「Xbox 360 『大』感謝祭 2012 夏」試遊レポート

「Halo 4」、「バイオハザード6」、「Dead or Alive 5」といった大型タイトルをたっぷり体験!


8月24日、25日 東京開催
9月1日 大阪開催

会場:ベルサール秋葉原(東京会場)
梅田ステラホール(大阪会場)

入場料:無料(CERO Zタイトルは18歳以上のみ)



 「Xbox 360 『大』感謝祭 2012 夏」東京会場2日目には、午後から夜までに掛けて6つものステージイベントが行なわれた。

では、約20タイトルの試遊台が出展され、来場者はXbox 360の最新タイトルをプレイすることができた。本稿ではこれらのタイトルを写真とともに紹介していきたい。




■ 「Halo 4」、「Gears of War: Judgment」はプレイ待ちの長い列ができる人気

 今回、日本マイクロソフトの出展タイトルは、内容そのものはE3と同じだった。会場で最も人気を集めていたのが「Halo 4」だ。4人でプレイできるCo-opの「Spartan Ops」と、6vs6での対戦「War Game」がプレイできた。初日の24日は開場と同時にユーザーが長い列を作っていた。

 「Spartan Ops」は敵の攻撃を排除しながらシールドを解除しつつ先に進んでいく。コブナントのおなじみの敵に加え、新登場のプロメシアンとも戦う。プロメシアンの新兵器の一部も奪って使うことが可能だ。「War Game」ではスパルタン同士が2チームにわかれて戦う。マップは数種類用意されていて、地球側の乗り物だけではなく、コブナントの乗り物にも乗ることができる。マップは広めで入り組んでいて、激しい戦いが繰り広げられていた。


【Halo 4】
日本マイクロソフト、11月8日発売、価格は通常版が7,140円、リミテッドエディションが9,980円

 「Gears of War: Judgment」もプレイ待ちの長い列ができていた。こちらは5vs5の人類チームとローカストチームにわかれて戦う。特にローカスト側は自爆するタイプや、巨大な触手を震うタイプなどクラスごとにはっきりと姿が違い、「Gears of War 3」より画面が明るく、キャラクターが見やすくなっており、マルチプレイがさらに楽しくなっていると感じた。

 「Dance Central 3」、「Fable: The Journey」はコンパニオンにしっかりフォローしてもらいながらプレイできる。「Dance Central 3」は一緒にノリノリで踊ってくれる。シリーズを重ねているだけあって来場者側のノリも良く、見ているだけでも楽しくなってしまう。「Fable: The Journey」は開発元ライオンヘッドスタジオで本作のリードアーティストを務める齊藤崇人氏もゲームの説明をしてくれる。また、「Forza Horizon」では通常のコントローラでの試遊台に加え、ハンドルコントローラーでのプレイも可能だ。


【Gears of War: Judgment】
日本マイクロソフト、2013年発売、価格は未定

【Dance Central 3】
日本マイクロソフト、10月18日発売、価格は5,880円

【Fable: The Journey】
日本マイクロソフト、10月11日発売、価格は7,140円

【Forza Horizon】
日本マイクロソフト、10月25日発売、価格は通常版が7,140円、リミテッドコレクターズエディションが8,295円




■ 「バイオハザード6」は3つのエピソードをプレイ可能。「Dead or Alive 5」は19人のキャラクターで対戦!

 サードパーティで最も力を入れた出展を行なっていたのが、カプコンの「バイオハザード6」。レオン、クリス、ジェイクの3人のシナリオの内1つを選んでプレイできる。レオンのシナリオは真っ暗な大学内を探索する。ゾンビか死体かわからなくてつい弾を撃ち込んでしまったりと、びくびくしながらの探索要素を強調したストーリーだ。

 クリスは巨大なB.O.Wと戦うという特撮の怪獣映画のような状況になる。かなりアクション要素が強めだ。ジェイクは複雑に入り組んだ中国の街での逃亡劇だが、ジェイクの格闘能力が高く怪物と素手で戦うことができる。他の2人とはプレイの感触が大きく異なり格闘アクションをプレイしているような気持になる。他のシナリオもプレイするため、何度も列に並んでしまいたくなる。


【バイオハザード6】
カプコン、プレイステーション 3/Xbox 360用で、10月4日発売、価格は7,990円

 コーエーテクモゲームスの「Dead or Alive 5」は試遊台は1台だけだったが、プレイ待ちの人の多いタイトルだった。開発中のバージョンでコンテンツは限られていると言うことだが、19人ものキャラクターが選べた。シリーズのキャラクターに加え、アキラやサラなど「バーチャファイター」シリーズからのキャラクターも参戦しており、今回の試遊台でも選ぶことができた。

 「Dead or Alive」シリーズは、他の格闘ゲームと比較してステージの演出が派手な傾向があるが、瓦礫と炎の紛争地帯のようなステージでは、戦っている後ろでヘリが爆発を起こし、戦っているキャラクターのすぐ近くに墜落するという演出まであって驚いた。会場では霞とティナが人気のようだった。シリーズを等してプレイしている熟練者が多いようで、会場では様々な技を出し戦いが繰り広げられていた。


【Dead or Alive 5】
コーエーテクモゲームス、プレイステーション 3/Xbox 360用で、9月27日発売、価格は通常版が8,190円、コレクターズエディション11,340円

 Take-Two Interactive Japanの「ボーダーランズ 2」はゲーム序盤がプレイできた。いきなり“死体”として雪原で埋められそうになっていたところ、生きていたために埋めようとしたロボットに利用されるという本作らしい、ブラックユーモアに満ちたオープニングだ。主人公は生き残るためにロボットに従っていくのだが、謎の少女が「今はロボットに協力するのよ」とメッセージを送ってくる。テレパシーのような演出で、謎が深まる。

 最初の戦闘はハンドガン1つで雪男のようなモンスターと戦う。モンスターは週dんで襲ってきて、囲まれないように戦わなくてはいけない。敵のダメージは大きくはないものの、かなり緊張感もあり、これからのゲーム性に期待が高まる。ゲーム独特のノリと、基本的な要素が学べるところが魅力だった。


【ボーダーランズ 2】
Take-Two Interactive Japan、プレイステーション 3/Xbox 360用で、10月25日発売、価格は7,140円

 スクウェア・エニックスの「スリーピングドッグス 香港秘密警察」はプレイできるコンテンツはE3と同じ1人の敵を追い、手下どもと格闘を繰り広げる、というものだったが、製品版に近いクオリティになっていて、フィールドには様々な要素があった。夜市のように屋台が並んでいるところでは様々な食べ物が買える上に、技のアップグレードまでできた。フィールドの情報量は多く、探索も楽しそうだと感じた。

 敵を追い詰めていくバトルでは格闘のバリエーションを堪能できた。基本は連続攻撃とカウンターだが、コンボ中にボタンを長押しすると技が変化したり、カウンターで敵を引き倒すとそこからさらに追加攻撃ができる。また、敵をつかむと様々なオブジェクトを使った攻撃ができる。ファンが回転している換気口に敵を突っ込んだり、シャッターにはさんだり、見た目にもかなり痛そうで過激だ。会場のスタッフは、本作はこう言った過激な演出がウリで、海外版と比べて規制の要素をできるだけ少なくしている。そこを是非アピールしていきたい、と語っていた。


【スリーピングドッグス 香港秘密警察】
スクウェア・エニックス、プレイステーション 3/Xbox 360用で、9月27日発売、価格は7,980円

【ロックスミス】
 ユービーアイソフトの「ロックスミス」は、本物のエレキギターのアンプを接続するケーブルに、ゲーム機を接続し演奏できる。プレイを進めていくことでギターが弾けるようになる“教本”のようなゲームだ。プレイステーション 3/Xbox 360用で、10月11日発売、価格は8,880円

【ラブ☆トレ ~Sweet~】
BOOST ONのXbox 360 Kinect専用のダンス&アドベンチャーで、10月11日発売、価格は通常版が7,140円、限定版が9,429円。ダンスの他ストレッチなども入っているのが面白かった。今後、「ラブ☆トレ ~Mint~」、「ラブ☆トレ ~Bitter~」も発売される

【その他のタイトル】
全部で20タイトルの試遊ができた。出展されたタイトルはこちらを参照して欲しい

(2012年 8月 25日)

[Reported by 勝田哲也]