個性的な人々が集う町「カタルシス」で生活を送る

　株式会社サイバーフロントは、Windows用フリーダムアクション「ポスタル3」の日本語マニュアル付き英語版を2012年1月27日に発売する。価格は3,990円。

　「ポスタル3」は、アクションゲーム界随一のグロさと下品さをうたう「ポスタル」シリーズの第3弾。前作の舞台「パラダイスシティ」から逃げ出した主人公「ポスタル・デュード」と愛犬「チャンプ」は、メキシコ国境付近にある「カタルシス」という町に移住する。世界経済が崩壊し、アメリカからメキシコへ不法入国する者が続出しているため、メキシコ警察も国境を厳重警備している。そのような状況の「カタルシス」で、主人公がどう生きていくのかはプレーヤーに委ねられている。

　ゲームでは与えられたミッションをクリアしていくことになるが、立ちふさがる相手を殴り倒して生きていく道もあれば、メキシコ警察に入って清廉潔白な生活も送れる。指針となるのは「カルマメーター」で、ミッション中の攻撃や目的の達成によって増減して、ストーリーが変化する。善行となるミッションを達成していけば善のカルマが増えて警察官としてキャリアアップ。逆に殺戮を繰り返せば悪のカルマが貯まり、破滅の道を歩むことになる。

　武器はM16やRPGといった火器から、テーザー銃、催涙スプレー、果ては小便といった悪のカルマが増えない非殺傷武器も登場。さらには猫やプルトニウム詰めクロッチー人形を投擲武器として使用したり、掃除機からゴミを吹き出させたり、ガソリンをかけて放火したりと、特殊で過激な武器が用意されている。

　対応OSは、Windows XP/Vista/7。動作環境は、Pentium 4 3GHz以上のCPU、2GB以上のメインメモリ（Vista/7では4GB以上）、13.5GB以上の空き容量を持つHDD、Radeon X800またはGeForce 6600以上のビデオチップを搭載したビデオカードなど。なおゲームプレイ時に、Valveが提供しているSteamアカウントが必要になる。

【スクリーンショット】
善行を積み重ねて警察官のキャリアを伸ばすのか、殺戮プレイで破滅の道へと落ちていくか。「ポスタル・デュード」の生き様はプレーヤーが決める