「Game Tools & Middleware Forum 2011」東京会場の模様

　株式会社ウェブテクノロジ、オートデスク株式会社、シリコンスタジオ株式会社、株式会社ボーンデジタルの4社が共催する、ゲーム開発者向けのツール/ミドルウェアの総合展示会「Game Tools & Middleware Forum 2011」が6月に大阪と東京の2カ所で開催される。大阪は6月7日、会場は大阪国際会議場、東京は6月30日、会場は大手町サンケイプラザでの開催がそれぞれ予定されている。入場は無料で、あらかじめ公式サイトでの事前登録が必要となる。

　「Game Tools & Middleware Forum」は、ミドルウェアメーカーが合同で年に1度開催しているセミナー兼展示会。昨年は東京、大阪に加えて福岡でも実施され、主催も上記4社にDolby Japanの5社での開催だったが、今年は東京、大阪の2会場で、4社の共催となる。毎年、E3に前後して実施されるため、E3で発表された活きの良い技術情報が公開されることもあり、独自の存在感を持つイベントだ。

　今年は主催の4社のほかには、ソニー・コンピュータエンタテインメントや日本マイクロソフト、CRI・ミドルウェア、エピック・ゲームズ・ジャパン、Unity Technologiesなどが出展およびセミナーの実施を予定している。セミナーはまだ時間の割り当てだけで内容は未定のところが多いが、エピック・ゲームズは「Unreal Engine 3」の最新情報を、CRIはNGP（仮）やニンテンドー3DS向けの高品質なサウンドデザインを実現する技法を紹介することを明らかにしている。

　セミナーの最後の時間帯に設けられているゲストセッションは、今年はイグニッション・エンターテイメントの「El Shaddai」となっている。どういったセミナーになるのかは不明だが、参加希望者はさっそくエントリーしてみてはいかがだろうか。

(C)Game Tools & Middleware Forum 2011