ゼニマックス、「The Elder Scrolls V: Skyrim」PC版の発売を開始
PC版ならではの高解像度のスクリーンショットを公開!


1月26日発売

価格:オープンプライス

CEROレーティング:Z(18才以上のみ対象)


 ゼニマックス・アジア株式会社は、RPG「The Elder Scrolls V: Skyrim(ザ エルダー スクロールズV:スカイリム)」のWindows PC版パッケージを2012年1月26日に発売した。テキスト、音声日本語版のフルローカライズで、基本仕様は2011年12月8日に発売されたSteam経由のダウンロード版と同一となる。対応OSはWindows XP/Vista/7で、価格はオープンプライス。ちなみに、ダウンロード版は59.99ドルで発売されている。

突然のドラゴンの襲来。ドラゴンの“復活”は本作の大きな謎だ
高解像度で、美しい風景を楽しめる

 PC版パッケージの発売は、パッケージ版にこだわるユーザーや、回線速度などでSteamでの購入が難しいユーザーにとって嬉しい。ただし、本作をプレイするためには、Steamを通じてのアクティベーションが必須のため、インターネット接続環境、Steamのアカウント作成は必須となるので、購入するユーザーは注意して欲しい。

 「Skyrim」は前作にあたる「Oblivion」から200年後の世界となる。“タムリエル帝国”の北方地帯、スカイリム地方を舞台としており、雪の降り積もる、厳しいながらも美しい自然の風景が特徴だ。プレーヤーは最初、あやふやな理由で処刑されそうになる“囚人”としてスタートする。ところが突然ドラゴンの襲撃に遭い、その混乱の中、脱走に成功する。この後、プレーヤーは広大なスカイリム地方を旅することになる。

 「Skyrim」の最大のセールスポイントは、その自由度の高さである。広大なマップには多彩なイベントが散りばめられており、プレーヤーは何気なく移動しているだけで、怪物に襲われたり、街で人からクエストを依頼されたり、洞窟で財宝を見つけたりと、様々な冒険に繋がっていく。さらに本作では小さなイベントの集合だけでなく、対立している“帝国”と“反乱軍”の戦いに身を投じたり、謎の一族の干渉を受けてあちこちを旅したり、街の支配権を巡る争いに荷担したり、スケールの大きなシナリオも何本も用意されている。自由度と、高いストーリー性を両立させた作品となっている。

 中でも「ドラゴンとの戦い」が本作の大きなテーマとなっている。本作では複数のドラゴンが存在し、様々な場所で襲いかかってくる。ドラゴンは翼で自在に空を飛び、ブレスを吐きかけてくる。プレーヤーは剣や魔法、さらにドラゴンを倒すことで使えるようになる特殊能力「シャウト」で立ち向かう。各地で仲間になってくれる「パートナー」とも力を合わせ、強大な敵と戦っていくのだ。

 PC版は、Xbox 360版やPS3版以上の高解像度でもプレイできる。ゲームパッドでのプレイはもちろん、細かいキーカスタマイズもできる。「Skyrim」はあらかじめ登録しておくことで、装備や魔法を素早く選べる「お気に入り」という機能があるが、ゲームが進むとお気に入りに入れるものが多くなり、煩雑になってしまう一面もある。PC版ではお気に入りに加え、「クイック所持品」、「クイック魔法」といったショートカットキーも用意されており、活用することで目的のものが選びやすくなる。さらに「クイックセーブ」の機能もある。また、NVIDIA 3D Visionに対応した環境を用意すれば、3D立体視でのプレイも可能だ。

 また、サポート対象外となるが、ファンの作ったMODを活用できるのも、PC版の大きな魅力だ。本作の必要スペックは、Intel Core 2 Duo または同等のAMDのCPU、2GB以上のメモリ、6GB以上のハードディスク空き容量、DirectX 9.0c 以上に対応したビデオメモリ512MB以上のビデオカードとなっている。


【PC版スクリーンショット】
PC版スクリーンショット。ハイスペックのPCならば、高解像度で快適にプレイできる

The Elder Scrolls V: Skyrim (C)2011 Bethesda Softworks LLC, a ZeniMax Media company. The Elder Scrolls, Skyrim, Bethesda, Bethesda Game Studios, Bethesda Softworks, ZeniMax and related logos are registered trademarks or trademarks of ZeniMax Media Inc. in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved.
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(2012年 1月 26日)

[Reported by 勝田哲也]