スクエニ、「FFXIV: 新生エオルゼア」最新SS&トレーラーを公開

期待高まる美麗グラフィックス! 新ジョブ「巴術士」、「召喚士」も公開


9月1日公開



 株式会社スクウェア・エニックスは、「ファイナルファンタジー」シリーズ25周年を記念して開催されている「FINAL FANTASY展」のステージイベント「ファイナルファンタジーXIV スペシャルトークショー」に合わせて最新スクリーンショットとトレーラーを公開した。本稿では取り急ぎ、スクリーンショットとトレーラーの見所を解説し、イベントレポートは追ってお伝えしたい。

 今回公開されたスクリーンショットは、実機から撮影したショットが9点、イメージイラストが7点の計16点。トレーラーは、Gamescom 2012で初披露したリミットブレイクトレーラーをベースに、今回公開したスクリーンショットのシーンを加えたもの。

 といっても、リミットブレイクトレーラーのシーンはGamescom 2012のものから大幅にブラッシュアップが図られ、前回はなかったオブジェクトに対するライティングやシャドウイングが施され、全体的な画質も向上し、ディテールまでよく確認できる内容となっている。

 また、今回初公開となったトレーラーの前半のシーンは、「FFXIV: 新生エオルゼア」の初公開エリアでのパーティーバトルやチョコボでの行軍シーン、ダンジョンのギミックなどなど、こちらもまた実に見所が多い。これまで「FFXIV: 新生エオルゼア」は、タイミング的な問題から海外発の情報が多かったが、ようやく日本発の情報が出てきたという印象だ。まずはトレーラーをチェックして欲しい。

【FINAL FANTASY XIV "Limit Break!"トレーラー 】


 次にスクリーンショットについては、まず実機ショットから紹介すると、「FFXIV」プロデューサー/ディレクターの吉田直樹氏がGamescomのインタビューでグラフィックスの完成度について「9割まで来た」と語っていたが、今回公開されたものはポストエフェクトがよりリッチになり、さらに美しさを増している。とりわけ印象的なのは下記3点のスクリーンショットだ。

【「FFXIV: 新生エオルゼア」最新スクリーンショット】
街道をチョコボで疾走するパーティー一行。太陽光の自然なライトブルーム処理がとても美しく、チョコボからは手前の丘に向けて影が落ち、フォトリアルな情景になっている

手前に向かって走ってくるパーティーメンバー一行。注目なのは手前に落ちている木陰の細かさと、奥の風景がぼやける被写界深度シミュレーション表現。同時にLOD(Level of Detail)も行なっており、フォトリアルな美しさと処理の軽減を同時に実現している

ダンジョンで戦いに望むパーティー一行。もともとキャラクターのモデリングには定評があった「FFXIV」だが、「新生エオルゼア」では、各種族毎にモーションにも手が入れられ、滑らかで自然な動きを実現している。男ミコッテはなかなか凛々しいナイトっぷりである

 ほかにも、リミットブレイクトレーラーのシーンから切り出したスクリーンショットや、バトルシーン時のリッチなエフェクトなど、未だ成長を続ける「FFXIV: 新生エオルゼア」の最新グラフィックスを確認することができる。

【最新スクリーンショット】
こちら4点はGamescomで公開されたリミットブレイクトレーラーから切り出されたもの。リミットブレイクを駆使しながらダンジョンのレイドボスと戦い、最後は黒魔導士のメテオでトドメという内容
ゲーム世界に馴染ませた形で実装しているエフェクトの数々

 次にイメージイラストでは、前々から実装が噂されていた巴術士(はじゅつし、Arcanist)と召喚士(しょうかんし、Summoner)が公開された。待望のソーサラー系の拡充ということになる。各ジョブの詳細についてはイベントレポートにてお伝えしたい。

 そのほかには「FFXIV」では“蛮神”と呼ばれている召喚獣のイメージイラスト5点公開している。

【新ジョブ】
巴術士(はじゅつし、Arcanist)召喚士(しょうかんし、Summoner)

【召喚獣】
ガルーダイフリート

タイタンラムウモーグリ

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(2012年 9月 1日)

[Reported by 中村聖司]