エレクトロニック・アーツ株式会社は、「FIFA」シリーズ最新作「FIFA 13 ワールドクラスサッカー」を2012年秋に発売することを明らかにした。発売プラットフォームはプレイステーション 3 / Xbox 360 / PSP / PlayStation Vitaで、価格はPS3 / Xbox 360版が7,665円、PSP版が4,980円、PS Vita版が5,980円。PC版のみ発売未定で、前作「FIFA 12」と同様に、同社のダウンロード配信サービス「Origin」を使った英語版のみの流通となる見込み。

　「FIFA 13 ワールドクラスサッカー」は、国際サッカー連盟（FIFA）公認のサッカーゲームシリーズ「FIFA」の最新作。前作「FIFA 12」はヨーロッパ市場を中心に全世界で1,000万本以上を売り上げるなど、同社のスポーツブランドEA Sportsの牽引役を担っている。こうした「FIFA」人気を背景に、「FIFA 13」の正式発表直後というタイミングで、早々と日本語版の発売が決定した。

　今年3月には、PS Vitaの欧米展開発売に合わせて「FIFA 11」をベースにしたPS Vita版「FIFA ワールドクラスサッカー」をリリースしたが、「FIFA 13」ではナンバリング付きのPS Vita版の発売を予定。仕様については明らかにされておらず、今後の発表が注目されるところだ。

　「FIFA 13」では、「FIFA 12」で初搭載されて話題を集めた「プレーヤー・インパクト・エンジン」の第2世代を導入し、「プレーヤー・インパクト・エンジン」のアップデートを含む、5つの新システムを導入し、よりリアルなポゼッションフットボールを再現する。新システムの詳しい情報については「EA EU Showcase」レポートを参照いただきたい。

【スクリーンショット】
バルセロナのリオネル・メッシ選手にインスピレーションを受けたという「Complete Dribbling」など魅力的な新要素が目白押しだ