後藤圭二氏、島田フミカネ氏、末次誉亮氏、夢路キミコ氏、春乃壱氏らイラストレーターがパイロットのグラフィックスを描いている

　株式会社ベクターは、今冬サービス予定のカスタマイズロボットMMORPG「FULL METAL RIDE」のティザーサイトを公開し、同時にイメージPV、クローズドβテストのスケジュールを発表し、参加テスターの募集も開始した。

　「FULL METAL RIDE（フルメタルライド）」は、世界大戦の数百年後の世界を舞台に繰り広げられるSFロボットアクション。プレーヤーは同盟軍の一員としてロボット「メタルライド」に乗り込み、太陽系侵略を目論む正体不明の敵「Othello（オセロ）」と戦うこととなる。

　ゲームの魅力としては、搭乗するメタルライドの細かいカスタマイズと、ハイスピードで描かれる爽快なアクションが上げられる。また、後藤圭二氏をはじめとした実力派のイラストレータ諸氏が登場パイロットのグラフィックスを描いており、魅力的なキャラクターを生み出している点にも注目だろう。

　システムテストやサーバーの負荷テストなどを目的とした、クローズドβテストのテスター募集が行なわれる。11月11日15時から22日10時まで募集し、11月22日に当選者を発表。11月25日15時から29日15時までクローズドβテストが予定されている。テストへの参加人数は3,000名。参加はGAMESPACE24の会員であれば、βテスター募集ページから募集することができる。参加者多数の場合は抽選となる。

　なお、テスト終了後はゲームデータは初期化されるが、クローズドβテストおよび今後予定されるオープンβテストへの参加者には、正式サービス時に特典がプレゼントされる。

【ストーリー】

時は世界大戦の数100年後の宇宙世紀。機械とプログラムによって復興した地球が舞台である。 　人々の間では宇宙渡航技術が浸透し始め、一部の人々は宇宙へと生存場所を求め、その居住区域は銀河系の惑星全域へと広がっていった。 　そんなとき、ある惑星にて自己学習型の惑星プログラム「Othello（オセロ）」が発見され、ある者がそのプログラムを利用して、ハッキングや機械技術を活用してのテロ活動を開始した。惑星プログラム「Othello（オセロ）」を活用したテロ集団「オセロ軍」は、活動拠点を惑星全域へと拡大。惑星間を巻き込んだ大規模な紛争を巻き起こすこととなる。 　これを深刻とみた同盟軍は、オセロ軍に対抗するべく、エリート傭兵集団「FMR」を結成。 「Othello（オセロ）」 の解析と、 オセロ軍制圧のために動き出すことになる。 　同盟軍に所属するプレーヤーたちは、宇宙を支配しようと目論んでいるテロ集団を制圧するべく、自身のロボットに乗り込み、名誉や賞金、そして各プレーヤーの目的を達成するべく宇宙へと旅立つこととなる。

【プロモーションムービー】

■ チャールズ （イラストレーター：後藤圭二氏）

　幼少の頃より軍の施設で育つことになり、教育を受けているうちになんとなくパイロットになった。社交的ではないが人当たりはいい。癒し系の音楽やカヨウキョクと呼ばれる1980年代の歌が好き。趣味は音楽鑑賞。

■ バーバラ （イラストレーター：後藤圭二氏）

　状況把握能力に長けた元気娘。正義感が強くて超絶負けず嫌い。思ったことは何でも口にしてしまうところがあるが、直情的で純情。他のクルーよりも胸が若干小さいことを気にしている。趣味は漫画喫茶でまったり。

■ マーガレット （イラストレーター：後藤圭二氏）

　幼い頃から軍で英才教育を受けてきたエースパイロット。瞬間記憶技術が並外れて高く、1度目にしたものを次の瞬間には実行できるという超能力の持ち主。最近は日本のお城にぞっこん。お気に入りは白鷺城。趣味は城の模型作り。

　「FULL METAL RIDE」のゲームシステムの特徴のいくつかが公開された。プレーヤーはゲームのスタート時に16人のキャラクターの中から1人を選び、搭乗する機体も選択し、スタートすることとなる。

　前述の通り、魅力の1つはメタルライドのカスタマイズにある。色々と組み合わせ、自分だけのセッティングを行なうことが可能。また、武器も豊富に用意されており、遠距離用と近距離用の武器が用意されている。用途に合わせ、上手く使い分けることが勝利への近道となる。ゲージが溜まると必殺技の「フルドライブ」を放つことができる。この強力な技で、目の前の敵を一網打尽にすることができる。

　同作では「パイロットレベル」と「メタルライド（MR）レベル」が存在する。「MRレベル」が上がるとより上位の機体に乗り換えることができる。もちろん初期の機体でも4段階成長させることができるなど、遊びごたえのある内容となっているという。

　このほかにも「ポテンシャル（PTL）」という項目が用意されている。詳しくは不明だが、「PTL」はダイレクトに攻撃力に結びつくが、パイロットレベルやMRレベル、その他、機体の性能などにも左右されるため、「PTL」を意識したカスタマイズを心がけることが重要なのだという。

　まだまだその全貌は明らかにされておらず、今後も随時公開していくというので、楽しみなところだ。

【スクリーンショット】