バンダイナムコ、PS3「テイルズ オブ エクシリア」
2人の主人公が登場する「テイルズ オブ」シリーズ
誕生15周年記念作品がPS3に登場!


2011年 発売予定

価格:未定


 株式会社バンダイナムコゲームスは、プレイステーション 3用揺るぎなき信念のRPG「テイルズ オブ エクシリア」を2011年に発売する。価格は未定。本作は、「テイルズ オブ」シリーズ誕生15周年記念タイトルとなる。

 「テイルズ オブ エクシリア」は、精霊術による文化を基盤とした世界“リーゼ・マクシア”を舞台に、「ジュード・マティス」と「ミラ=マクスウェル」の冒険を描いたRPG作品。1995年に発売された「テイルズ オブ ファンタジア」から15年、RPGでありながらアクションゲームのような操作を必要とする戦闘システム、感動的なストーリー、魅力的なキャラクター、美麗なアニメーションムービーなど、「テイルズ オブ」シリーズならではの要素が多くの人に支持され、シリーズ累計販売本数は全世界で1,200万本を突破している。

 「テイルズ オブ」シリーズ誕生15周年を記念する本作の主人公は、「ジュード・マティス」と「ミラ=マクスウェル」の2人。シリーズ初となるダブル主人公をデザインするのは、こちらもシリーズ初となるいのまたむつみ氏と藤島康介氏のダブルキャストを実現。テーマソングは、日本だけにとどまらず海外でも活躍するアーティスト浜崎あゆみさんが担当。本作のために書き下ろされた楽曲は、彼女自らが手がけた詩が描く世界観と、1度聞いただけで耳に残る歌声が、聴く者を「テイルズ オブ エクシリア」の世界へと誘う。

 「テイルズ オブ」シリーズの特徴の1つであるアニメーションムービーは、OVA「テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION」や「GOD EATER」/「GOD EATER BURST」のオープニングムービー、劇場版「空の境界」などの作品を手がけてきた、ufotable(ユーフォーテーブル有限会社)が担当することが決定している。


【世界観】

 

精霊術による文化を基盤として発展した世界、リーゼ・マクシア。
そこには人間と多くの魔物、そして遍く精霊たちが存在していた。

人間は、脳の「霊力野(ゲート)」と呼ばれる器官から、
世界の根源エネルギーである「マナ」を発することができ、
マナを糧として生きる精霊は、人間からマナを受け取り、
その見返りとして術を発動させる。
これが精霊術の仕組みであり、この共生関係こそが、
リーゼ・マクシアの文明の根幹を担っていた。

精霊術は、人により得手不得手があるものの、
誰もが使える一般技術で、生活の隅々にまで浸透していた。
照明を灯すこと、家を建てること、大きな船を動かすこと、
全てを行なっているのは精霊術である。

しかし精霊の姿そのものは、特別な方法で実体化していない限り、
人間の目でとらえることは難しい。
日常的に精霊術の恩恵にあずかっていても、
実体化した精霊を見ることは非常に稀である。
そんな精霊たちを、太古から束ねる主は、
元素の精霊マクスウェルであると言われている。


【プロローグ】

 

王都イル・ファンの病院で、インターンとして研修中のジュードは、
忙しいながらも平穏な日々を送っていた。
ある日、精霊術失敗によるけが人が、普段よりも不自然に多く来院する。
患者を診察したジュードは、精霊たちの様子がおかしいのではと疑問を持つが、
その原因はわからなかった。

 そんな中、担当教授への言付けを、
持ち前のお人好しぶりを発揮して引き受けたジュードは、
教授が仕事で向ったという、軍の研究所を訪れる。

 一方、自らが祀られている山中の社で、
下界の様子を伺っていた精霊マクスウェルことミラは、
王都イル・ファン周辺で、大量の精霊が1度に消滅したことを感知していた。
ミラは、全ての精霊と人間に危機が迫っていると判断し、
真偽を確かめるべく、イル・ファンへと向う。

 精霊消滅の原因と思しき軍の研究所へ、
単身侵入を試みようとしていたミラは、そこで1人の少年と出会う。



■ 登場キャラクター

■ ジュード・マティス

『お節介、お人好しって言われちゃうけど、放っておけないから』

性別:男性
年齢:15歳
身長:163㎝
武器:ナックル
戦闘タイプ:拳法使い
CV:代永 翼

 本作の主人公。まだ幼さの残る少年だが、医師になるべく、1人故郷を離れ、王都イル・ファンの医学校で学んでいる。現在はインターンとして研修中。賢く冷静で、何事も要領よくこなす優等生だが、物事の割り切りも早い、いまどきの子。一方で、お節介ともいえるほどの世話焼きな面もあわせもつ。そのせいで何かとやっかいごとに巻き込まれがちな、お人好しである。

 争いごとは好まないが、戦いにおいて優れた集中力を発揮し、仲間のピンチを救う事も多い。自分にはない、特別な使命感を持ったミラに憧れの念を抱き、力になりたいと思うようになる。

キャラクターデザイン:藤島康介

■ ミラ=マクスウェル

『決断に必要なのは時間や状況ではない。お前の意志だ』

性別:女性
年齢:20歳
身長:168㎝
武器:剣
戦闘タイプ:術剣士
CV:沢城みゆき

 本作の主人公。地水火風を司る四大精霊を従え、自らを精霊の主マクスウェルだと名乗る謎の女性。性格は冷静沈着。世界を律する精霊マクスウェルとしての責任感が思考の基準となっており、使命を果たすための行動には一切の迷いがない。同時に、なすべき事をなそうとしない存在を嫌悪する。

 精霊としてかなりの英知を持っているものの、人間的な生活能力は皆無。人間やその文化に対する好奇心が旺盛で、ひとたび興味をもつと徹底的に知りたがる。使命に臨む場面以外では、かなり天然かつ、素直である。ジュードと出会い、共に旅をするうちに、少しずつ人間の感情を理解するようになる。

キャラクターデザイン:いのまたむつみ




■ テーマソングを歌う浜崎あゆみさんのプロフィール

【浜崎あゆみ(はまさきあゆみ)】

 1978年福岡県生まれ。1998年4月8日、シングル『poker face』でデビュー。1999年1月1日発売の1stアルバム「A Song for ××」でミリオンセールスを記録、歌姫としての階段を駆け上がる。

 2001~2003年には前人未到の3年連続日本レコード大賞を受賞し、大記録と共に頂点に君臨。2010年9月29日に発売した自身50枚目のシングル「L」で女性アーティストとして前人未到の25作連続首位という記録を樹立。12月22日には、12枚目となるオリジナル・アルバム「Love songs」が発売された。


※画面は開発中のものです。
(C) いのまたむつみ (C)藤島康介 (C)2011 NBGI

(2010年 12月 28日)

[Reported by 志賀康紀]