任天堂、平成22年3月期第2四半期短信を発表
ニンテンドー3DSの販売予想はハード400万台、ソフト1,500万本
新しい切り札、ニンテンドー3DSを2011年2月26日に発売するとした岩田 聡代表取締役社長。為替損失分をどれだけ抑えられるかも次の四半期のカギになってくるだろう |
任天堂株式会社は10月28日、平成22年3月期第2四半期(4月1日~9月30日)における決算短信を発表した。第2四半期の売上高は33.7%減の3,631億円、営業利益は48%減の542億円。経常損失は41億、四半期の純損失は20億円の赤字となった。
減収について同社は、9月に発売されたDS「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」が日本において407万本売り上げたが、欧米ではまだ発売されていないことをはじめ、Wiiにおいては「スーパーマリオギャラクシー2」がワールドワイドで510万本を売り、「Wii Party」がミリオンセラーとなったものの、それぞれのハードをけん引するタイトルが少なかったこと、為替損益が621億円となったことを挙げている。この四半期でDSは669万台、ソフトは5,484万本、Wiiは497万台、6,521万本を販売したが、前年同期に比べて減少している。
2011年2月に発売を予定しているニンテンドー3DSの売り上げ予想に関しては、9月29日に発売日を発表した時点で発表した「業績予想の修正」時と同じく、3月31日までの期間でハードが400万台、ソフトが1,500万本となっている。ニンテンドーDS全体では2,350万台、ソフト全体では1億2,500万本と予想。Wiiに関しては1,750万台、ソフトは1億3,800本を予想している。
(2010年 10月 28日)