スクエニ、PS3/Xbox 360/Win「コール オブ デューティ ブラックオプス」
歴史に語られないミッションにマクナマラ国防長官が登場!


字幕版:11月18日発売予定(PS3、Xbox 360、Win)
吹き替え版:12月16日発売予定(PS3、Xbox 360)

価格:7,980円(PS3、Xbox 360)
オープンプライス(Win)


 株式会社スクウェア・エニックスは、プレイステーション 3、Xbox 360、Windows向けFPS「コール オブ デューティ ブラックオプス」の最新情報を公開した。本作のPS3/Xbox 360版の発売日は“字幕版”が11月18日、“吹き替え版”を12月16日。価格は各7,980円。 Windows版は字幕版を11月18日に発売する。こちらの価格はオープンプライス。

ソビエト連邦にあるバイコヌール宇宙基地でのミッション。歴史では語られなかった戦いだ
ロシア出身の兵士で第2次世界大戦を戦い抜いた歴戦の勇士ヴィクトル・レズノフ

 今回明らかになったのは、メインストーリーでのいくつかのシチュエーションとスクリーンショット。「コール オブ デューティ ブラックオプス」ではプレーヤーはある時はアメリカ出身の兵士「メイソン」として、ある時はCIA(アメリカ中央情報局)の諜報員「ハドソン」として、ベトナム戦争やウラル山脈の秘密基地、バイコヌール宇宙基地など、世界各地で様々なミッションに参加することになる。

 冷戦時代、世界は再び大戦勃発寸前の危機的状況を迎える。メイソンとハドソン、そして彼等の仲間は大戦勃発を防ぐために、世界の境界を超え、法を超えて行動し、存在しない者として極秘任務を遂行しなければならない。本作では、「決して語られることのない戦争」が描かれていく。

 今回明らかになったのは、メイソンとハドソンが顔を合わせるシーン。メイソンはハドソンに連れられ、アメリカ合衆国の国防総省(ペンタゴン)を訪れることになる。ペンタゴンのシーンでは、ロバート・ストレンジ・マクナマラ国防長官が登場する。彼は1961年から1968年の期間、ケネディおよびジョンソン政権で国防長官を務めた実在の人物だ。本作ではこの他にも歴史上の人物が何人も登場する。メイソンはペンタゴンからの極秘任務を遂行するため、ベトナム戦争を含む世界中の戦場へ赴くことになる。

 おもむく戦場の1つがソビエト連邦にあるバイコヌール宇宙基地だ。メイソンに与えられた任務は、特殊部隊の一員として、ソユーズ打ち上げ時に基地に潜入し、ある目的を排除することだ。米ソの「宇宙開発競争」を背景とした壮大なIfミッションである。

 また別のスクリーンショットには、メイソンは敵に捕まり相棒のウッズと交互にロシアンルーレットをやらされる羽目になるシーンが映し出されている。救いの手が期待できない絶望的な状況下で、2人はどのようにして危機を脱していくのか、非常に緊迫したシーンだ。

 この他、ヴィクトル・レズノフというキャラクターの存在も明らかになった。彼はロシア出身の兵士で第2次世界大戦を戦い抜いた歴戦の勇士だという。レズノフは本作を開発したTreyarchが手掛けた、第2次世界大戦をテーマにしたFPS「Call of Duty:World at War」(日本未発売)に登場した人物で、主人公と共にスターリングラード攻防戦からベルリン陥落まで共に戦った。今作ではどんな活躍をしてくれるのだろうか。ちなみに字幕版で彼の声を当てるのはゲイリー・オールドマンさん。吹き替え版では大塚芳忠さんだ。


ペンタゴンでは、ロバート・ストレンジ・マクナマラ国防長官が登場する。彼は実在の人物である。当時の写真などと見比べてその再現度を確かめるのも楽しい
バイコヌール宇宙基地を舞台に、宇宙進出競争の隠された真実が明らかになる
ロシアンルーレットをやらされるハメに。緊迫した空気が伝わってくる
他にも世界各地を舞台とした様々なミッションが用意されている

(C)2010 Activision Publishing, Inc. Activision and Call of Duty are registered trademarks and Black Ops is a trademark of Activision Publishing, Inc. All rights reserved. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.

(2010年 11月 17日)

[Reported by 勝田哲也]