グリースペシャルステージレポート

「ドリランド」と「NARUTO」のキャストが登場。「バカソウル」芸人はアプリ対決!


9月20日~9月23日 開催(20日、21日はビジネスデー)

会場:幕張メッセ1~8ホール

入場料:前売り1,000円、当日1,200円、小学生以下無料


 「東京ゲームショウ」の会期3日目、一般公開日にあたる9月21日、グリー株式会社はグリーステージにて 「アニメ×ゲーム スペシャルステージ」、そして「よしもと×グリー バカソウルステージ in TGS2012」と題したイベントを開催した。

 「アニメ×ゲーム スペシャルステージ」では、「探検ドリランド」、「NARUTO-ナルト-忍マスターズ」が取り上げられ、アニメのキャストが集合してトークイベントなどを行なった。

 「よしもと×グリー バカソウルステージ in TGS2012」では、テレビ番組「バカソウル」から、芸人たちが登場。ネタの披露やグリーアプリでの対決を行なった。

■ アニメ「探検ドリランド」と「NARUTO」メインキャストがパフォーマンス


左から、宮本佳那子さん、野島健児さん、くまいもとこさん、神田朱未さん

 「アニメ×ゲーム スペシャルステージ」の第1部では、アニメ「探検ドリランド」より、メインキャストとなるミコト役の宮本佳那子さん、ウォーレンス役の野島健児さん、ポロン役のくまいもとこさん、そしてアルビダ役の神田朱未さんが登場した。

 「探検ドリランド」は、グリーの代名詞とも言える同名のゲームをアニメ化した作品。現場は宮本さんのセリフ一言を収録するときも他のキャストが一緒になって演技してくれるほど雰囲気がよく、メンバー同士で仲がいいことが明かされた。

 会場では9月22日放送予定の第11話に関連した台本を生で読み上げるパフォーマンスが開催された。設定は、ミコト、ウォーレンス、ポロンの3人が砂漠を歩いていると、女海賊のアビルダに出会うという場面。以前は高飛車で傲慢だったアビルダは異様に友好的になっており、何やら様子がおかしい……というシーンが演じられた。

 パフォーマンスではつまることもなく流石の演技だったが、中にはポロン役のくまいさんが「確かアルビダって、素直じゃなくって、わがままで、自信過剰で、名古屋出身で、ひつまぶしが大好きで……」と演じ、アビルダ役の神田さんが「言い過ぎだし、後半は神田朱未!」と応じるおどけたアドリブも飛び出していた。

 また歌手のさくらさんも登場し、自身が歌う主題歌「Together ~探検ドリランド~」のライブパフォーマンスを披露した。さくらさんは宮本さんと同い年ということで仲がよく、アフレコ現場によく訪れているという。このほか、会場に出演者のサイン入りポスターをプレゼントするじゃんけん大会も開催された。


台本を生で読むパフォーマンスでは、アドリブも飛びだした
さくらさんによる「探検ドリランド」の主題歌「Together ~探検ドリランド~」披露された

左から、竹内順子さん、杉山紀彰さん、中村千絵さん、井上和彦さん

 第2部には、アニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のキャスト、うずまきナルト役の竹内順子さん、うちはサスケ役の杉山紀彰さん、春野サクラ役の中村千絵さん、はたけカカシ役の井上和彦さんが登場した。

 今年で放映10周年となる「NARUTO -ナルト- 疾風伝」はキャスト陣の息もピッタリで、イベントでは竹内さんと井上さんがふざけ役、杉山さんと中村さんが真面目な役と、役割分担もできているという。

 コーナーはプレゼント争奪のじゃんけん大会を経てエンディング……という流れだったのだが、じゃんけん大会が予想よりもかなり早く終わってしまい、時間が余るという事態になった。

 そこで井上さんと竹内さんが自ら観覧スペースに降り、来場者からの質問や要望に応えるコーナーが急遽追加された。最も盛り上がったのは「決め台詞を言ってください!」という要望で、カカシの声で「雷切!」、サクラの声で「桜花衝! しゃーんなろー!」、サスケの声で「スサノオ!」、ナルトの声で「風遁・螺旋手裏剣!」とそれぞれが叫ぶと、来場者から歓声が上がり、サービス精神旺盛な「ナルト」チームに拍手が送られていた。


じゃんけん大会のプレゼントはサイン入りポスターとどんぶり井上さんが観覧スペースに降りると、思わぬサービスに黄色い声も上がっていた



■ COWCOW、野性爆弾川島さんらが「Wacky Motors」で白熱!


「バカソウル」メンバー
司会はエハラマサヒロさん(左)、小籔千豊さん(右)

 「よしもと×グリー バカソウルステージ in TGS2012」では、テレビ番組「バカソウル」から小籔千豊さん、エハラマサヒロさん、COWCOW、野性爆弾の川島邦裕さん、レイザーラモンRGさん、天津、2700の面々が集まった。

 「バカソウル」は、音楽とお笑いの融合を目指して、芸人たちがステージ上で様々な芸を披露するという番組。今回はその出張特別版で、メンバーが登場すると、COWCOWの多田健二さんからは「カッコつけたハト」、2700からは「右ひじ左ひじ交互に見て」など、それぞれが挨拶がわりに持ちネタを披露していった。


ステージ開始前にはアプリを紹介する“グリーガールズ”として2700とエハラさんが登場するサプライズもあったエハラさんは坂田利夫さんのモノマネを披露
COWCOWの多田さんによる「カッコつけたハト」。決め台詞は気障に「クルックー?」
野性爆弾川島さんからは、「おばあちゃんの鼻の下踏んでた」の絵描き歌
レイザーラモンRGさんが「愛を取り戻せ」に乗せて贈る「東京ゲームショウ」あるある。1フレーズ歌いあげたあげく、出たのは「『東京ゲームショウ』は人多い」天津の木村卓寛さんによるエロ詩吟
2700は音楽に乗せて「右ひじ左ひじ交互に見て」をパフォーマンス

 ステージ後半では、芸人たちが2チームに分かれ、グリーの新作アプリ「ともだちドッグス」を使った犬の審査対決や、「Wacky Mortors」を使用したレース対決のコーナーが実施された。

 特に盛り上がったのは、「Wacky Mortors」による対決。端末を実際のハンドルを動かすように操作する直感的な操作方法と、3GやWi-Fi回線でリアルタイムバトルができるという特徴があり、これを利用してのバトルとなった。

 注目だったのは対決の2回戦、COWCOWの多田さんと野性爆弾の川島さんの対決。「やるのは初めて」という多田さんと「やったことはある」という川島さんだったが、プレイをするうちに2人とも前のめりになり、体全体を使って車を操作する姿が印象的だった。結果は多田さんの勝利で、勝利後はモニターに繋がれたカメラに向かって見事なキメ顔を決めた。多田さんは、「初めてなのに、簡単な操作でこんなに白熱するとは思わなかった」と話し、対決を楽しんだ様子だった。

会場の審査によって勝敗が決められた「ともだちドッグス」対決
体全体を使って車を操作する姿が印象的だった「Wacky Mortors」対決。勝った多田さんは最後にきれいな笑顔を決めた
負けたチームは巨大ハリセンで制裁という、吉本らしい罰ゲームもあった

(2012年 9月 22日)

[Reported by 安田俊亮]