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「バイオハザード・ザ・リアル」本日より開催!

「生還率ほぼ0%」のアトラクションを一足お先に体験してきました

開催期間:
7月19日〜11月10日
9月9日〜9月12日は休止。9月13日以降は金曜〜月曜、祝日、10月31日のみ開催)
会場:
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ニューヨーク・エリア内 パレスシアター
対象年齢:
R12(未就学児、小学生利用不可)

こちらは「R.P.D.(ラクーンシティ警察)前。この後、感染度チェックを受け、ステージ2に進めるかどうかが判別される

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、究極のシューティング型サバイバルホラー・アトラクション「バイオハザード・ザ・リアル」を、7月19日から11月10日まで開催する。対象年齢はR12(未就学児、小学生利用不可)。体験時間は約5分から約10分。

 「バイオハザード・ザ・リアル」は、カプコン監修のもと、ユニバーサル・スタジオが誇る映画技術を駆使し、造形から音響、ライティングなど細部に至るまで一切の妥協を排して製作した、「バイオハザード」ならではの緊迫感あふれる世界が楽しめる画期的なホラーアトラクション。

 舞台はウィルスが蔓延し、「死の街」と化したラクーンシティ。生還率ほぼ0%の極限のサバイバルが生み出す緊張感の中、本物さながらの銃で、予測不可能に次々と遅い来るゾンビを撃ち進み、無事生き残れるかが試される。

インジケーターとハンドガン

 ゲスト(プレーヤー)はガンショップ「KENDO」でウイルス感染度がわかるインジケーターがケーブルで接続されたハンドガンを受け取り、30発の弾丸が込められたハンドガンを手に(残弾もインジケーターに表示)、閉鎖空間の中を次々に遅い来るゾンビをはじめとするクリーチャーたちを撃って倒しながら先へと進む。

 ステージはR.P.D.ルートとHospitalルートの全2ルートに分けられており、ルートの選択は不可。さらに、ルートは前半と後半にわかれており、R.P.D.ルートとHospitalルートのどちらかをインジケーターの感染度が一定以下で切り抜けられれば前半クリア。後半はアンブレラ研究所でのラストバトルとなる。

 クリーチャーにハンドガンを向けてトリガーを引き、当たっていれば敵は倒れる。特別ゲストとして招かれていた女性たちからは、「銃が重い。リアルな感じがする」と評価を得ていた。ただ、感染率の上昇と、敵を倒したかどうか、といった細かいところは謎に包まれており、実際にプレイして確認してみていただきたい。

 閉鎖空間、かつルートは折れ曲がっており、ところどころにはドアもあるなど、先が読めない「バイオハザード」らしい作りになっているうえ、フロアは全般的にかなり暗め。視界を確保するには、ルートの目標となる各所に設けられたランプと、ハンドガンに装備されているフラッシュライト(スイッチをひねっている間だけ照射)で照らすしかない。造形がしっかりしているゾンビはじめとしたクリーチャーは、視界の悪さもあり、パッと見それがアクターなのかマネキンなのかが一瞬ではわかりづらく、動いていない……と思って視界を移すと、背後から襲われたり、窓ガラスの後ろに鎮座している人形……と思ったら襲ってきた、といった、シチュエーションこそホラーアトラクションならではのものではあるものの、造形力やメイク力の高さで、緊張感あふれる状況にかなりの頻度で遭遇することになるだろう。

 今回のプレビューでは、取材陣が集団で体験することになったため、固まって移動している分には視界を四方に分けることで対応できていたが、少人数では相当プレッシャーがかかることだろう。また、記者は正直ホラーアトラクションにはリアクションが薄いほうで、ゾンビをマジマジと見学しながら、「ほお……よくできてるなー」なんて考えつつ、ハンドガンの感触を確かめながら先へと進んでいたのだが、フロアのあちこちから先行する特別ゲストの女性陣からの悲鳴が飛び交い(体験後に「叫びすぎて喉がカラカラになった」と語っていた特別ゲストもいた)、同行していたマスコミ陣からも「怖えええー!」、「キャー!」という悲鳴が上がっていたことは報告しておこう。

 30発という弾数制限、ウイルス感染率という縛りがあるゲーム的緊張感の設定もあり、単に怖がるだけでなく、弾数のコントロールや感染率の上昇を防ぐなど、攻略性も兼ね備えた、従来のホラーアトラクションにはない、アグレッシブなアトラクションといえるだろう。

【オープニングセレモニー】
18日に行なわれたオープニングセレモニーの様子。アトラクションエントランス前に約100名の特別ゲストが集まるなか、ウイルス感染で街が混乱し、パレスシアターの中に逃げ込むよう指示が出され、ゲストたちはされるがままに中に……先行体験がスタート
建物の中に入り、少々階段を上った先はもうラクーンシティ。ガンショップ「KENDO」のドアをくぐると、そこにはインジケーターが付いたハンドガンを用意している兵士たちが……銃を持ち、インジケーターを腕にセットして、いよいよ戦いの幕が上がる

小林氏&平林氏インタビュー……クリーチャーはカプコンデザインスタッフが監修。「日々進化しているアトラクションかもしれない」

小林裕幸エグゼクティブプロデューサー(左)と平林良章プロデューサー(右)

 体験後、会場を視察に訪れた「バイオハザード 6」の小林裕幸エグゼクティブプロデューサーと平林良章プロデューサーに囲みインタビューが行なわれた。

――アトラクションを体験されてのご感想はいかがでしょうか?

小林氏:内容は知っていましたが、平林にまかせっきりだったので、今日が初体験で……ラクーンシティの雰囲気が出ていますし、造形がすごく作りこんであって、ゾンビも普通のオバケ屋敷よりもすごく出来がよくて、本当に怖いし、歩きたくないような……。

 ゲームを体験できるように、銃を持って扉を開けて進んでいくという、ゲームを生で体験できるような形で、僕は列の先頭だったんですけれども、ドアを開けるときもドキドキしながら、ドアを蹴ったら怒られるから、蹴る雰囲気で扉をドカンと開けながら入っていって、(ゾンビに)銃を撃つんですけれども、後ろにいたカプコンのメンバーは誰も撃ってくれなくて。弾がなくなるから。なので、途中から「撃てー!」って隊長っぽいことをやってました。8人ぐらいで一緒にいけば、一個小隊の体験ができるんじゃないかと。

平林氏:前にいる人だけが怖いのではなくて、いろいろなところから襲い掛かってくるクリーチャーたちに、皆で団結して戦ってもらえたらなと。

小林氏:もともとオバケが苦手ということもあるんですが、クリーチャーが飛び出してきたとき、3回ぐらい後ずさりました。後ろの人の足を踏んでましたけど……(笑)。それぐらい驚いて下がっちゃいました。そんな感じです。

――「バイオハザード」ファンには気になるところかと思いますが、造形物などの再現度についてはいかがですか?

小林氏:街の雰囲気はラクーンシティをモチーフにしていてすごく出来がいいですし、冒頭はガンショップで、おっさんはいませんが……「2」や「3」をモチーフにした作りですし。クリーチャーはゾンビもすごいですが、リッカーも出来がよかったですし。ちょっと話せない大き目のクリーチャーに関しても、本当に止まってじっくり見たいぐらい作りがよかったです。ゲームさながらの演出で敵を倒したりしてましたし、ゲームをプレイした人ならより楽しめますし、ゲームを知らない方でもこのアトラクションを体験したら、ゲームをやりたくなると思います。

平林氏:クリーチャーの監修も、実際にゲームのクリーチャーをデザインしているスタッフに立ち会ってもらって、細かいところもこだわって作っていますので、怖いといいつつも見どころかと思います。

小林氏:「バイオハザード」の開発陣が自らクオリティチェックしてますので。

――今回のアトラクションに関して苦労されたことはありますか?

平林氏:今回、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんのアトラクション作りのスペシャリストの方々、日本も海外も含めて一丸となって(内容を)詰めたというところがあるんですけれども、やっぱりファンの皆さんにどうやって楽しんでいただくか、というところを昼夜問わず、本当に皆さんに体験していただくギリギリまで、ひょっとしたら今晩もやるかもしれないぐらいの細かいチューニングをやっていますので、かなり満足できるつくりになっていると思います。銃に関しても、昨日の晩に「もうちょっとこれできないですか?」、「もっと良くしましょう」とか、そういうポイントを詰めていますので、日々進化しているアトラクションかもしれないな、と感じています。

――地形がL字型だったり、道幅が狭かったりと、昔の「バイオハザード」っぽさを感じたんですが……。

平林氏:アトラクションを制作している方々もメチャクチャ「バイオハザード」が好きでいてくださるので、僕らが言う前に「こういうマップでどうですか?」と提案していただいて、「わかっていただいていてありがとうございます。お客さんも喜ぶと思います」といったやりとりがありましたね。

小林氏:本当に、どこからクリーチャーたちが出てくるかわからない恐怖はあると思います。僕は結構慎重に進んでましたけど、大胆に進んでもらうと、「うわっ!」ってなると思います。

――「生還率ほぼ0%」ということなんですが、実際クリアできるものなんですか?

小林氏:クリアできるように作ってありますけれども、さっきカプコン勢は全滅でしたけれども(一同笑)。こういうものは、繰り返し遊んでもらってコツを掴んでクリアする、というゲームと近いものだと思いますので。

平林氏:最低でも2回以上は楽しめる作りになっていると思いますので、本当にこれ以上言っちゃうとせっかくの楽しみが……というところもあると思います。この先は、実際に足を運んでいただいて楽しんでいただきたい。1回だけでは遊びきれないという形にはなっています。

「バイオハザード6」の「スペシャルパッケージ」と「DLCオールインパッケージ」について

小林氏:「バイオハザード6」、みなさんのおかげでたくさん売れて大成功なんですが、「まだまだ売れるんじゃないか」、「まだ遊んでないお客さんがいるんじゃないか」というところで、ディレクターの佐々木もやりたかった日本語を盛り込むという日本語ボイスパックを開発終了後から作ってます。収録も終わって、いよいよ8月8日に配信と「DLCオールインパッケージ」に入るんですが、日本語でもう1度「バイオハザード6」をプレイしてもらうと、また違った体験が……英語がわかる方は当たり前にわかってらっしゃると思いますが、字幕に頼って雰囲気で伝わっていた部分が、役者さんの演技も含めて、ストーリーや感情がいろいろ伝わるので、また新たな「バイオハザード6」を体験できると思います。

 ただ日本語が追加されるだけではなくて、「スペシャルパッケージ」の特典に「スペシャル映像DVD」をつけるのですが、ただのダイジェストではなくて、プレイする前に見てもらっても、プレイした後に見てもらってもいいと思いますし、「バイオハザード6」をプレイしていない人にこのDVDを見ていただいて、「面白い」と思っていただければゲームをプレイしていただきたいなと思います。プレイされていない方にもこのDVDがきっかけとなってプレイしていただければな、ということでこの商品を企画しました。

平林氏:こだわりの特別編集になっています。

小林氏:(内容を)結構見せているけれども、中身を知っている人からすれば、もっと終わりまでがあるよ、ということで、遊んでない方に見ていただければ楽しめるような内容です。DLCも配信しているんですが、なかなかネットワークでダウンロードしてまで、というお客さんもいらっしゃるので、こうして1パッケージに入っていれば、「そういうこともやっていたのね」と気付いていただけるかもしれないなと。そういうきっかけ作りになればいいなと。

――日本語ボイスパックに参加されている声優さんがかなり豪華ですが……?

平林氏:小林が渾身のキャスティングをしまして……。

小林氏:僕は洋画が結構好きなんですが、「戦国BASARA」など他の作品もあるなかで、お付き合いのある声優さんもいつつ……、レオンの森川智之さんはちょっと前からお世話になっていたり。「バイオハザード6」はハリウッドの映画のつもりで作っていたので、洋画で声を充てられていらっしゃる声優さんを起用しています。

平林氏:主役以外の方々も実力派の方が多いので、かなり力が入ったものになっていますね。

小林氏:シモンズの菅生隆之さんもすごくいいシモンズを演じてもらっているので……渋みが増して。

平林氏:いい意味ですごくイヤなやつになっています(笑)。

――ありがとうございました。

コラボメニューや関連グッズも!

●フィネガンズ・バー&グリル

【コラボメニュー】
「バイオハザード・ザ・リアル」コラボメニュー
「ブレイン」。価格は1,790円。t-ウィルス実験を再現したパスタ(スポイトがポイント)と、フライドチキンに加え、「回復ハーブ」を模したサラダがセットされる。意外とボリュームがあり、食べ応え十分
ドリンクは「S.T.A.R.S」(写真左:アルコールカクテル:700円)と「バーキンG」(写真右:ノンアルコールカクテル:700円)が登場

●ワンダーピックス

「バイオハザード」関連グッズや写真サービスなどを扱うショップ。展示品も数多く並べられていた
【「バイオハザード」関連グッズ】
ドッグタグ(1,050円)、ネックストラップ(1,470円)、ミントケース(1,050円)、スマートフォン・タッチペン(1,365円)のほか、iPhone 5用のカバーや各種フィギュアなども展示。一部のものは7月下旬からの発売となる
Amazonで購入

(佐伯憲司)