ガマニア、「DIVINA」最新アップデート先行体験レポート
中国の神話伝説を満喫できる新エリアを探訪! モンクはトリッキーな新職業


12月7日実装

利用料金:無料(アイテム課金)


新職業モンクを使って、新しいエリアを訪ねてきた

 ガマニアデジタルエンターテインメントは12月7日、Windows用MMORPG「DIVINA」のアップデートを実施した。

 今回のアップデートは、サービス開始以来最大規模となる。レベルキャップが解放されて、中国神話をモチーフにした高レベル向けの新エリア「天乃平原」、「封神台」、「コンロン境」、「ホウライ島」や、新職業「モンク」など、多数の新コンテンツや新システムが導入される。

 今回は体験プレイで一足早くそれらコンテンツをたっぷり試してきた。プレーヤーが気になっているであろう、新職業モンクの使い心地や、中国の神話伝承をモデルにした凝った新マップなどなど、新要素の感触を一足早くお伝えしたい。


中国の神話伝説のファンなら、にんまりするような有名人、名所がいっぱい

【「DIVINA」の最新トレーラー】




■ 新職業「モンク」は「弱点」を駆使するトリッキーな武術家

モンクはスピードと技で相手を幻惑する武術家だ

 新職業の「モンク」はスピードのある打撃攻撃が特徴。だが実際に使ってみると、かなりトリッキーな要素を持っている。特徴的なのは、相手に「弱点」を作る「天地の力」というスキルと、その弱点を消費して繰り出す各種のスキルだ。

 「天地の力」を使うと、モンスターにデバフの形で弱点が付く。モンクのスキルには、この弱点を消費して攻撃を行なうものが複数ある。これらの技能は攻撃しつつ特殊効果を与えるような複合的なスキルが多いので、上手く使えば戦闘を有利に進めることができるだろう。

 モンクには他にも便利な技が色々と揃っている。周囲の相手を同時に5体まで10m先に吹っ飛ばす「ヘブンサークル」は気持ちよく相手を吹っ飛ばせる技だ。「タイガージャンプ」は戦闘開始時のみしか使えないが、高くジャンプして離れた場所にいる相手に急襲をかける、これまたかっこいい技だ。移動速度が30秒間160ポイント早くなる「スカイウォーク」も、とっさの事態に役立ちそうだ。

 技は多彩でトリッキーではあるが、特に使いづらいということもなく攻撃のバリエーションを楽しめる。大打撃で一撃必殺という武闘家らしいスキルもある。ただ便利なスキルはMP消費が激しく、クールタイムもそれなりに長いので使いどころを考えつつといったところだ。


まずは「弱点」を作って、それを使って戦うという一風変わった戦闘スタイルを持っている
自分の敵対値を高めたり、敵をふっ飛ばしたりとアタッカーとサポートの両方をこなすバイプレーヤーだ




■ 三蔵法師から西王母まで、登場人物が多数登場

新エリアではあちこちにクラリアの姿を見かける
開発のお気に入りモンスターピエールは京劇面をかぶって登場

 追加される3つの新エリア「天乃中原」、「封神台」、「コンロン境」、「ホウライ島」はいずれも中国の神話伝説をモチーフにしている。どのエリアもレベル80以上の高レベルプレーヤー向けだ。入場は既存エリア「ヴァルハルの地」からで、最初のエリアは「天乃中原」だ。ここには拠点となる町があり、たくさんのクエストが待ち受けている。

 三蔵法師や孫悟空、西王母など有名キャラクターに会うこともできる。彼らはこのエリアのメインストーリーに深くかかわりがあるようで、エリアのあちこちで姿を見かける。また、エリアのところどころにはクラリアが立っている。こちらもストーリーに関わっているのは間違いないが、クエストがない状態では相手にしてくれない。

 また新エリアにも、毎回気合のはいったモーションでプレーヤーを驚かせてくれる謎のモンスター「ピエール」が登場する。今回のピエールは京劇の仮面をかぶった2人連れで、いつものように凝ったアクションで攻撃を仕掛けてくる。実はインスタンスダンジョン(ID)にもピエールが出てくるので、ピエールファンは期待して欲しい。

 エリアには、中国神話にちなんだ建築物やオブジェがあちこちにある。「封神台」は「封神演義」という伝承に出てくる装置、下に紹介する新ID「白蛇伝」の入り口は原作にも登場する「金山寺」だ。仙人が住む都「崑崙」もある。フィールドのBGMもこれまでとは印象が違う、本格派の渋みがある中華ムードたっぷりの曲だ。


【天乃平原】
冒険の拠点となる街も中華風ID「白蛇伝」の入り口でもある「金山寺」街の近くには、飛行船乗り場がある。ただし今は使えないようだ
【コンロン境】
「コンロン境」は、仙人が住んでいる伝説の山「崑崙」がモチーフ西王母の居城近くには、カード供給ポイントがある崑崙の主、女仙の西王母
【封神台】
仙人の激しいバトルを描いた「封神演義」の世界が楽しめるイベントがらみで使われるらしい謎の建築物ID「牛魔王」の目印は、牛の角のオブジェ
【ホウライ島】
「ホウライ島」は、中国の東の海上にあるという仙人の島「蓬莱」がモチーフマップは印象の違う大小3つの島で構成されているID「時空の女神」への入り口は、島の最も奥まった場所にある




■ 中国の神話伝説ストーリーに参加できる3つの新ID

「カオスダンジョン」は今回は時間の関係で試すことができなかった
「ミーミルの泉」と「時空の女神」はメインストーリーに深くかかわってくる

 今回は6つのインスタンスダンジョンが追加される。このうち「白蛇伝」、「牛魔王」、「天空の女神」の3つは中国の有名な伝説や物語をベースにしたもの。台湾の開発陣にとってはどの話もなじみが深いものなのか、どのダンジョンもこれまでのエリアに比べてぐっとストーリー性が高いのが特徴だ。もちろん日本人にもお馴染みの話なので、ベースとなった物語を知っていればよりダンジョンを楽しめること請け合いだ。

 残り3つのインスタンスダンジョンのうち「ミーミルの泉」と「時空の女神」はメインストーリーに関わりのあるダンジョンで、「カオスダンジョン」はストーリーとは関係がない攻略ポイントとして登場する新しいダンジョンだ。

 「天乃平原」にある「白蛇伝」は同名の民間説話をもとにしたインスタンスダンジョン。「白蛇伝」は蛇の化身である女性が人間の男性と恋に落ちる悲しいラブストーリー。ダンジョンに入ると物語の主人公、白娘子と許仙に出会うことができる。

 ダンジョンは、2人がいる湖と、湖を起点に3方向に延びる道で構成されている。狭い道の奥にはそれぞれ中ボスがいて、その中ボスを倒すことでストーリーが進んでいく。どちらかというとこじんまりした作りのダンジョンだが、その狭い通路に大小大量のモンスターがひしめいているので激戦は必至だ。

 「封神台」にあるインスタンスダンジョン「牛魔王」は、「西遊記」に出てくる牛の姿をした魔物の名前だ。ボスはもちろん牛魔王で、その妻の羅刹女や子供の紅孩児も出てくる。ダンジョンは曲がりくねった一本道。道の左右は切り立った崖になっていて、下には溶岩が流れている。入り口を入るとすぐに、対岸にボスの牛魔王が見えるが、そこまで行くには細い道をぐるりと大周りしなくてはならない。道は途中の扉でいくつかのエリアに分かれていて、扉の前にいるボスを倒すことで次のエリアに進めるようになる。途中、時々立っているNPCが情報やクエストをくれる。

 「ホウライ島」にある「天空の女神」は、中国の創世神話を元にした壮大な雰囲気のインスタンスダンジョン。昔、天を支える柱が傾いて天が裂けた時、ジョカが五色の玉で天を修復したという伝説にプレーヤーが参加できる。天に亀裂が走ったものものしい雰囲気のダンジョンで、5カ所にある「幻想の五色石」を発動してジョカの手助けをするのだ。このダンジョンも「牛魔王」と同じようにエリアごとにボスを倒していく進行式で、進行すると同時にストーリーが進んでいく。

 エリアにあるインスタンスダンジョンとは別に、新たな攻略ポイントとして実装されるのが「カオスダンジョン」だ。これは、ストーリーやエリアに関係なくボスモンスターと気軽に闘うことができるインスタンスダンジョン。システィアの北東にある転送ポートからレベル30以上のキャラクターが入ることができる。ダンジョンの中には「オーウェルの影」、「ブリュンヒルデ」、「オーディン」、「ロキ」、「フェンリル」といった、各エリアのインスタンスダンジョンに出てくる中ボス、ラスボスたちと戦うことができる。ただし、例えばレベル75からのIDにいるボスと戦うには、そのレベルが必要だ。

 戦闘はクエスト形式で進めて行くことになる。クエストをこなすと「ヒーリングドール」というアイテムが手に入る。これを集めると、システィアの通行証やフェアリーペットなどと交換できる。


【白蛇伝】
ダンジョン中央にある池を中心に、3つの細い道が延びている白蛇の精が変身した少女ダンジョンの中ボスの1人はピエール
【牛魔王】
断崖に囲まれた細い道を、モンスターを倒しながら進んでいくダンジョンの中は、ちょっと工場風な雰囲気。オブジェにも牛魔王の意匠がダンジョンのボス「牛魔王」。見るからに強そうな、ファイティングブル
【天空の女神】
裂けてしまった天を修復するという、中国の神話がモチーフ途中にある「幻想の五色石」を発動させていく関門で区切られたエリアには、それぞれ中ボスが待ち受けている
【ミーミルの泉】
攻略のためのクエストでは、クラリスと、天界の主神「オーディン」との関係が明らかになる
【カオスダンジョン】
「ロキ」や「オーディン」ら、IDボスと気軽に戦うことができる場所だ




■ 不気味な変身の理由は? 最強のボスが待ち受けるハイエンドインスタンスダンジョン

クラリスとプレーヤーだけが時空を超えることができた理由も判明する?

 今回のアップデートで最強のボスとなる、クラリスとクラリアがいるインスタンスダンジョン「時空の女神」も「ホウライ島」にある。ダンジョンは空に浮かぶ美しい回廊になっていて、回廊の中心部分の広場に異形となったクラリスとクラリアの姿がある。

 ダンジョンに入ると強制的に移動速度が遅くなるデバフがかかる。このデバフは回廊を進んでいる間はずっと有効で、解除することができない。回廊にはここに来るまでに戦ったお馴染みの敵がオールスターでそろい踏みしていて、次々と襲いかかってくる。通常の移動速度なら振りきれるシチュエーションでも、デバフのために必ず戦闘になる。ちなみに1度HPが0になって復活すると、再びデバフ状態になるまでの数秒間は自由に動くことができる。

 回廊の途中には、時々クラリアが立っているが、話しかけても怪しいセリフを言うか無言で会話は成立しない。綺麗なのだが、全体に漂う異様な雰囲気が危機感を盛り上げてくれる。ボスのクラリスとクラリアは、時計の飾り人形のような異様な姿で剣を突き刺す物理攻撃や、時計ごと激しく回転する範囲攻撃を仕掛けてくる。攻撃モーションはとても優雅な動きなのだが、必死で戦っている間は見ている暇はないかもしれない。


空の上にある回廊には、これまで戦ってきた敵たちが待ち受けている
ボスのクラリスとクラリア。手にした剣から繰り出す一撃が非常に痛い




■ かなり使える「称号システム」でオリジナル称号が楽しい!

「ともたま」は1度に4つまでストック可能
称号システムは、使い方次第で楽しく遊べそうだ

 このアップデートで導入される「称号システム」や、「トロフィーシステム」、「収納システム」、「ともたま」などの新システムも軽く試してみた。

 「収納システム」は増えていくアバターなどを納める新しいインベントリが欲しいという要望に応えて導入された新システム。入れることができるのは現在のところは課金アイテムのアバターやペットなどに限られる。収納ケースを入手するには「ハッピーポイント」との交換か、ソウルメイトに宝探しで見つけてきてもらう。中に入るものは1カ月ごとに更新されていく予定だそうだ。

 「トロフィーシステム」は特定の条件を満たすとポイントとトロフィーが手に入るというもの。実装段階では貯まったポイントはランキング表示に利用されるだけで、今のところ特に使い道はないが、来年にはポイントと交換できるアイテムが登場するらしい。来年に予定されているCvCシステムの実装に合わせてCvCがらみのトロフィーも導入予定のようだ。

 「称号システム」は名前の前に称号を表示するシステム。表示方法は2つあって、1つは収集した「一般の称号」と「特別な称号」を組み合わせて表示する方法、もう1つは特にボーナスなどはないが自分の好きな言葉を自由に入力して表示する方法だ。こちらは例えば「観光中です」とか「友達募集中」など好きな言葉が表示できるので汎用性が高そうだ。

 「ともたま」は「戦友システム」に加わった新要素だ。ショップやドロップなどで手に入れた卵を、戦友とパーティーを組んで戦うことで孵化させる。卵からは色々なアイテムが出てくる。孵化をキャンセルすると、進行度のゲージは0に戻るが卵は消えない。レアな卵は育てるにも時間が必要なので、気長に遊ぶコンテンツだ。

 今回のアップデートのほか、12月にはクリスマスイベントが開始される。クリスマスらしいサンタのアバターに加え、新ソウルメイトの姫ネコも登場する。クリスマスと中国の神話伝承は、少しミスマッチに感じるかもしれないが、このミスマッチこそ「DIVINA」の魅力だ。大きく動くメインストーリーと共に、この年末は中国悠久の歴史を「DIVINA」で味わって欲しい。


各職業の新装備も追加される


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(2010年 12月 7日)

[Reported by 石井聡]