールタイプのオンラインアクションとなる。ウォーリアー、スカウト、ガンナー、ソーサレスの4種類から、さらに2つずつ分派する全12の職業をベースに、多彩なPvE、PvP要素を楽しむことができる。

 バトルに大きな特徴があり、「アラド戦記」のように左右2方向への攻撃ではなく、8方向への攻撃が可能で、間違った方向を攻撃しないように近くの敵を自動的に攻撃するシステムを採用していたり、各モンスターにAIを搭載し、複数の戦闘パターンを持つなど、ポスト「アラド戦記」を狙ったタイトルとなる。

 記者会見を終えた佐藤氏に話を聞いてみると、「今回は時間がなくてゲームの紹介ができず残念でしたが、『デビルハンターズ オンライン(仮)』は社運を賭けたタイトルになります。実はクライアント型のオンラインゲームの運営は今回が初めてで、スマートフォンアプリ全盛の時代にあえて逆を張ってみました(笑)。簡単ではないと思うのですが、新たに運営スタッフを入れて全力で頑張りたいと思っているのでよろしくお願いします」とコメントしてくれた。

 佐藤氏に同行していた「デビルハンターズ オンライン(仮)」プロデューサーの童柏富氏にも同作の魅力について話を伺ったところ、「『アラド』系の横スクロールアクションでありながら、『アラド』のように左右だけでなく、8方向に攻撃できるところです。見た目はコア向けのゲームですが、レベルが上げやすかったり、攻撃しやすかったり、初心者でも遊びやすくなっているので、まずはβテストにトライして貰いたいです」とコメント。続報に注目したいところだ。

【記者会見】
記者会見を主催したCOGのブースでは、エクストリームの調印式の後も、立て続けに中国のデベロッパーやベトナムのパブリッシャーなどと調印式を行なっていた。COGのようなビジネスが成り立つのはそれだけ中国のメーカーが力を付けてきている何よりの証拠だろう

【スクリーンショット】

【キャラクターデザイン】

(中村聖司)