セガ、PSP「セブンスドラゴン 2020」
西暦2020年の東京を舞台に“ドラゴン”と戦うRPG
株式会社セガは、PSP用RPG「セブンスドラゴン 2020」を2011年秋に発売する。価格は未定。
「セブンスドラゴン 2020」は、西暦2020年の東京を舞台に、突如外宇宙より飛来した“セブンスドラゴン”と呼ばれる7匹のドラゴンに率いられたドラゴンと、それに対抗して組織された異能力者たちの組織“ムラクモ”の戦いを描いたRPG作品。本作では前作「セブンスドラゴン」同様、プレーヤーの好みのキャラクターを作成してパーティーを編成することができる。複数の職業と異なる外見、さらには好みのボイスを選択し、自分だけのオリジナルパーティーをカスタマイズすることができる。
自由なキャラクターメイキングにより自分だけのオリジナルパーティーを作れる |
グラフィックスの変化により前作とは見た目大きく異なるが、強大なドラゴンを相手に戦いを繰り広げるというストーリーや、戦闘システムなどは前作を踏襲しているようだ |
物語の舞台は西暦2020年の東京。東京は無数のドラゴンによって侵食されつつある。ドラゴンに侵食された土地は、フロワロと呼ばれる花で覆われ、人の住めぬ土地となっている。フロワロは東京中を覆いつくし、壁となって人々を分断し、孤立した住人はドラゴンに怯える日々を過ごしている。ドラゴンに対する組織“ムラクモ”の拠点となる都庁には、ドラゴンの侵略を逃れた人々が暮らしている。
フロワロに侵食され樹海化した渋谷 |
都庁内部には大勢の人が集まっており、商売も行なわれているという。武器屋では武器の売買だけではなく、武器の強化や新商品の開発もできるようだ |
東京を舞台にした本作には、渋谷や宮下公園などといった実在する街やエリアが多数登場する。戦場と化した街にはダンジョンと呼ばれるエリアも存在する。公開されたダンジョンは「新宿 逆サ都庁」と呼ばれるダンジョンで、ムラクモの拠点となっている「都庁」に似ているが……これは一体何を意味するのだろうか。
ダンジョンに出現する雑魚はエンカウントバトルとなっているが、強力な力を持つドラゴンはシンボルとなって出現する。シンボルに触れることでバトルが発生する。ドラゴンの中にはハントマンに気づくと追いかけてくるものも存在するので、迂闊に近寄るのは危険 |
バトル中は、3D化されたちびキャラたちの演出による見た目にも楽しいバトルシステムを採用。人間だけでなく敵であるドラゴンも3D化されており、巨大な身体を使った迫力のあるバトルを味わうことができる。また、敵キャラクターはドラゴンだけでなく、フロワロによってモンスター化した動物たちも襲いかかってくる。ドラゴンやモンスター化した動物と戦うムラクモのメンバーたちには、職業に応じて多数のスキルを持っている。スキルを使うことでバトルを有利に展開することができる。
スキルはカスタマイズすることが可能であり、プレーヤーの好みのキャラクターに育てることができる。パーティーメンバーの職業の組み合わせによって様々なプレイスタイルを選ぶことが可能なうえに、同一の職業であっても育てる方向性によって全く異なる性質を持ったキャラクターにすることができるという。職業に関する詳細は、今後の情報で明らかとなっていくだろう。
巨大な盾を持ったシールドドラグ。人間と比べるとその巨大さがわかる。ドラゴンの中にはさらに巨大なものも存在し、人間が豆粒のように小さく見えてしまうものもいるという | ||
モンスター化してしまった動物を相手にムラクモメンバーのスキルが炸裂。スキルには様々な効果があり、状況に合わせて使っていくことでバトルを有利に進めることができる |
■ 登場キャラクター紹介
イベントシーン |
■ ヒカサ=ナツメ
特殊機関「ムラクモ機関」の長。ムラクモ機関は、通常戦力を無力化するドラゴンに対抗するすべを持つ唯一の組織である。近未来における異能力者であるムラクモの育成に力を入れており、主人公を含むムラクモたちを支援する。
イラスト | 3Dモデル |
イベントシーン |
■ キリノ・アヤフミ
ナツメの補佐官をつとめる青年。異能力こそ持たないが、科学者としては優秀な人物。ドラゴンについての研究を進めており、主人公たちハントマンの指導者的役割も果たす。
イラスト | 3Dモデル |
※画面は開発中のものです。
(C) SEGA
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□JRPG.jpのページ
http://jrpg.jp/
□「セブンスドラゴン 2020」のページ
http://dragon2020.sega.jp/
□小玉理恵子氏のTwitter
http://twitter.com/#!/phoenix_rie
(2011年 6月 29日)