角川ゲームス、PS3/Xbox 360「LOLLIPOP CHAINSAW」

「LOLLIPOP CHAINSAW プレミアムグッズプレゼント大会」開催
日米ダブルジュリエットが須田氏とゲームをアピール


5月19日 開催

会場:ソフマップ アミューズメント館 店頭
   ワンフェスカフェ



登壇者によるフォトセッション。来場者も自由に撮影することが可能だった

 株式会社角川ゲームスは、6月14日に発売を予定しているプレイステーション 3/Xbox 360用ハッピー・ゾンビエンターテインメント「LOLLIPOP CHAINSAW(ロリポップチェーンソー)」のイベント「LOLLIPOP CHAINSAW プレミアムグッズプレゼント大会」を、5月19日に東京の秋葉原にて開催した。

 イベントは、ソフマップ アミューズメント館とワンフェスカフェで行なわれ、抽選会を中心に大いに盛り上がった。特にワンフェスカフェでは、角川ゲームスの代表取締役社長の安田善巳氏、クリエイティブディレクターを務めるグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏、主人公ジュリエット・スターリングの日本版イメージガールである川本まゆさんと、アメリカ版イメージガールであるジェシカ・ニグリさんも登場。トークショウやゲームに関するトークショウも行なわれ、同作をアピールした。

 先日弊誌にも訪れた川本さんはXbox 360を持っているということで、すでに一足先に「LOLLIPOP CHAINSAW」をプレイ中だという。「キラキラした効果がかかったり、ハートが飛んだり技もたくさんあって女の子でも楽しめると思います」とプレイした印象を語った。女の子にもプレイしてもらえるようにというのは企画当初の目的の1つでもあったようで、須田氏は「怖くないゾンビゲーム」である点を強調。安田氏も「家族でも、みんなで楽しめるゲーム」とアピールした。また、川本さんは主人公のジュリエットについて「(ゾンビを倒すように)強いだけでなくメンタル面も強くてすごいと思います。Xbox 360版の声をしている喜多村英梨さんの演技は可愛い中にも強さがある」と感想を述べた。

 川本さんは先日行なわれたイベントにご両親がいらしていたそうで、それを聞いた須田氏が「タイトルに“チェーンソー”と入っていてやんちゃなイメージですが、大丈夫ですか?」と心配そうに聞くと、「すごくビックリしていました。“ロリポップ”とかどんなゲームだって。でも、ゾンビを倒すゲームだと説明したら、『まゆらしいね』と納得してくれました」ということで、須田氏も一安心と言ったところ。

 一方ジェシカさんは「とっても楽しんでいます。日本大好き」と挨拶。7歳の頃に「ドラゴンボール」や「ポケットモンスター」にハマリ、それ以来日本のポップカルチャーに詳しくなっていったようだ。今回の来日は非常に忙しい中、海外のディストリビューションを担当したワーナー側の力添えによるものだという。ステージ上ではジュリエットさんをねぎらう意味でも、花束やフィギュア(会場が海洋堂のカフェだったため)などがプレゼントされ、ジェシカさんも嬉しそうだった。ジェシカさんによれば、北米での「LOLLIPOP CHAINSAW」の評判は「アメリカ人はゾンビを倒すゲームが好きなので、すでにポピュラーでパーフェクト」と高評価なのだという。


【登壇者】
角川ゲームスの代表取締役社長の安田善巳氏クリエイティブディレクターを務めたグラスホッパーの須田剛一氏
ジェシカ・ニグリさん川本まゆさん
ジェシカさんには皆から花束が贈られた。嬉しそうなジェシカさんワンフェスカフェの店長さんからプレゼントのフィギュアを送られるジェシカさん川本さんは極真空手の黒帯と言うことで、真剣白刃取りをやることに。恥ずかしそうにしながらも見事チェーンソウを受け止めた

ゲームについて須田氏と川本さん、ジェシカさんによるトークショウが行なわれた

 このあとは、スライドと実機による第2ステージのデモプレイによるゲームの紹介が行なわれた。須田氏は「ユニークな世界観と豊富なアクション」を特徴の1つに挙げると共に、魅力的なゾンビたちの存在を強調。音楽を奏でるゾンビ達がボスとして登場するが、「映画などにもないと思う。ポイントの1つ」とアピールした。また、1度にたくさんのゾンビを仕留めると発生する「スパークルハンティング」に関しては、これまで社内では8体同時に仕留めたのが最高だとか。ちなみに川本さんは3体同時が最高だが、ジェシカさんは6体同時に倒したことがあるとか。より多く同時に倒すことでコインなどをより多く入手できるようになる。

 また、須田氏は「ショップではコンボを拡張していってもらえればいいのですが、ゲームオーバー時に復活できるチャンスがあるルーレットを回すことができるチケットが売っているので、ぜひとも買っておいてください」とゲームのヒントも交えて解説。また、音楽についても「『DEAD OR ALIVE』のディスコチューンがご機嫌なシチュエーションで流れるのでぜひ聴いて欲しい」と語り、数多くのポップンミュージックが収録されている点にも触れ、音楽制作の裏話として「弊社の山岡が150曲くらい選び、その中からワーナーがピックアップした」と説明。かなりの苦労があったようだ。

 主人公のジュリエットは首だけになったボーイフレンドのニックと戦い続けるが、ニックについて感想を求められた川本さんとジェシカさんは、ここだけは意見が分かれた。ジェシカさんは「これぐらいしてくれないと! キーチェーンのボーイフレンドが欲しい」とコメントしたが、川本さんは「あんまり……(こういったボーイフレンドはいらない)。でも、いざというとき頼りになるし、色々アドバイスしてくれて頼りがいはあります」とフォローしながらもあまり乗り気ではないようだった。

 一通りゲームの説明が終わると、イベントは本題とも言えるプレゼント大会に。PS3やXbox 360といったハードも当たるとあって会場はヒートアップ。100名以上が集まったため、まずはクイズで半分ほどに絞り込みが行なわれたが、川本さんの生まれはアメリカであると言った簡単なものから、須田氏がメロンを食べられるかどうかといった難問(?)まで飛び出し、いろいろな意味で会場は沸いた。

 そして最後は賞品の贈呈や、プレスのみならず来場者も参加可能となったフォトセッションも行なわれ、幕を閉じた。


【プレゼンテーション】
ゲームの魅力と言うことで、個性的なゾンビや、豊富なアクションなどをアピール。さらには収録曲やヒロインがダブルキャストであることなど、これまでにない要素についても解説された。そしてラストは実機によるデモプレイも披露された


【イベントの様子】
ダブルジュリエットによるフォトセッションも行なわれ、来場者も参加した
ラストは安田氏と須田氏もチェーンソーを手に報道陣のポーズの要求に応えフォトセッションに参加した
とにかく盛り上がったプレゼント大会。多くの商品が来場者に送られた


【ソフマップ アミューズメント館でのプレゼント大会】
抽選券持った来場者がズラリと行列をCLUB SEGAの前まで作り、人通りも多いソフマップ アミューズメント館前は一時期ごった返した抽選会の商品一覧。掲げているのは、なんとクリエイティブディレクターを務める須田剛一氏
抽選は、自分でできるほか、須田氏や川本さん、ジェシカさんに回してもらうことも可能だった現在、ソフマップ アミューズメント館には「LOLLIPOP CHAINSAW」の看板が掲出されている

(C) KADOKAWA GAMES / GRASSHOPPER MANUFACTURE
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(2012年 5月 19日)

[Reported by 船津稔]