ニュース

3DS「@SIMPLE DLシリーズ Vol.12 THE 脱出ゲーム ~危険な5つの密室~」

キャラクター、ストーリーを強化し、やりこみ要素も備えた脱出ゲーム

4月24日 配信予定

価格:700円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)

密室シリーズ同様「メモ機能」を搭載しており、写真を撮影したり、下画面にメモをすることもできる

 ディースリー・パブリッシャーは、ニンテンドー3DS用脱出ゲーム(探索・推理・ナゾトキADV)「@SIMPLE DLシリーズ Vol.12 THE 脱出ゲーム ~危険な5つの密室~」を4月24日からニンテンドーeショップで配信するダウンロード専売ソフトとして発売する。価格は700円で、制作はインテンス。

 「THE 脱出ゲーム ~危険な5つの密室~」は、閉鎖空間を始め、居酒屋のトイレや暴走自動車など様々な密室空間から脱出していく正統派の脱出ゲーム。フィーチャーフォンやスマートフォンでリリースされた「THE 脱出ゲーム」を原作としながらも、ニンテンドー3DSで遊ぶためにストーリー・キャラ・グラフィックス・ギミック・操作性などを大幅に見直し刷新している。

 実績システムや難易度セレクトなど、やりこみ要素についても各種要素を導入し、ゲームに慣れているユーザーにアピールすると共に、好きなタイミングでヒントを聞くことができる初心者向けの「初心者モード」も用意されている。通常のモードから「初心者モード」に切り替えることはできるが、逆に難しいモードに切り替えることはできない。

 ディースリー・パブリッシャーとインテンスの脱出ゲームシリーズとしては「密室」シリーズがリリースされているが、「THE 脱出ゲーム」は脱出ゲーム部分が約2倍のボリュームとなり、キャラクターも喜和氏が手がけており、グラフィックス付きで豪華になっている。「密室」シリーズをベースにシステムは練り込まれており、より快適な操作性を実現している。

【イントロダクション】

プロローグから始まり、本編が5話用意されており、さらにエピローグへと続く、本格サスペンスストーリーとなっている

「ここは……どこだ……?」

 主人公の佐川 健太郎(ケンタロウ)は、大学時代の友人たちとの飲み会を楽しんでいた。友人たちとの一時を過ごすうち、いつしか眠ってしまったケンタロウだが、彼が目を覚ますとそこは、冷たいコンクリートに覆われた見知らぬ密室だった……。

 窓ひとつなく、仲良く飲んでいた友人達も見当たらない。二日酔いの頭痛をこらえながら体を起こしたそのとき、部屋のスピーカーから何者かの声が聞こえてきた。

「おめでとう、キミは私の作ったゲームのプレーヤー第一号に選ばれた。ルールはいたって単純明快だ。キミは今、その部屋に監禁されている。そこから脱出するだけだ」

 何が起こっているのか状況が掴めないまま、ケンタロウがこの部屋唯一の出入口である鉄の扉を開けようと試みるが、扉は非情にも固く閉ざされていた。よく見ると電子ロックのような機械が取り付けられており、何者かの手によって意図的に封鎖されているようだ。

「くそっ……どうやらこの“ゲーム”とやらを素直にクリアするしかなさそうだな……」

  何者かの手によって“ゲーム”に参加させられたことを、否応なく理解させられたケンタロウは、この謎の密室から脱出するべく、仕掛けられた数々の罠と謎に立ち向かっていくのだった。

 しかし、これはただの“ゲーム”ではなく、後に起こる大きな事件の序章に過ぎないと言う事を彼はまだ知らなかった……。

仲間との飲み会から一転して密室に閉じ込められ、危険な“ゲーム”へと巻き込まれていく

キャラクター

佐川健太郎(25歳)。このゲームの主人公。とある大学サークル「謎解きミステリー研究会」のOB。現在失業中で、アルバイト生活の身の上だが、お気楽で陽気な性格ゆえにあまり気にしてない。パズルや謎解きが好きで頭の回転はけっこう早いが、追い込まれないと実力を発揮できない。また、他人を信用しやすくだまされやすい。ひっかけ問題にも弱い
篠原さくら(23歳)。健太郎の彼女。ミステリー研究会の後輩で、元ミスキャンパス。好奇心旺盛、年下だがしっかり者で細かいところにうるさい。失業中なのにお気楽な健太郎を心配しすぎているせいで、最近健太郎とケンカし、仲直りしたばかり。どちらかというと機械は苦手
梅田 孝(25歳)。サークル仲間で健太郎とは同期である。見た目通り性格が軽く女性好きだが、頭が良く、運動もできる万能タイプ。車が趣味でサークルで共有している車をよく整備したりしている。内緒で車を改造して、持ち主である真治によく注意されることも
服部真治(26歳)。1年先輩のサークル仲間。親の跡を継いで、いきなり国会議員になる。やや気取った態度を取ることが多いが、学生時代には目立たない方だったので、穏やかでいい人だと思われていた。公務で忙しく、あまり顔を出さないがサークルで共有する車を買ったりと資金面での貢献度は高く、実家がお金持ちでとある忍者の末裔。だが忍術は使えない
川久保昌之(30歳)。慎太郎たちの学生時代に、よくサークルに遊びに来ていたOB。当時から何をして生計を立てているのかよくわからない謎の人だが、面倒見がよく健太郎たちとも仲がいい。ミステリーや謎解きに詳しくなんでも知っているが、知識が豊富すぎて怪しいとサークル仲間の間で噂されていたりする
春日来美(25歳)。ミステリー研究会のサークル仲間で、健太郎の同期。常にマイペースだが、美術品や絵画に詳しく、その話をしだすと誰にも止められない。さくらにとっては尊敬する先輩で、彼女もさくらのことを非常にかわいがっている。海外で生まれ育ち、アメリカ人の血を引いている
ダイスケ
ユリ

【スクリーンショット】

(船津稔)