株式会社セガは、現在発売中のPSP用RPG「シャイニング・ブレイド」において、物語の舞台となる「ヴァレリア地方」の情報を公開した。また、物語の鍵を握る存在となる「歌姫」についての続報と、ショップをはじめとする各種システムの詳細も公開となったので、こちらも併せて紹介していく。

　今回紹介する「歌姫」は、主人公たちと敵対する“ドラゴニア帝国”に属するローゼリンデ。以前紹介したファフナーは、帝国の歌姫たるローゼリンデの心剣「竜心剣ドラゴスレイブ」を用いて彼女を護る、「霊刃使い（ソウルブレイダー）」である。

帝国の歌姫「ローゼリンデ」

ファフナーがローゼリンデを護るために振るう水晶の大剣は、ローゼリンデ自身から引き抜く彼女の心剣である

彼女の歌うフォースソング「紫月の葬送詩」は、防御力と魔法防御力を下げる力があるので、戦闘の際には要注意

■ 物語の舞台となる「ヴァレリア地方」

　本作は、剣と魔法のファンタジー世界「エンディアス」にあるヴァレリアと呼ばれる地方の国家群が舞台となる。ヴァレリア地方は、交易の中心点にして交通の要衝「城塞都市国家シルディア」を中心に、北東部の山岳地帯を含めた東の「聖王国ルーンベール」、南部の森林に位置する「森の王国フォンティーナ」、北西部の広大な地域を占める「百獣連合王国ベスティア」、南西部の島を中心に繁栄する「クラントール王国」という5つの国から成り立っている。

　だが、クラントール王国はドラゴニア帝国の襲撃によって、すでには崩壊・占領されている。

【ヴァレリア地方】

【城塞都市国家シルディア】

「城塞都市国家シルディア」はヴァレリア地方の中央に位置し、交通の要衝として栄え、交易／外交の中心を担っている。 　本来は三重の強固な城壁に守られているが、現在は帝国軍の攻撃で国家機能の大半を失っており、戦闘能力はもはや無きに等しい。ヴァレリア解放戦線はアルゴ砦を中心に抵抗活動を続けている。 【レイジ】 【ユキヒメ】 【リンリン】 「霊刀・雪姫」を扱うことができる素質を持つ勇者 として異世界から召還された少年剣士 ヴァレリア地方に伝わる伝説の剣の化身。選ばれた勇者しか彼女に触れることができない サクヤのよき理解者であり、人の言葉を話す不思議な黒猫。その正体は猫の妖精ケット・シー 【サクヤ】 【フェンリル】 ヴァレリア解放戦線隊長。錬金術を用いて霊刃を生みだす能力を持つ他、古代文明の技術を受け継ぎ自在に使いこなす謎多き女性 ヴァレリア解放戦線副隊長。実働部隊の指揮をする歴戦の勇士で隊員たちの信頼も厚い

【聖王国ルーンベール】
ヴァレリア地方の東にある「聖王国ルーンベール」は人間とケンタウロスが治める農業国である。 　現在はドラゴニア帝国の魔獣将スルトの攻撃にさらされて国家としての機能は麻痺しており、王女アイラを中心に抵抗活動を続けているが、異常な寒波にも襲われており危機に瀕している。 【アイラ】 【エルミナ】 ＜第一の歌姫＞ 絶大な魔力を持つルーンベールの王女。残存した兵力を集め、抵抗を続けている ルーンベール貴族の娘でアイラ王女の幼馴染。王女の役に立ちたい一心から、努力して魔法を扱えるようになった

【森の王国フォンティーナ】
ヴァレリア地方の南部に位置する「森の王国フォンティーナ」はエルフが統治する国家である。 　排他的な種族であるが故に基本的に単一民族で構成されており、王に連なる一族の合議制で統治されている。スレイプニルの侵略の前に王都エレンシアを放棄せざるを得ない状況にあり、聖地である銀の森近くの隠れ里へと撤退を余儀なくされている。 【ラナ】 【アルティナ】 ＜第二の歌姫＞ アルティナの実の姉。フォンティーナの王女だったが、閉鎖的なエルフ族の古い因習に反発して森を出奔した自由人。弓の名手 フォンティーナの王女。聖地である銀の森を守る精霊使い。種族の模範であろうとする堅物のお姫様

【百獣連合王国ベスティア】
「百獣連合王国ベスティア」は獣人が治めるヴァレリア地方の最大にして最強の軍事国家である。 　しかし、その軍事国家も神出鬼没のアルベリッヒの前に主力部隊が撃破され、苦戦を強いられており、現在は刃九郎をはじめ各地でゲリラ的な反抗を続けている。近海で海賊をやっていたイサリも帝国によって痛手を被っており、密かに反撃の機会を狙っている。 【刃九郎】 【イサリ】 鋼の片翼をもつ白いカラスの鳥人。各国を渡り歩いてきた歴戦の忍だが、 生まれ故郷であるベスティアの危機の知らせに舞い戻った 魔獣やドラゴンを狩ることを生業とする、変わり者の賞金稼ぎ兼、釣り師 【ガデム】 【ミスティ】 ＜第三の歌姫＞ ミスティに忠誠を誓う黒豹の獣人。強敵と戦うこと、己を磨くことを無上の 喜びとしている武人 海の魔女として恐れられる女海賊。ベスティアの火山島に居を構えているが 世俗の争いに全く興味がない

【白竜教団】
ベスティア領にある白竜教団総本山。 　本殿はすでに破壊され、現在は別殿の「星龍伝」に立て篭もっている。ケルベロスが見つかったのも白竜教団の神殿からである。 【ケルベロス】 【龍那】 【剛龍鬼】 古代文明の血に反応して目覚めた、少女の姿をした強力な戦闘用オルガロイド。白竜教団の神殿で眠っていた 白竜教団の聖なる巫女。この世界の成り立ちや仕組みについての造詣が深く、光の戦士たちに助言を与える存在 強靭な肉体を誇る竜人族の重騎士。白竜教団のガーディアンとして、龍那と人々を守る役目をもつ

【ドラゴニア帝国】
ヴァレリア地方の南西部にある島を中心に栄えていた「クラントール王国」を占領、その支配下においている。 　領土の復活による帝国再興と盟主ダークドラゴンの復活を目論んでおり、各地を襲撃してその準備を進めている。 【スルト】 【アルベリッヒ】 【スレイプニル】 戦場での殺戮を楽しむフェンリルの宿敵。ルーンベールを襲っている 残忍な性格を持つ野心家で、目的のためには手段を選ばず犠牲も厭わない 帝国の力で復活したケンタウロスの亡霊騎士。フォンティーナを襲撃している 【バルドル】 【ファフナー】 【ローゼリンデ】 盟主ダークドラゴンの復活を目論む黒竜教団の司祭。帝国の実権を握っている ローゼリンデの護衛役を務める帝国の騎士。水晶の剣を自在に使いこなす ダークドラゴン復活のために必要な負の感情に満ちた魂を集める帝国の巫女

【次元並行世界エルデ】
第四の歌姫：トウカたちが元居た世界。エンディアスとエルデの間にはアストラル界と呼ばれる別世界があり、本来は繋がっていない。 　しかし、ドラゴニア帝国の引き起こした精霊力の喪失により、カオスゲートと呼ばれる時空の裂け目が発生、トウカたちがエンディアスに降臨するきっかけとなった。 【アイン】 【カノン】 【トウカ】 ＜第四の歌姫＞ 古代兵器オルガロイドとエルフ族の遺伝子から誕生した戦闘用ホムンクルス。戦闘力は高いが、誕生してから1年程度なので、精神は幼い エンディアスに降臨した異世界人たちのリーダー。世界の平和を守るためなら何度でも異世界にやってくるという生まれついての女勇者 時空の裂け目を通ってやってきた異世界エルデの巫女。二つの世界の干渉と 崩壊を食い止めるために、その強大な霊力を行使する

■ 練成工房

　各キャラクターが持つ武器には、アーティファクトと呼ばれる装備品を装着することができる。アーティファクトには属性や傾向によって種類があり、使い分けることで戦いを有利に展開できるという。練成工房では、アーティファクトの作成や強化、仲間キャラクターのフォースを強化できる。なお、フォースの強化はLV10までとなっている。

アーティファクトの作成と強化には、ソウルと素材になるマテリアルが必要になる。マテリアルは、アイテム屋で購入するほか、クエストで入手することができる

■ アイテム屋

　アイテム屋では、回復アイテムをはじめとする消耗品やアーティファクトの合成に必要となるマテリアルを購入することができる。また、装備することで能力の強化や特殊な効果を発揮するアクセサリも買うことができる。購入できるアイテムやマテリアルは、物語の進行具合によって増えていく。

アイテム屋では不要になったアイテムを売ることもできる。ときには掘り出し物が並んでいることもあるというので、訪れた際にはチェックしてみると良いだろう

■ クエスト屋

　ドラゴニア帝国との戦い以外に、ヴァレリア地方で暮らす人々は様々な問題を抱えている。そんな彼らから依頼が集まってくるのがクエスト屋。クエスト屋はヴァレリア地方の各地に点在している。

クエスト屋に集まる依頼は、その地域からのものになるのでクエスト屋の場所が変われば、その内容も異なるものになるので注意してほしい。クエスト達成時の報酬は、アイテム屋では手に入らない貴重なものもあるので、積極的にクエストを受けていくと良いだろう

【その他】
頭の上にアイコンがついているキャラクターに話しかけることでイベントが発生する	イベントが発生するキャラクターがその国にいる場合は、マップ上にアイコンがつく	チュートリアルはリンリンが担当。わからないことがあったらリンリンを尋ねてみよう

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