現行の「IntelliPoint Software 8.0」では、「TOUCH MOUSE」はハードウェア的には認識してくれるが、ジェスチャーなど固有の機能は設定できない

　日本マイクロソフト株式会社は、9月2日に発売を予定しているタッチセンサー搭載の「Touch Mouse」シリーズに対応したマウス用最新ドライバー「IntelliPoint Software 8.2」を8月10日より公開する。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.2以降で、Windows XPのみ32bitまでの対応となる。また、Mac版については7月21日にリリースされた最新バージョン「Mac OS X 10.7（Lion）」にも正式対応する。

　「IntelliPoint Software 8.2」は、8月2日に実施された日本マイクロソフトのハードウェア発表会で明らかにされたマウス用の最新ドライバー。

　内容的には、「TOUCH MOUSE」、「Explorer Touch Mouse」に搭載されているタッチセンサーへの対応と、「TOUCH MOUSE」で初搭載されるマルチタッチセンサー用の8種類のジェスチャーといった新要素へのカスタマイズ機能の提供などが中心となる。「TOUCH MOUSE」については、固有のジェスチャーを習得するためのジェスチャー練習ソフトが同梱され、「Explorer Touch Mouse」についてはストリップボタンの設定やバイブレーション設定が可能となっている。

　マウスのパフォーマンス等は変化しないためタッチセンサー搭載のマウスを使用していないユーザーにはあまりメリットがないが、Mac版については「Mac OS X 10.7（Lion）」に初の正式対応ドライバーとなるため、利用者はアップデートしておきたいところだ。