たくさんのパーツが付属している。クリスチャン・ベールそのままの“ブルース・ウェイン”のヘッドパーツも

　フィギュアメーカーホットトイズは、アクションフィギュア「【ムービー・マスターピース ＤＸ】 『ダークナイト ライジング』1/6スケールフィギュア　バットマン」を12月に発売する。価格は28,000円、高さは32cm。対象年齢は15歳以上。

　ホットトイズは「アイアンマン」や「スター・ウォーズ」などの映画作品のフィギュアを「ムービー・マスターピース」というブランドで発売している。映画で実際に使われている衣装やスーツを精巧に再現したハイクオリティと、ファンを満足させるギミックやパーツでファンから高い評価を受けているメーカーだ。今回のバットマンのフィギュアは日本では7月28日から全国公開予定の映画「ダークナイト ライジング」版のものである。

　「ダークナイト ライジング」は、「バットマン・ビギンズ」から始まるクリストファー・ノーラン監督作品の「バットマン」映画3部作の完結篇である。キャッチコピーは「伝説が、壮絶に、終わる。」というもので、ファンの期待を集めている。現在公開されているPVからは、口を覆う不気味なマスクをつけた敵「ベイン」、女優のアン・ハサウェイがセクシーなコスチュームに身を包んだ「キャットウーマン」、そして空を飛ぶ新たなバットマンの乗り物が確認できる。詳細が気になり、映画への期待が高まるムービーだ。

　「『ダークナイト ライジング』1/6スケールフィギュア　バットマン」では、映画ごとにアップグレードする最新版のバットマンのスーツを再現している。可動と防弾性能を両立させた、細かいアーマーの分割、様々な機能が秘められたベルト、漆黒のケープ(マント)と、素材・質感も、劇中そのままの雰囲気を出している。武器としては発光ギミック内臓の「E.M.P.ブラスター」、変形可能な「粘着性ボム・ガン」に加え、おなじみの「グラップネル・ガン」、「バットラング」、「小型爆弾」も付属しており、劇中の活躍シーンを再現できる。

　頭部は、ホットトイズのムービー・マスターピース　DXの大きな特徴である「眼球可動システムPERS」を搭載しており、目線を動かすことができる。ホットトイズのファンにとって、バットマンではどこまで自然な表情が出せるか注目である。さらにもう1つ、バットマンを演じるクリスチャン・ベールの頭部を精密に再現した頭部パーツも付属している。今作では、「マスクを取ったバットマン」のシーンがあるのだろうか?　

　また、ライトアップ機能付ジオラマ台座も付属しており、飾り方も工夫できる。さらに前作の「ダークナイト」公開時に発売されたバットマンのバイク、「ムービー・マスターピース」『ダークナイト ライジング』1/6スケールビークルのバットポッド」用の接合パーツも同梱されており、ライディングポーズを取らせることができる。まさに、バットマンフィギュアの決定版と言えるだろう。

　バットマンをテーマにしたゲームと言えば、「バットマン アーカム・アサイラム」（PS3/Xbox 360）と、「バットマン：アーカム・シティ」（PS3/Xbox 360）がある。どちらも様々なガジェットを使いこなし、敵に恐怖を与えながら倒すというバットマンならではの戦いが楽しめる作品である。PS3版に関しては「WARNER THE BEST バットマン アーカム・アサイラム」および「WARNER THE BEST　バットマン：アーカム・シティ」が7月5日に発売されている。さらに映画公開に合わせ、ゲームロフトからiOS/Android用アクション「ダークナイト ライジング」の配信が7月28日から開始される。

【『ダークナイト ライジング』1/6スケールフィギュア　バットマン】
各関節が可動、武器も豊富で、様々なポーズを取らせることができる。また、「眼球可動システムPERS」で目線も変えられる
口元は差し替え3パターン用意されている。別売りのバットポッドに乗せることもできる
クリスチャン・ベールの頭部を精密に再現した頭部パーツも付属、マスクを取ったバットマンも再現できる