コーエーテクモゲームス、PS3/Xbox 360「無双OROCHI2」

新キャラクター「酒呑童子」と、ストーリーモードなどを紹介


12月22日 発売予定

価格:7,800円(通常版)
   12,800円(TREASURE BOX)



平清盛と対峙する馬超

 株式会社コーエーテクモゲームスは、プレイステーション 3/Xbox 360用タクティカルアクション「無双OROCHI2」の最新情報を公開した。12月22日の発売を予定しており、価格は通常版が7,800円で、TREASURE BOXが12,800円。初回限定封入特典として、「王元姫&石田三成&妲己”サンタ”コスチューム」のダウンロードシリアルコードが同梱される。

 「無双OROCHI2」は、突如現われた魔王・遠呂智(オロチ)によって作り出された異次元の世界を舞台繰り広げられる戦いを描いたアクションシリーズの最新作。なんと言っても「真・三國無双」と「戦国無双」の両シリーズの英傑たちが活躍するという豪華さが魅力で、独特の世界観を持ったオリジナルストーリーが描かれる。また3人1組となって戦うチームバトルシステムなども楽しめる。

 また、本作では、なんと総勢120名を超える武将が登場し、“百花繚乱の英傑ドラマ”をコンセプトに制作が進められている。

 オリジナルの物語が楽しめる「ストーリーモード」 は、主に「陣地」と「戦場」を行き来することで進行していく。「陣地」は“決戦前夜”の拠点と言った位置付けで、プレーヤーはこの中を自由に歩き回り、武将と会話を交わして親交を深めたり、NPCから買い物をしたりしながら戦の準備を行なう。

 戦場を選択し、その後チームメンバーを選択し、戦前イベントが流れた後に戦闘がスタートする。戦場では思う存分暴れ回ることになる。この戦場は、時間軸上に点在する過去を切り出したもの。プレーヤーはかぐやが「陣地」に作り出した「光陣」を使って時空を渡ってこれら戦場に向かうことになる。この戦で勝利すれば、また陣地に戻ってきて次の戦の準備を行なうことになる。各種戦闘の合間や陣地から戦場に向かう合間などにはムービーが流れ、ストーリーが進展したり雰囲気を盛り上げてくれる。


妖蛇との戦闘が始まる前の会話画面。妖蛇との戦闘が始まる前の会話画面妖蛇討伐を決意する馬超妖蛇・妖魔の攻撃によって自軍武将が次々と敗走。司馬昭らは、妖蛇と妖魔に追い詰められて撤退を決意する
謎の女性が、妖蛇と妖魔に追い詰められた馬超らを助ける馬超らを助けた「かぐや」。彼女は、現在の馬超らの力では妖蛇には敵わないと言う。かぐやの「時を渡る力」を借り、過去に戻って仲間を増やすことになるかぐやの持つ「時を渡る力」を使って舞い戻ってきたのは、馬超の従弟である馬岱が戦死した夷陵の地だった
馬超は、かつて彼自身をかばい犠牲となった馬岱を救おうとする命を掛けて逃がしたはずの馬超が戻ってきたことで、馬岱は困惑してしまう妖魔の侵攻を防ぐため、門を固く閉ざす黄忠

【ストーリー】

 魔王・遠呂智との戦いを終え、かつて遠呂智が造り上げた世界は、平穏を取り戻していた。人々は、三國、戦国、そして仙界の融合した世界の中でも、それぞれの営みを続けていた。

 しかしそれから数年の後、平穏は打ち砕かれた。突如として現われた巨大な怪物・妖蛇(ようじゃ)が城を襲い、街を食らい、世界をかつて以上の混沌に陥れたのだった。

 さらに、秘かに復活を遂げていた魔人・平清盛の下に妖魔が集結し、妖蛇と呼応して、人間に襲いかかった。

 妖蛇・妖魔との戦乱の中で、数多の将が倒れ、行方知れずとなった。生き残った人間たちは、国を越えて結束し、妖魔軍に抵抗するも、強大な力の前に敗北を繰り返すしかなかった。

 この絶望的な状況を覆すため、生き残った最後の英傑、馬超、司馬昭、竹中半兵衛の三人は、決死の覚悟で立ち上がる。わずかな味方と共に、妖蛇に対抗する術は、はたしてあるのだろうか……。


「夷陵の戦い」が終わった後の会話画面。「時を渡る力」について説明を受けるものの、混乱する馬岱。一方ホウ徳は、黄忠を救う手立てがないかを模索するさらに過去に戻り門を破壊できる投石車を探せば、黄忠も救出できるかもしれない。過去を変えることで、かつて助けられなかった仲間を助けられることがある


■ キャラクター紹介

【酒呑童子】


酒呑童子

CV:小西克幸

 武器は巨大なひょうたん。力強さと風格を兼ね備えつつ、どこか影のある大男。口元の金色の牙と、面頬から伸びる2本の角が、独特の風体を際立たせている。自分のことを名前以外何も知らず、己の出自を知りたいという強い欲求を抱いている。肩から背負った巨大なひょうたんを武器に、戦場に立つ。


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(2011年 10月 7日)

[Reported by 船津稔]